白槻小枝 - ハーレクイン・ロマンス作品一覧

  • 再会は雪の舞う中で
    3.3
    ステラはロンドンから二年ぶりに湖水地方に戻ってきた。折りしも季節はクリスマス。彼女にとっては最悪の時季だった。ふと、目の前にいる男性がダニエルに見えてぎょっとする。一瞬、長い癒しの歳月が吹き飛ばされそうになった。そしてようやく、今日からダニエルの双子の兄の家に間借りすることを思い出した。二年前のクリスマス、ダニエルからのプロポーズには打ちのめされた。五分後には婚約を破棄されたのだから。心が粉々に砕けたステラは、ロンドンに逃げ出したのだった。もう心の傷は癒えた。新しい恋に胸を焦がしてもいい頃なのに……。■ハーレクイン・イマージュでも人気の作家、サラ・モーガンが描く心温まるロマンスをお届けします。
  • 夜明けまでの恋人
    -
    優秀なナニーであるペニーが派遣された先は、国際的な広告代理店の社長、サント・デ・ルカの屋敷だった。ペニーは彼をひと目見たとたん、危険を感じた。なんて魅力的な瞳。こんなセクシーな男性は見たことがない。だが父親に疎まれ、妻にも裏切られて幼い娘と残されたサントは、深く傷つき、満たされない心の渇きにさいなまれていた。彼が望んでいるのは女性との一時的な関係だけ。ハンサムな男はみな同じ。私はまた同じ過ちを繰り返すつもり?そう思いつつも、ペニーは胸の奥ではっきりと気づいていた。この身を捧げてサントを癒してあげたいと願う奔放で愚かな自分に。
  • 冷酷なフィアンセ
    3.0
    リリーは年老いた大叔母に代わって慈善団体を運営しているが、財政状況は厳しく、団体は存続の危機に直面していた。そんなとき偶然知り合った資産家のパオロの途方もない申し出にリリーは当惑しながらも応じざるをえなくなった。慈善団体に資金提供してもらう代わりにパオロの病気の母親を安心させるため、彼の婚約者のふりをすると。嘘をつくのはいや。でも私を頼りにしている人たちのためを思えば……。ただ、リリーはうまく婚約者の役を演じる自信がなかった。ハンサムなパオロがあまりにも魅力的で、その笑顔を見るだけでうっとりしてしまうようでは……。★愛を信じない彼の心を、ヒロインの愛が解きほぐすことができるのでしょうか。彼女の優しくも毅然とした態度や純粋さがとてもキュートです。人気作家ダイアナ・ハミルトン、久々の新作です。★

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