緋牡丹博徒作品一覧

  • 龍子
    完結
    -
    警視庁四課に所属する風祭龍子は、昇り龍の刺青を背負った美貌の女刑事。 居合抜きの達人であり、常に全力で暴力団と戦う彼女の前に、世界のコカイン市場独占を狙うS・A・C・Tの先遣隊として元やくざの今井が現れた。 日本中の暴力団を潰し、日本のコカイン流通をまとめ上げようとするその男の背中らにも、龍子と同じく天才彫師、2代目彫華が描いた刺青があった。 激闘の末に今井を倒した龍子の前に、天使の顔を持つ商社社長…実はS・A・C・T総帥・「サルバドール・ガラ・雪村」が現れた。 今井を倒した龍子に興味を持ったガラは、龍子の前に現れては、ただ自分の思うがままに龍子を翻弄する……。 そしてガラを追う龍子の支援に、はるばるアメリカから来日した米司法省麻薬取締局DEA捜査官ターニャ。 ガラに死の淵まで追い詰められた過去を持っていたターニャは、龍子と組んでガラの本拠地に殴り込みをかけていく! 龍子とターニャは、ガラとの命を懸けた闘いへとその身を投じていくのであった…!! かきざき和美先生のコメント 『この話は、東映任侠映画『緋牡丹博徒』シリーズとR・ベネディクトの『菊と刀』に影響されて描き出したもので、入れ墨、日本刀、居合いなど、以前から興味を持っていた事柄で味付けしながら、結構楽しんで描きました。』
  • あかんやつら 東映京都撮影所血風録
    4.8
    ヤクザとチャンバラ。熱き映画馬鹿たちの群像―― 型破りな錦之介の時代劇から、警察もヤクザも巻き込んだ「仁義なき戦い」撮影まで。 東映の伝説秘話を徹底取材したノンフィクション。 東映京都撮影所。『旗本退屈男』『仁義なき戦い』など名作誕生の場所には 破天荒な映画人たちの歴史がある。 破格のスター・中村錦之助、鬼と呼ばれた製作者・岡田茂、 「緋牡丹博徒」藤純子の心意気、照明。殺陣師ら裏方の職人たち――。 エロとヤクザとチャンバラと。熱き映画馬鹿たちを活写した決定版ノンフィクション。 解説・水道橋博士 【登場する主な作品】 「赤穂浪士」 「大菩薩峠」 「日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声」 「旗本退屈男」 「酔いどれ無双剣」 「幕末残酷物語」 「十三人の刺客」 「大殺陣」 「十兵衛暗殺剣」 「忍者狩り」 「宮本武蔵」 「緋牡丹博徒」 「仁義なき戦い」 「やくざの墓場 くちなしの花」 「北陸代理戦争」 「山口組三代目」 「柳生一族の陰謀」 「魔界転生」 「蒲田行進曲」 「鬼龍院花子の生涯」
  • 東映任侠映画120本斬り
    3.0
    1960年代後半から70年代にかけて、高度成長まっただ中の時代に、ヤクザの世界を描いた作品群が量産される。鶴田浩二、高倉健、藤純子、菅原文太などがスクリーン上で活躍する姿は一世を風靡した。それらの作品を同時代に見続けてきた著者が、その面白さの秘密を探る。『網走番外地』『日本俠客伝』『昭和残俠伝』『緋牡丹博徒』などの人気シリーズをはじめ、隠れた名作や傑作を再発見する!
  • やくざ映画入門(小学館新書)
    4.0
    『半沢直樹』の源流は「任侠映画」だった! コンプライアンス遵守が盛んに叫ばれる現代。かつて全盛を極めた「やくざ映画」の命脈も風前の灯火だ。しかし、その中は「組織論」「義理と人情」など、日本社会の本質を理解するカギがそこかしこに隠されている。 『仁義なき戦い』『人生劇場 飛車角』『博奕打ち 総長賭博』『緋牡丹博徒』『県警対組織暴力』--日本映画史に燦然と輝く名作を紐解きながら、難解と思われがちなこのジャンルの「歴史」「全体像」「楽しみ方」をわかりやすく解説。 なぜやくざ映画は、我々の心を掴んで離さないのか。不健全な作品にしか、救えない魂があるからだ。

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