籾殻作品一覧

  • 目からウロコ 「コメ」って こんなに誤解されているんだ!
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    1巻1,100円 (税込)
    コメを食べると肥満になる、糖尿病になりやすいなど、まるで避けるべき食品であるかのように扱われるコメの現状を憂う著者による、「ほんとうのコメとはなにか?」の解説書。「コメは産地と品種で選ぶべき?」「ほかの食品にはない特別な栄養素がある?」など、これまで知らなかった「本当のコメ」の姿を知り、その恩恵に浴して健康を取り戻すための基礎知識を、33の項目で解説する。 著者 雜賀慶二(さいか・けいじ) 1934年和歌山県生まれ。中学卒業後、家業の精米機ディーラーに就く。 1961年、コメの中から石粒を取り除く石抜選穀機を開発。それを機に(株)東洋精米機製作所を設立。60年以上に亘り、精米機器及びコメやその加工に関する研究など技術発明に従事し、その他の代表的な発明品には、トーヨー味度メーター、BG無洗米、金芽米、金芽ロウカット玄米など。2021年4月、生薬として重宝されてきた農作物や水産物によって人々を元気にし、年をとっても元気溌剌で働ける世に変える、いわゆる「医食同源」の社会実装による新たな社会の構築を目指し、一般財団法人医食同源生薬研究財団を設立、名誉会長に就任(翌年4月に公益財団法人に認定)。88歳の現在も東洋ライス(株)代表取締役、東京農業大学客員教授、一般社団法人日本SDGs協会名誉会長として活躍中。 目次 ◎はじめに ◎誤解1 「コメは加工の仕方で、人の健康に重大な影響を与える」なんて考えられない!? ◎誤解2 我が国の財政危機の主要原因はコメにある!? ◎誤解3 「コメには、ほかの食品にはない特別な栄養素がある」ってホント!? ◎誤解4 「栄養素は、副食(おかず)から摂れば十分」って思っていた! ◎誤解5 「未知の栄養素」なんてあり得ない、コメの栄養成分はすべて『七訂』に表示されている ◎誤解6 コメは炊き方で、人の健康に影響を与えるとは思えない ◎誤解7 コメの栄養素は「胚芽」にあるはず! ◎誤解8 「発芽玄米」についての誤解 ◎誤解9 「胚芽米」についての誤解 ◎誤解10 コメに虫が入っているのは、とんでもないことだ! ◎誤解11 コメにカビが生えるとは、とんでもないことだ! ◎誤解12 市販のコメよりも、農家から直接入手したコメの方が良い? ◎誤解13 米粒が小さいのは、美味しくないコメだ ◎誤解14 ブレンド米は、高級なコメではない ◎誤解15 糯米のような白い米粒入りのコメは、下級品である ◎誤解16 コメに石粒が混入していないのは当たり前だ ◎誤解17 臼と杵は、古代から精米をする道具だった ◎誤解18 古代人は玄米食をしていた ◎誤解19 玄米食とは、籾殻を剥いだだけの玄米を食べるものである ◎誤解20 玄米にはアブシジン酸があるので、玄米食は体に良くない ◎誤解21 玄米食は胃腸を傷めるから、玄米食は体に良くない ◎誤解22 玄米には農薬が残留しているから、玄米食は体に良くない ◎誤解23 コメを食べると肥満や糖尿病、高血糖になる!? ◎誤解24 コメは産地と品種で選ぶべきである ◎誤解25 精米した日付の新しいコメを選ぶべきである ◎誤解26 無洗米は、多忙な主婦を助けるために生まれた!? ◎誤解27 無洗米は美味しくない? ◎誤解28 コメの研ぎ汁の価値について ◎誤解29 「玄米」や「分つき米」よりも、「白米」の方が美味しい ◎誤解30 コメの健康効果を示すのに、エビデンスが必要!? ◎誤解31 コメのカロリーについて ◎誤解32 土壌菌とコメについて ◎誤解33 運動量と食べる量について ◎おわりに
  • りんご畑の12か月
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、りんご農家の1年を、美しい安曇野の自然とともに見せていく絵本です。季節の移ろい、そして暁の静けさや広大な星空のもと、作り手によってりんごがどのように育てられていくかが見事に描かれています。 全編が伯父から甥への手紙の形をとり、子どもにやさしく語りかける文体となっています。農作業のなかで感じる哀歓、自然の美しさと怖しさを、みずみずしい感性で描き上げる本作は、年少の読者から大人まで広くとらえる魅力をもっています。嵐を乗りこえて実った真っ赤なりんごの愛おしさ、収穫の歓びを追体験できるはずです。 巻末には、それぞれの場面の農作業の解説もあり、日常の食卓にのるりんごが、いかに多くの愛情を注がれて作られているかを実感させてくれます。また本作は、困難を極めると言われる、りんごの低農薬栽培に取り組む中武氏によって描かれているだけに、どんなに手間がかかっても、食の安全を担うものとしての誇りがにじみ出ています。美しさとおもしろさに加え、食育、環境教育にも最適の内容となっていると考えます。 <あらすじ> 冬――始発電車の動き出すころ。やすおじさんは、まだまっくらな中、働き始めます。りんご畑の土は凍っていて、木の枝も固い。パチンパチンと剪定する手が痛みます。 緑が芽吹き、りんごの白い花が咲くと安曇野にも春がやってきたと実感します。けれど、こわいのは遅霜。籾殻を焚いて、りんごの木々を暖めてやります。 夏は、農薬をほとんどつかわないので、毎日が草との戦い。草の生命力はほんとうに凄い。仕事がおわり、ふと見上げると空いっぱいに広がる天の川。 そして、秋。りんごが丸々とふとってくるのを見るのは、楽しい。けれど、怖ろしいのは台風。明日、直撃の予報がでています。でも、何もできないのです。被害が出ないことを祈りながら……。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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