日本書紀作品一覧

  • 六四五年への過去わたり 平城の氷と飛鳥の炎
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    平城京に置かれ、占い・天文・時・暦にたずさわる部署、陰陽寮。天文博士のもとで星図をかく星読みの青年、言祝にはとくべつの秘めた務めがあった。 大化の改新がはじまる直前まで、飛鳥の地には、『日本書紀』をまとめるために欠かせない書物があったという。蘇我氏が滅びる乙巳の変によって、一族とともに焼失したそれを探しだし、炎にまかれる直前に持ちかえってくるようにとの命を受けた言祝。ありかをつきとめるため、蘇我の邸にまぎれこませる女の子として、言祝が見こんだ少女、沙々。 平城京と飛鳥、およそ70年離れた時をこえて過去わたりをする二人に訪れた結末は……。
  • 倭国と日本古代史の謎
    4.0
    律令制国家の成立という予定調和的な日本の歴史は本物なのか?国家創生の正史といわれてきた『日本書紀』の内部矛盾や、外国史書や考古学の新たな発見から、古代史から消された真の帝王や九州王朝を浮かび上がらせ大和王権の陰謀の真相を暴く!!
  • イザナギ・イザナミ 倭の国から日本へ 1
    -
    『古事記』や『日本書紀』は、何を伝えようとしているのか。記紀の世界を暦年で綴る物語。紀元前82~62年。春秋戦国時代、祖国を滅ぼされた倭人達は、朝鮮半島南部にたどり着いた。その一部は、日本列島各地に倭人の国を築く。倭人の宗主国を自任する「高天原」。瀬戸内海を囲む「葦原中国」。イザナギとイザナミの運命は……。古代史の謎にせまる歴史小説、『倭の国から日本へ』第1巻。

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