特発性作品一覧

  • ムゲンのi : 上
    3.9
    眠りから醒めない謎の病気〈特発性嗜眠症候群〉通称イレスという難病の患者を3人も同時に担当することになった神経内科医の識名愛衣。治療法に悩んでいたのだが、沖縄の霊能力者・ユタである祖母の助言により、魂の救済〈マブイグミ〉をすれば患者を目覚めさせられると知る。愛衣は祖母から受け継いだユタの力を使って患者の〈夢幻の世界〉に飛び込み、魂の分身〈うさぎ猫のククル〉と一緒にマブイグミに挑む――。本屋大賞にノミネートされた超大作ミステリー、待望の文庫化!
  • 空色パンデミック 1
    完結
    -
    特発性大脳覚醒病。通称―――空想病。主人子の仲西景は、高校受験当日に空想病患者の女の子と遭遇。「見つけたわよ、ピエロ・ザ・リッパー!」と駅の構内で突きつけられたのはバット。奪われてしまったのは唇と平穏。空想病患者の穂高結衣が仲西景を、彼女の空想世界に大いに巻き込んでいく、ファミ通文庫原作の人気作品コミカライズ第1巻! 〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉
  • 「特発性側弯症」の原因と治し方 装具と手術への警鐘
    -
    「特発性側弯症」の革新的見解。医学の常識をいったん脇へおき、あらゆる角度からの研究と著者自らの臨床経験を通して解明した「側弯化の真実」および、「正しい治療」へのアプローチを伝えます。医学界では長年、この病気は「原因不明」で、仮に学校の集団検診で早期発見ができて病院へ行ったとしても、医師から告げられるのは「経過観察」のみ。症状が進行したら、装具を付けるか生涯にわたってリスクの大きい手術しか対処方法はないとされてきたのです。しかし、背骨の側弯化には一人ひとり個別の原因があり、それは日々の姿勢や歩き方のクセ、歩行や運動時間の減少といった、いわば「生活習慣」にあることを突き止めました。これらが蓄積されていく過程で、背骨の歪みは生じていたのです。側弯化の真実とは、「小さな力×長時間×繰り返し→変形」。原因となっている生活習慣を取り除くことで、時間はかかっても改善・完治への道のりを辿ることができます。
  • ポンコツズイ 都立駒込病院 血液内科病棟の4年間
    4.3
    33歳の夏、突然血液難病にかかったアパレル女子が綴る、ダサくて、弱くて、もがきあがく、“かなりカッコ悪い”骨髄移植ノンフィクション。2011年、止まらない出血、治りにくい紫斑、息切れ、頭痛、微熱などに悩まされる。意を決して血液検査をしたところ、100万人に5人の確率で発症する「特発性再生不良性貧血」あることが判明。この病気は、「骨髄で血液(血球類)の生産がなんらかの理由でできなくなる。その結果、体内に酸素が送れなくなり、免疫力も落ち、出血も止まらなくなり、放置しておくと死に至る」という自己免疫疾患。発見時で「最重症(ステージ5)」、三途の川を渡りきる一歩手前。そして体験した、都立駒込病院血液内科病棟への入院、さまざまな検査、家族との確執、ウサギからつくられた抗体の注入(ウサギ証明書発行)、抗がん剤投与、骨髄移植、襲いかかる副作用、激太りと激やせ、おカネのこと、失ったもの・得たもの、など……。4年間にわたる闘病生活で見たこと聞いたこと感じたことのすべてを書き記す。現在も朝12種類、昼3種類、夜5種類の薬を飲み、ポンコツの体を抱え、できないことだらけの日常を明るく笑い飛ばしながら、しぶとく人生を謳歌中。
  • よくわかるiNPH(特発性正常圧水頭症)
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    特発性正常圧水頭症とは、なんらかの原因で脳脊髄液(髄液)がたまりすぎ脳が圧迫される病気です。歩行障害、頻尿、認知症を主な症状とし、正しい診断を受け、適切な対処をすると症状が改善されます。アルツハイマー型認知症などと合併している場合でも、特発性正常圧水頭症を治療し転倒しやすさや尿失禁などの症状が改善されることで、介護負担が減ったり、生活の質が高まったりします。 しかし、歩きにくい、トイレが近い、ぼーっとするなどが症状の病気はほかにもあり、高齢者がこのような状態になっても特発性正常圧水頭症だと気づかないことも少なくありません。 本書は特発性正常圧水頭症にはやく気づき、適切な治療を受けるための病気の基礎知識や、診断のための検査方法、治療法、シャント術後の過ごし方などを、ケーススタディもまじえながら詳しくわかりやすく解説します。

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