詠月文庫作品一覧

  • バイバイ、わたしの青い波
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    穂高、彼のことを思うと心が温かくなり、なぜか陽菜の中に青い波が立ち始める。 転校した学校は、同じクラスの睦美とは仲良くなれたが、あまり居心地が良くなかった。ふとした瞬間、なぜか穂高を思い出す。そのせいもあってか、ある夜、彼に会う夢を見る。 その夢の中で、陽菜は返事をできなかったことに後悔の念を抱く。そして陽菜は彼がいるスタジアムへと向かうことに――。

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  • 船乗りだった君に捧ぐ
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    レブンブルーと呼ばれる礼文島の海を見に、わたしは北海道へ行く。稚内から船に乗り、海を眺めながら礼文島へ向かう。ところどころで船乗りだった君の手紙を思い出し、ある思いを秘めながら思い出の君と共にわたしは旅をする。

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  • 掌編集 流星マエストロ
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    誰かが見つけるショートショート集。タイトル先行で書いた掌編たち。ある意味エピタフ。そこに刻んだ銘は「tu fui ego eris」あたり――掌編3篇を収録。

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  • あの頃は、日々がきらきら輝いていた。
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    未来に前向きに進めずにいる佐伯柚紀は、きらきら輝いていた高校時代を思い出す。あの頃は、幼馴染みの大翔と大好きだった司がいた。その中心にはサッカーがあった。サッカーは、柚紀にいろいろな世界を見せてくれた。大好きだった司と共に……。

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  • ユミ&ソウスケ ふたりはまほうつかい!
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    ユミは6さいのまじょです。おとうとのソウスケは3さいのまほうつかいです。ふたりはきょうもあさから、まほうをいっぱいつかいます!子供の夢がたくさん詰まった童話です。

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  • 幻の伝統料理
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    貧しい暮らしをしている母娘。母親は、いつも我慢させている娘に美味しいものを食べさせてあげようと、ある料亭を見つけて出かけました。 その料亭はとても立派で、出てくる料理は美しい上にどれも美味しいものばかりでした。母娘はその料理を堪能しますが、妙な風習にも出くわしました。料理を食べ終わると、娘はトイレ行きました。そのトイレを出ようとしたとき、娘は女将たちの話を偶然聞いてしまいます。その話を聞いた娘は……。他二編収録。

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  • 金糸雀色の譚詩曲《バラード》
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    香坂彩葉は、ピアノが大好きな高校生だった。ある日、初恋の男の子に似た男子生徒と音楽室で出会う。その男子生徒は、なんと初恋の男の子の双子の弟だった。彼の圧倒的なピアノ演奏に、彩葉は自分のピアノの才能に限界を感じ、さらに進路に迷う。恋に進路に悩む彩葉の決断は……。 ピアノとともに紡がれていく青春小説。

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  • りんご守の一族
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    ネコ社会に投げ込まれた子犬ハル。自分だけが違うということでいじめられ、悩みます。ある日、ハルはフジタさんに出会いました。フジタさんはりんご園の主です。フジタさんはハルの新しい家族になりました。そのフジタさんのりんご園で、ハルはりんごと子ネコたちと一緒に成長していきます。

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  • ふうちゃんとそら豆のベッド
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    ふうちゃん&にぃちゃん先生の、ほのぼのとした不思議なお話。にぃちゃん先生は天才物理学者、若い理学博士。いろんな発明や研究をしています。パグ犬ふうちゃんは、にぃちゃん先生の有望な助手?! 「ふうちゃんとそら豆のベッド」は、ある日そら豆を食べてふうちゃんが思ったこと。にぃちゃん先生は、その頭脳で作り上げます。それは、すっかりふうちゃんのお気に入りとなり……。 「ふうちゃんの宿題」「ふうちゃんとイルカのドルフィー」「ふうちゃんとくじらのウォール」の全4編。

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  • アフェアー見えなくなったモノを求めてー
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    来栖明日見は、自分の一部だったような彼・高遠快生との関係が突然断たれてしまう。その時の穴が数年経っても埋められず、その穴を埋める何かを求めて彼と語り合ったギリシャへ旅立つ。 そのギリシャの地には、やはり何かを求めてやって来た二人の女性がいた。その二人の女性と出会った明日見は、しばらく彼女らと一緒に旅をすることになる……。

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  • 詩集『詩の花束 ― a Poetic Bouquet ―』
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    言葉を詩に編み、一編一編の詩を花のように束ねていった詩集。 美しい花を花束にするには、水揚げや下葉取り、棘取りなどが必要。 詩も復然り。 花に当たる詩もあれば、葉に当たる詩もある。 花束は花と葉の調和でさらに匂いたつ……。

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  • 歌集『フォトジェニック』
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    東京はグラデーションの街なりほんのり混ぜて新しくなる コーヒーの香りただよう窓辺にてぼんやりと待つ雪の日の朝 瀬戸内のレモンを齧るその一瞬気だるい夏が爽やかになる 二次元におさまりきれないフォトジェニックの部分、空気・情感を歌う。

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  • ペガサスの泉
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    1巻330円 (税込)
    星野郁は小説家を目指す23歳のフリーライターだ。 ある日、中学の同級生である瀧本霜介から連絡があった。霜介は郁に、「一緒に小説家をやらないか」と持ちかける。 『こちらは、【ペガサスの泉】です。わたしたちと一緒に、一冊の本を作りませんか? 「一生に一度は本を出したい」。そんなあなたの夢を実現します』 霜介は、ゴーストライターに小説を書かせて、自分たちの作品として発表しようと言うのだ。 作家になりたい青年が、作家になりたいあまり、破滅へと向かっていく物語。

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  • 二人で紡ぐジャパネスク
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    雪庵流華道家元の娘・東雲藤乃は、あるデパートで偶然に見た書作品に一目惚れする。そんな中、看板屋と名のる青年、月岡清光が仕事の依頼を受け東雲家に訪れた。その青年があの書作品の作家と知った藤乃は、さらに清光に惹かれていく。しかし、気になる彼には親しい女性がいた……。そして藤乃は、老舗旅館の若旦那からプロポーズされる。

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  • 赤い月はもう見ない きみと過ごした二十年、そこから五年
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    阪神大震災のとき少女だったわたし日菜。父と愛犬エリは震災の犠牲になり、前を向けないままの人生を10歳下の弟幸多がいつも手を繋いで歩いてくれる。 弟と、それぞれ傷を抱えながらも優しい職場の人に囲まれようやく見つけた自分の居場所。しかし、ほどなく訪れる二度目の別れ。 目の前の火事、目の前で失われてゆくかけがえのない命、味わったことのない揺れ――傷を抱えて立ち直れない人々の哀しみと、それでも前に進まなければならない現実。家族と愛する犬を喪った人々が集まる場所での優しい奇跡と別れを描く

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  • 滄浪の歌のように
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    渡辺真依は就職氷河期にあって大企業に就職したいわゆる勝ち組女子である。社内では「見た目は可愛いお嬢さん。でも、中身はスカートをはいた男」と言われるほどバリバリ働いていた。しかし、日々増えていく業務を無理してこなしていくうちに、健康面に不安が出てきて、ついに転職を決意する。転職先では、これまで知ることもなかった社会の負の部分に直面する。生きにくい世の中をどう生きていくべきか、真依は悩み始める。ふと淀川を眺めているうちに、ある詩を思い出す。

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  • 今日好きになる色
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    一瞬で消えてしまう風景や感覚を、言葉の中に閉じ込めた詩集。小説とは違う世界を楽しみたい方、小説を読むのに疲れた方など、ちょっとひと息入れてみませんか?

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  • ショートの欠片
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    有りそうで無さそうな、無さそうで有りそうな話。あなたのすぐ隣に、側に、驚くようなことや不思議なことが転がっているかもしれません。そんな身近にある話を詰め込んだ、モザイク画のようなショートショート集。「雪魔神」「風邪引き」「コンカツ」など、全十三編。

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  • デラシネ【original】
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    青樹知哉はWEB上では人気絵師として、大学生としては「アニ研部員」として過ごしていた。行けなかった国立美大への憧れが薄れて、現状への慣れが出始めた頃に高校の時に恋心を持っていた一条葵と再会する。美大へと進んだ葵だが、彼女はプレッシャーに押しつぶされていた。彼女を助けるためにあおき大王が取った行動とは――。等身大の青春を書いた作品。

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  • 幸子
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    私と幸子は高校の同級生で、互いに愛し合っていた。しかし、初恋は甘く、切ないもの。夢に向かって共に歩んでいた私たちも例外ではなく、結婚を目前に、ささいなことから別れてしまった。だが、互いを信じ、「きっとまた笑顔で会える」、その時まで、それぞれの目標に向かって生きてきた。 運良く再会、しかし、病魔が幸子を襲う…

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  • コスモスの花咲く頃に
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    1巻495円 (税込)
    ある日病院に行った紗希が診察室に入ると、 そこには高校時代に付き合っていた元彼の哲也が待ち構えていた。 驚きと共に懐かしさをおぼえた二人であったが、 その時の検査により紗希の身にある重大な病を発見してしまう事になる! これによりこの病と懸命に戦っていく事となる紗希であったが……

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  • 月にかかる虹
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    和泉と絵は血のつながらない姉弟で、家庭の事情により二人暮らしをしていた。そんなある日、父親の訃報が届く。今まで穏やかに暮らしていた生活が、絵を引き取りたいと言ってやって来た絵の親族に壊され始める。絵の幸せを考え、自分の心と葛藤する和泉。最後、和泉が下した決断とは……

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  • クロッシング・ラブ
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    平成の時代に入り、日本ではバブルが弾け、徐々にCDの売れ行きが落ち込み始め、書店等の売り上げも下がり、失われた二十年と言われていた。そんな中でも、四人の若者達は仕事に打ち込み、恋愛にも真剣に向き合い、青春を謳歌していた。仕事で成功するとは? プライベートと仕事との両立。最後には心温まるハッピーエンドの作品です。

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  • 恩師に捧げる愛~あなたのことは決して忘れない~
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    誰にでもある、若き日に憧れた恩師。それが異性となると思い込みも一入。 人生の生きる道しるべとなった、看護師の綾乃さん、終生の憧れだった郁子先生。その二人が死の間際、に主人公に明かした真実とは… 心にしみる「綾乃さん」、「郁子先生」の二話を収録した「恩師に捧げる愛~あなたのことは決して忘れない~」、どうぞハンカチを用意してお読みください。

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  • ワンコが我が家にやって来た
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    ある日突然、お父さんが犬を飼うと言い出した。小学五年生の僕は呆けないようにとお祖父ちゃんと一緒に可愛い子犬との生活を新たにスタートさせる。その子犬の名前はラッキー。お父さんがそう名付けた。初めて犬を飼う僕にとっては戸惑うことが多いけれど、可愛い子犬と、お祖父ちゃんとお母さんやお父さんとハラハラドキドキしながら毎日ラッキーと一緒の生活を楽しむ。やがて子犬だったラッキーは大きく成長するのだけれど、お祖父ちゃんはついにその身体を癌に蝕まれてしまう。 ほっこりと暖かい家族のぬくもりを描いた短編ヒューマンドラマです。

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  • デザイア~君に焦がれた僕~
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    大学受験を控えていた高橋薫は同級生の夏目千草がロックバーでアルバイトしていることを知り、ロックに関心を持つと共に、千草に惹かれ始める。千草はミュージシャンを志していて、バンドを組み、自分でもギターで作曲をしている。そんな千草に思いも寄らない事件が起きてしまう。薫は受験に現役で合格するものの、千草への片思いを募らせながら、大学での退屈な日々を過ごしていた。 寂しさを感じているあなたに是非お読みいただきたい短編恋愛小説です!

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  • たんぽぽぽん
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    「里の秋」の詩人としてしられる故・斎藤信夫主宰の「花馬車」の後継誌、浅川ただとも主宰の「花時計」(廃刊)に発表された作品群に、新たな作品を加えた横尾湖衣の童謡詩集です。ITの時代にこそ、心なごむ「童謡詩」はいかがでしょうか? まっかな まっかな もみじが 小さなお手て ふっている 秋のおわりを つげながら 静かに 静かに 消えてゆく 秋はあか色 あかね色    (「秋はあか色あかね色」より

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  • 水の都、蘇州の恋
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    仕事を辞めた水波綾江は、同じく仕事を辞めた親友・友香と中国旅行へ行く。途中、綾江は友香と別れ、ひとり蘇州へ行く。そこで陸浩宇という男性と出会う。中国に詳しい彼を案内人として、一緒に蘇州観光をすることになって……。綾江は次第に浩宇に惹かれていく。他二篇(「吐魯番の果実」「牡丹の花」)

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  • 鳥になった木蓮の花
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    50年前に大きな地震があり、津波に祖母がさらわれた。祖父は祖母が帰ってくると信じ、祖母が植えた木蓮を枯れてしまってもずっと庭に残していた。ある日、その木蓮……。 表題作「鳥になった木蓮の花」の他、「お日さまとお月さま」「ドングリ君のお仕事」「大きなさかな」「かぼちゃくんの宅急便」「比丘林《ビクバヤシ》」「シャチのルル」の全7篇。

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  • 手からこぼれるひと雫の恋
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    恋に、仕事に、趣味にと、日々を忙しく生きる現代の女性たち。街を颯爽と足早に歩いたり、いろいろ悩んだり、時間に追われる毎日です。しかし、忙しさの中でも花に触れたり、空を眺めたり、時には旅に出たりもしています。そんな現代女性の繊細な心を掬い取り、短歌という詩形にぎゅっと詰め込んでみた歌集です。

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  • 妖精たちの七不思議 妖精たちと畜本機
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    赤いバラの妖精レトロさんとヒマワリの妖精ミライさんは、「すこやか花育ランド」で暮らす元気な男の子。花育ランドの管理人でもある「ほのぼの博士」の不思議な研究に巻き込まれて、冒険に出発!気づいたらあなたもきっと博士の心の中。読めば読むほど楽しくなってくる…はず!

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  • 雨の向こう
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    花が大地に 咲きあふれる 草原に吹く 夏色の風 違う時違う場所で 生まれた二人 どうして出会ったの あなたとわたし なぜ なぜ 空は青いの  ねぇ あなた なぜ なぜ 海は深いの  ねぇ あなた             「緑なるあなた」より 詩は人の心。切ない心だったり、嬉しい心だったりなど、いろいろな人の心。だからこそ、それぞれの人の中にある思いと思いがつながって広がっていくのだと思う。

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  • 人魚の恋
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    小さい頃に読んだ『人魚姫』のお話。それはアンデルセンが書いた昔々のお話。小さい頃には気付かなかったその奥にある人魚姫のつらさ。自分を人魚に見立てて、恋する心情を短歌に詠んでいく恋の歌物語。歌から広がっていく透明な世界観。現代の人魚の恋の行方は……。歌集のようで歌集ではないような物語。

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  • かたしろ
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    中学三年の冬休み、恭子は部活顧問の先生と、二人きりで旅に出た。 行く先々の風景を、先生はカメラに収める。 恭子は懸命に、その手助けをした。 中学教師とその生徒の二人旅。 それを世間がなんというか考えもせず旅を続ける恭子に、現実という嵐が襲い掛かる。 少女、恭子の淡い思いを深く静かに綴る物語

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  • 春の川岸
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    兄である春雪を好きになってしまった桜子はその恋に悩んでいた。その大好きな兄にもう一度ピアノを弾いてほしいと願い、ピアノを弾き続けていた桜子はもう一人の天才・杉原和音と出会う。和音と付き合うことになり、彼のことが好きなのに、まだ春雪に心がゆれてしまう自分がいて悩む。そして、圧倒的な和音の才能の前に一抹の不安を覚える。 二人の天才ピアニストの間でゆれる桜子の進む道は……

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  • 君は幸福の果実
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    りんご畑に暮らす男の子「りん」は、おじいさんの前にしか現れないりんごの精。しかし、おじいさんは病魔に冒され急死してしまう。おじいさん亡き後、残された家族の関係は軋みはじめた。そんな家族の前に姿を現した「りん」は、おじいさんと交わした約束を守るために…… ばらばらになりかけた家族が、絆を取り戻してく物語。

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  • 人魚とセイレーンと虚像の王子。
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    【収録作品】 ・とある港町の神社にて…神様にもいろんな親子があるのです。 ・人魚とセイレーンと虚像の王子。…伝説の生き物が伝説どおりとは限りません。 ・おれの高校はヘンな奴ばかりなんだが、世の中こんなものか?…あなたの母校は大丈夫? ・謎だらけ…あなたの体は大丈夫?

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  • 涙が枯れるその時に
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    視覚で詩の雰囲気を楽しめます。詩に馴染みの無い方でも、気軽に手に取って頂きたいという思いを込めました。 新しい環境下で辛い時や気持ちが沈んでいる時、日々の小さなストレスの蓄積で涙も出ないほど疲れた時……そんな時こそ、手に取って頂き癒しを感じて頂けるような一冊にしたいと仕上げました。 いつも頑張っている方にこそ、届けたい。気持ちに寄り添いたい。そんな存在の詩集です。
  • 裏と表と オモテとウラと
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    人は心にふたつの顔を持っている。 心が不安定になると裏の顔になる人も、普段が裏の顔だという人もいるかもしれない。 表の顔も裏の顔も、建前も本音も、表と裏でひとつ。 どんなことも、捉えかた次第なのかもしれない。 そう思えば、すこしは気楽になるかもしれない。 そんな思いを込めた詩集「裏と表と オモテとウラと」。

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  • 夢蜘蛛
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    夢の中に現れた美しい女、彼女は僕のタナトスに巣食う一匹の女郎蜘蛛なのだ。それを知りながら、僕は彼女との愛におぼれてゆく……その愛情まで喰らい尽くされるのだと知りながら……

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  • 短編集1 積み上げられたアルバムと煙草の角度
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    WEB公開時のものに加筆修正を加え、新しく書き下ろした掌編を一篇加えた、短編集第一弾です。 ・青空……ぼくと家族のショートショート。 ・夏と塩素ときみ……彼女と彼女のショートショート。 ・夕日……まぶしい夕日のショートショート。 ・男ワープ……そらに浮かぶショートショート。 ・夜道……夜と鳥居のショートショート。 ・積み上げられたアルバムと煙草の角度……絶望と希望のショートショート。 ・夜明け……遥か彼方のショートショート。

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  • ゆりにとっての99
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    決まらない進路と、友人が遠くなっていく不安を抱えたひとりの女子高生。今までは友人と同じでいることが彼女の安心だった。だが、次第に自分の道を見つけていく友人たちに、彼女は焦りを感じる。そんな彼女が、友人のマネをするように興味を持ったのは、アルバイトだった。  今まで、周囲に流され生きてきたひとりの女子高生が、転機を迎える。彼女は、自らの未来を切り開こうと変わっていく。  彼女を変えたものとは?  これは、彼女と彼女を応援する人々を描いた短編小説

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