るりのワンピース 講談社作品一覧

  • るりのワンピース
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    1巻1,265円 (税込)
    もうすぐたんじょう日のるりは、自分の名前と同じ色のワンピースを探しにお母さんとデパートへ。 講談社児童文学新人賞入賞作「あおいの世界」でデビューした花里真希と「はりねずみのルーチカ」の北見葉胡の描く魔法のデパートの世界。 認知症になってしまったおばあちゃんと約束したワンピースを探しにデパートへ行き、そこでお母さんとはぐれた主人公の「るり」をきつねの紳士がいろんなフロアにエスコートする、デパート版「不思議の国のアリス」のような楽しい作品です。 エレベーターには、だれものっていません。 (のっちゃおうかな、でもな、どうしようかな。) るりがもじもじしていたら、エレベーターのとびらが、とじたり、ひらいたりしました。 まるで「早くのって」と言っているようです。 デパートは、何階建てなのかわからないくらい、大きな建物でした。 「ほんとに大きいね。」 「まいごにならないように、しっかり手をつないでいようね。」 お母さんは、るりの手をぎゅっとにぎりました。 象でも通れそうな大きな入り口の横に、案内板がありました。ーー本文より。 もくじ うさぎの人形のワンピース  デパートへ   きつねのしんし   くつの山   おしゃれな白ねこ   るり色の布   きつねのしんし、ふたたび   お母さんといっしょに

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