幼い頃に魔族に両親を殺され、孤児となった少女ピアチェル。彼女を救ったのは美しい金髪の魔法使い、イアラルテだった。ピアチェルの信心深さを見たイアラルテは、立派な神官になったら必ずまた会いに来ると言い残し、彼女を神殿へと預け、魔塔へと戻っていった。 そうして時は経ち、神官となったピアチェルは、イアラルテとの再会を夢見て、魔法使いのマナを補うための伴侶「シェアリング」に志願し魔塔を訪れる。自身のシェアリングになりたいと申し出るピアチェルに心が揺れ動きながらも、自身に課せられた烙印のせいで敵わないことを告げるイアラルテ…果たして二人の愛の行方はいかに―!?

幼い頃から体が弱く内気で読書好きな公爵家の令嬢、ハミルトン・アイリーン。彼女の趣味はその純粋な顔からは想像できないほどいやらしい小説を書くことだった。 しかしある日、兄の親友である公爵アレクサンダーにそのことがバレてしまう。 男性と関係を持ったことのないアイリーンは小説を書くため、アレクサンダーに秘密のレッスンをお願いする。 最初は小説に関する質問をしていただけだったのに、だんだんと二人の距離は近づいていって…？誰にも言えない内緒の逢瀬が始まる──

突如としてエロゲームの世界に憑依したロゼ。そこはあと3年で滅亡してしまう運命にある大陸だった。元の世界に戻る方法は、能力の高いキャラクターの精液を吸収し、その力を糧に成長していくこと。英雄として認められた時にのみ帰還の扉は開かれる。しかし肉体的な行為だけではなく、彼らとの継続的で親密な絆を築き、共にクエストを乗り越えることも必要で…ロゼはこの滅びゆく世界を救い、そして元の世界に戻ることができるのか──。

逃げようとした下女に、誰にも言えないお仕置きが始まる 権門勢家であるクォン家に下女として買われた一人の少女。他の下女とは違い、優しい対応をしてくれる旦那様にこっそり憧れていた。この少女にソヘという名前を授けたこの家の主、ユン。彼は幼い時に両親を亡くし、寂しく過ごしていた。同じ境遇であるソヘに自分を重ね、次第に心が癒されていくのを感じていた。そんな時、ユンの婚礼の話が決まり、彼に心を寄せていたソヘは耐えられず逃亡を試みるが捕まってしまう。 この日から誰にも言えないお仕置きが始まった――。