ナツ之えだまめ - フルール文庫 ブルーライン作品一覧
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4.6【電子書籍限定短編】雪に閉ざされた極寒の地で触れたあいつの肌が優しくて、熱くて――研究者として南極越冬隊に参加した狩野は、同僚の亜久津と関係を持って以来、彼の足音を聞くだけで疼いてしまう自分の身体に気づく。亜久津のことが好きだ――そう自覚したときには遅く、再会した彼はまるであの濃密な夜を忘れてしまったかのようにそっけなくて……。
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4.0
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3.9「一週間、あんたの身体を俺にください。大丈夫、ちゃんと快楽を仕込んであげます――」それが、宮本高良の勤める広告会社・鳳翔堂の一大プロジェクトに、コピーライターの長嶺祐也が協力する条件だった。かつての後輩である長嶺のみだらな調教に導かれて知る絶頂に、戸惑いながらも溺れていく高良。だが、「好きなんです」高良に触れながら苦しそうに言う長嶺の真意が読めなくて――。恋情に囚われた7日間の契約のゆくえは?
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3.9彼はいつも、自分を見ていた――。魅力あふれる取引先の男・貴船笙一郎に、突然エレベーターでうなじに口づけられた佐々木伊織。その熱を忘れようとしても、貴船の手が、指が、唇が、伊織の身体に悦楽を刻み込んでいく。深い快楽を身体が知っても、逢瀬の合間に愛をささやく彼の心だけが見えない……。貴船の手慣れた愛撫ゆえに彼の言葉を信じられない伊織が取った行動は? 相手のすべてが欲しいと、狂おしく焦がれる恋。
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3.8幼い頃から憧れていた工房作家・桑原大介の才能を世に出す――早川誠二は自分の会社の仕事を請けようとしない桑原を説得するため、彼の工房に泊まりこむが……。「おまえの中に、俺を入れてくれよ」はじめて知る桑原の欲望は、誠二の身体に消えない快楽を刻みつけていく。だが濃密な夜を重ねるたび、桑原の表情には暗い影が差すようになり――新進気鋭の工房作家VSディスプレイ会社の若社長、男のプライドと熱情が交差する一生一度の恋。
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3.7【電子書籍限定短編】家事と子育てに奮闘中のシングルファーザー・緒沢慧は、ひょんなことから隣に住む萩野と親しくなる。一人で子育てをする不安や葛藤を癒してくれる萩野に知らず心惹かれていく慧。見つめあった瞳に捕われ萩野と身体を重ねるが、快楽を感じるほど、父親としての自分の責任に押しつぶされそうになってしまう――。頑張るお父さんのご近所ラブ♪