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  • 「佐野常民」の思想――長崎海軍伝習所時代の手書き記録「安政日記」から読み解く
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    本書は、近代日本比較文化史の研究および文章論のスペシャリストとして注目を浴びている文学博士、西田みどりの真骨頂、日本海軍の基礎づくりに尽力するとともに日本赤十字の創始者として知られる佐野常民(さのつねたみ、1823-1902年)の思想を明らかにした論文。収録した論文は、佐野常民の半生、長崎海軍伝習所時代の手書き記録「安政日記」から読み解いた、幕末佐賀藩の科学技術、精煉方の創設、科学研究と技術、長崎海軍伝習所時代、沈没した蘭商船と飛雲丸帆柱、勝海舟と永持亨次郎の状況認識、「藩弊刷新及軍制の改革建白」にみる佐野常民の思想に迫ったもの(初出:『日本近代化の比較文化的研究』(大正大学比較文化研究所2007年)。佐野常民は幕末の佐賀藩士として明治維新をまたにかけて活躍した群雄の重要人物。近代日本の確立に多大な貢献と実績を遺した賢人の一人。因みに著者は、「『まこと』と『救世主』―久米邦武の比較文化論」(初出:「中外日報」連載、2007年3月6日号~3月17日号)の論文で、近代日本の宗教・思想界に影響を与えたジャーナリスト真渓涙骨を記念して設立された「2006年中外日報社・第3回涙骨賞」を受賞(当時の涙骨賞選考委員は、山折哲雄氏と中沢新一氏)している。
  • 自分にとって最高の趣味を見つける方法 あなたの人生が輝き出す。10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 この本を手に取ったあなたには今趣味と呼べるものはあるだろうか?ないとしたら何故自分には趣味がないのだろうか?とか、趣味を持つ利点とは何なのか?と考えたりするかもしれない。 因みに著者である私は多趣味である。 ざっと趣味を挙げるだけでも 「プロレス観戦、読書、時代劇鑑賞、一人旅行、学生帽を被る事、カラオケで歌う事(主に昭和歌謡)、 着物を着る事、講談を習う事、漢詩を作る事、自転車に乗る事、文章を書く事、論語を読む事、漢検諸々の資格試験の勉強」 等々、凡そ十種類以上の趣味を現在では持っている。 程度の差はあれ皆私が好きな分野であるから、飽きる事なくこの趣味は続いてきていると言える。 そして趣味とは何より人生を豊かにするものだと私は思っている。 実際私はこれらの趣味を持った事で「生まれてきて本当に良かったなぁ」と思えている。 なのでこの本では私がどのようにしてそれらの趣味を見つけたのか?と云う事も踏まえて、 趣味の見つけ方と云うものを一通り解説してみたいと思っている。 是非ともお付き合い頂きたい。 【目次】 孤独を感じても、好きなものは貫き通すべきである 友達からの刺激が新たな趣味を見つける契機となる 仕事が趣味であり、趣味が仕事となる場合もあるかもしれない どうか好奇心を捨てないで欲しい お金の掛かる趣味を一つ持つより、お金の掛からない趣味をいくつか持っている方がお得かもしれない 好きな事が関連して新たに好きな事が見つかり、それが趣味となる場合もある 個性は摩擦の中から生まれる どんなにマニアックでマイナーな事でもSNSがあれば、仲間は増やせる 自分探しの旅に出てみるのもアリかもしれない どうしても趣味が見つけられないと云う人へ 【著者紹介】 ジャッキー根本(ジャッキーネモト) 1992年生まれ。 高校在学中からプロレスラーを目指し、養成所にも通ったもののデビューには至らず。 23歳の時に芥川賞作家西村賢太の「苦役列車」を読み、小説にハマり読書が趣味となった。 以来、自分でも文章を書いてお金を稼いでみたいと思い、ライターの仕事を始めた。 現在「WEBライター・ジャッキー根本チャンネル」というYouTubeチャンネルを開設しています。 良ければチャンネル登録をお願いします。
  • 定年まで耐えますか?それとも今、転職しますか?~転職を決断できる実用書~10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の18ページ程度) 【書籍説明】 個人が八十年生きると仮定しよう。 早い人であれば十代半ば、遅くとも大学卒業後には職へ就くようになる。 定年を迎えるまで四十年以上を一つの会社で過ごすと考えると、人生の半分を就業に費やすこととなる。 一度きりの人生、転職を考える人も勿論いることだろう。 因みに筆者は、本書を執筆するまで三度転職を経験し、三度目の転職で自分の人生を捧げられる会社に出会えた。 故に転職においては細かくアドバイスができることと思う。 決意を固め清く辞めた会社もあれば、ほぼ逃げるように去った会社もある。 初めて転職をおこなった際、スキルアップにはそれが一番手っ取り早いと思っていたが、後々本当に正しい選択をしたのかと自問自答し悩んだこともある。 本書は、今まさに転職をしようと考えている人、転職をしようにも方法がわからない人、転職をすることに引け目を感じて第一歩を踏み出せない人に向けて執筆されたものである。 筆者の経験やアドバイスが、転職という人生の第一歩を踏み出すきっかけや後押しになれば幸いだ。 【目次】 転職は悪いことではない 筆者の転職経験談と経験から学ぶ求人要項の注意点 ハローワークの利用方法と仕事の探しのアドバイス 三年ルールに捕らわれるな 職歴の話 ブラック企業とは ブラック企業診断 まとめ 【著者紹介】 袴田未来(ハカマダミライ) 1991(平成3)年、静岡生れ。掛川工業高等学校卒業、建設業界を経てアウトソーシング業界に。自由思想であり、異業種への転職に挑戦した動機は「おもしろそうだから」という理由のみ。 現役の営業マンであるが、営業の他に事務も兼務している。趣味は目的のない旅をすることや、変わったものを食すことである。 本書の他に、上司との付き合い方や折れない心の作り方をテーマに執筆したものがある。
  • 日本を揺るがした三巨頭
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    児玉、小佐野、角栄!闇社会&表社会の巴戦! 児玉誉士夫(1911年、福島生まれ)、小佐野賢治(1917年、山梨生まれ)、田中角栄(1918年、新潟生まれ)。この三者に共通するのは、出自が貧困で学歴がないこと。児玉の父親は「賊軍」二本松藩の御典医。明治維新後、政治家になり無一文に。小佐野の父親は山梨・勝沼の小作人、「戸のない家」と呼ばれた。田中の父親は新潟・西山町の馬喰。因みに児玉は全ての知識は青年期の度重なる刑務所生活の読書で身に着けた。 太平洋戦争中、児玉機関を名乗り、大陸で海軍の戦略物質を大量に買い集め、敗戦後は、それをもとに鳩山一郎に数千億円を提供。小佐野は闇物質の買い占めと戦争で疲弊した名企業の乗っ取りなどで、政商として名をなす。田中は獄中立候補で国会へ、数々の政権抗争に勝利し、今太閤といわれた宰相となる。田中のカネは小佐野が支えたが、三者三様で日本を表と裏から支配した。三人の終焉は、ロッキード事件であった。

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