TL小説 - 扶桑社作品一覧
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4.0梨子が自分に異母兄がいると知ったのは12才の時だった。実母の死をきっかけに共に暮らす事になった2つ歳上の智樹。表面上大人びた優等生だったが、梨子に対してだけ冷たい態度を見せる。「なんで、お兄ちゃんは梨子に冷たいの?」智樹の答えに梨子は震えた。「お前は父さんと俺の母さんがまだ結婚している間にできたんだ。浮気相手の子だったお前が、何でのうのうと楽しく生きてるんだよ?」心をえぐられた梨子は、智樹に強い負い目をもってしまった。何も言えなくなった梨子をむりやり犯す智樹。兄の奴隷(ペット)になってしまった梨子と智樹の歪んだ関係は、思いもよらない結末を迎える・・・。
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4.0咲希は、上司の隆仁が苦手だ。バツイチの彼は無愛想で顔も怖い。そんな隆仁の意外な笑顔を知った日、同棲中の恋人の厚志が他の女の子とキスをしている姿を見てしまう。浮気を責めた次の日、厚志は咲希を捨てて出て行った。1ヵ月後、咲希は自宅の近所で上司の隆仁に偶然会う。なりゆきで隆仁の友人達とのバーベキューに咲希も参加した。夜、隆仁は終電を逃して咲希の部屋に泊まる。そして、どちらからともなく唇を合わせ、貪るように身体を重ねていった。その日から隆仁のことばかりを考えるようになった咲希に対し、彼は以前と変わらず素っ気ないまま。そんなとき隆仁の異動が決まる。送別会で、隆仁は咲希に告げた。「あの日の間違いは忘れて幸せになれ」と……。過去の痛手と、新しい恋と。手探りでお互いの気持ちを見つめ合う、不器用な恋の物語。
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2.5明歩のオフィスに、周りがざわめくようなイケメンに成長した幼なじみの長坂壮太が赴任してきた。自分の容姿に自信のない明歩は、幼い頃の片想いの相手・壮太に近寄ることができない。ある日、帰りがいっしょになった壮太が、明歩の家を見てみたいと言う。家に招くと、壮太は明歩を押さえて唇を奪い、嫌がる身体を強引に抱いた。混乱する明歩の「なんで?」という問いに答えないまま、立ち去る壮太。彼も、子供の頃から明歩に……。12年の空白、すれ違いのまま大人になった二人の恋の行方は?リアルロマンス小説佳作受賞「ずっと好きでした~憧れの先輩と初エッチ!」に続く純愛最新作!
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2.0高校一年生のとき、二つ年上の先輩和馬に恋焦がれていた奈々子。しかしサッカー部のキャプテンでルックス抜群、頭脳明晰だった和馬を、奈々子は遠くから見つめるだけしかできなかった。そして東京の大学に進学してしまった和馬。その後、奈々子もメイクアップアーティストを目指して上京したが、和馬とは会えなかった。ところが法事で久しぶりに実家に戻り、帰りの新幹線の中で和馬と偶然席が隣同士に!高校生のとき憧れていたことを告白した奈々子。するといきなり和馬にキスされてしまう! 甘い初恋の香りを思いだし、奈々子は新幹線の中で、和馬に溺れとろけてゆく・・・その後の展開も知らずに。
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-柊矢(しゅうや)は、将来を期待される若手フィギュアスケーター。気高くて美しい“アイス・プリンス”は、しかし壁に突き当たっていた。思うようにいかない演技に、苛立ちが募る日々。 リンクの食堂で働く栄養士の小春(こはる)は、いつも笑顔で口うるさくてお節介。柊矢は、小春に惹かれる自分の気持ちを持て余していた。素直になれず、意地悪く振る舞ってばかり。でも、小春は、彼の甘えを全部受け入れていた。けれどある日、柊矢はコーチと言い争いをしてイライラした気持ちを小春にそのままぶつけてしまう。笑顔が消えた小春。彼女を深く傷つけてしまったことを知って柊矢は、雨の中を飛び出した。気が付けばずぶぬれで知らない場所にひとりぼっち・・・。柊矢にも、わかっていた。今そばにいてほしい相手は、ほかならぬ小春だ・・・。オトナになりきれないツンデレ王子様と、氷上に輝くプリンスにひっそりと憧れるオトナの女性のせつないラブ・ストーリー。
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-失恋をきっかけに通い始めたスポーツクラブ。中村マミは、水泳のコーチ、ジュンヤに密かに恋心を抱いていた。厚く盛り上がった胸の筋肉、すんなりとした腰のライン、小さくて引き締まったお尻、そしてゴツゴツとした骨太の脚。クラブに行った後はジュンヤを思い浮かべてひとりエッチをしてしまう日々。そんな妄想がある日、実現する日が訪れた。お酒に酔った夜、気がつけばジュンヤのマンションの部屋でマミはソファで服を脱がされ愛撫をされていた。水泳で鍛えた堅くてキレイなカラダに組み敷かれ、マミは妄想では決して得られなかった脳がとろけるほどの快感に、なんども絶頂に達してしまうのだった。そして荒い息のまま見つめられたジュンヤから聞いた言葉に、マミは・・・・。
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-誰もが認める美貌と希有な演技力を持つ若手サラブレッド俳優、氷崎十夜が、大手芸能事務所から浅海の所属する小規模プロダクションに移籍した理由は、彼の女癖の悪さによるものだった。突然転がり込んできたドル箱に目が眩んだ社長の依頼で、浅海は彼のマネージャー兼性欲処理係を嫌々引き受ける羽目になる。「これだけエロい体してたら、どんな男でもたらしこみ放題だろうな」「…挿れたかったら、さっさと挿れたら?」「違うだろ? お願いします。挿れて下さい、十夜様、だろ?」彼の最悪な性格故に表面上はいがみ合いながら、いつしかお互いの躰に溺れてゆく二人。しかし浅海には十夜を敵視せざるをえない過去の因縁があった。絡み合う嘘と真実に、浅海の心は掻き乱されて…。
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-ホストクラブなんてどこもいっしょと、初回お試し料金だけでホストクラブを渡り歩いていた私。ホストから「好きだよ」なんて甘い言葉を言われても、全部営業トーク。私は絶対にホストにはハマらないと思っていた・・・ヒビキに出会う前までは。ヒビキは、会ったとたんに私を「お前」呼ばわり。で、いきなりブランデーを口移しで飲まされ、非常口に連れ出されて強引なkiss! 「お前、待ってたんだろう? 俺のようなヤツに無理矢理奪われるのを」って、もうドSな振る舞い。でも、私の真ん中の部分がどうしようもなく濡れてきちゃって・・・。貢ぐ女にされちゃった禁断のホスト恋愛。
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-昭和32年の出会いから約30年に及ぶ「禁断の愛」をテーマに、一人の女の半生を描く。これでもかと襲い掛かる残酷なまでの運命の数々…。しかしヒロイン・美保はそんな不運に決して屈することなく、悲しくも苦しくも、その人生を舞い続けます。時には自分の命を賭けてまで…。「愛」が希薄な現代の人々に、もう一度「愛」の意味、偉大さ、素晴らしさを問いかける話題作。
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-OLに人気の女性情報誌「Caz」に掲載されたSEX特集をまとめた、電子書籍オリジナル企画! Webサイト「Cazネット」の会員へのアンケートで明らかになった刺激的な体験!! 禁断の体験、ひと夏のアバンチュール……彼女たちが今まで誰にも言えずにいた秘密の話の数々がここに。
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-文庫同時発売のリアルロマンスシリーズ第3弾! 過去2回のリアルロマンス大賞及び優秀賞受賞者による特別書き下ろし短編集。女性同士の繊細で微妙な愛を描いた『ルビー』、倒錯した関係の中から真実の愛を見つける物語『ノスタルジア』など4編。さまざまなジャンル、さまざまな性。女性の、女性による、女性のための愛のストーリー。
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-文庫同時発売のリアルロマンスシリーズ第3弾! 第3回リアルロマンス大賞の応募作品189編の中から選ばれた傑作短編集。女友達の働く宝石店に誘われて働くことになった人妻、瑠璃子。だがその店には淫靡な秘密があった……。セックスと復讐の物語、優秀賞作品『ジュエリー・アキ』。その他、年齢差のある恋と性を描いた佳作賞『藍に抱かれて』など4編を収録。
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-上野カスミは、はた目は地味なOLだが、ウィンドウ・ショッピングそれもキレイなランジェリーを見ることが趣味だった。会社帰りに、何気なく立ち寄った「FIGUE」という名のお店は、表向きは普通のランジェリーショップだった。ある日、店のオーナー兼デザイナーの経堂真梨子にコーディネートしてもらうことに。最初は試着室で、次に経堂の自宅で。カスミは、本当は装飾過剰でセクシーなランジェリーに強烈に惹かれてしまうことを自覚していた。そして、経堂のデザインコンセプトは「見て、欲情するランジェリー」だった。下着のコーディネートだけだったはずなのに、セックスのコーディネートまでエスカレートし、ついには秘密クラブのステージへ。ちなみに、「FIGUE(フィーグ)」とはフランス語でイチジクの木のこと。人類が初めて身に着けたランジェリーの名前である。
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