サブカルチャー・雑学 - 福井新聞社作品一覧

  • あどうがたり : 若狭と越前の民俗世界
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古老の昔話を聞くとき、子どもたちが一区切りごとに「おっとー」と相づちを打っていく風習「あどうがたり」。聞き手全員のあうんの呼吸が伝わり、物語は生き生きと展開していく。福井県若狭地方を拠点に全国の民俗文化を研究する敦賀短大講師の金田久璋さんが、各地で聞き取りし伝承を掘り起こしたエッセー集。福井新聞に1992年から連載された「伝承と風土のあいだ」など224編が並ぶ。「若狭は水の国であるとともに、杜(もり)の国である」と金田さん。自然や社会のさまざまな環境の中で共生し生きていくための深い視点が秘められた一冊だ。著者の金田氏は若狭路文化研究会の会長もつとめる。

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  • 越前おろしそば文化
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 越前のそばは、やや太めで歯ごたえのある麺に大根おろしと醤油出汁、鰹節で食べる。江戸時代初め、このおろしそばが始まり、歴史と風土の中でおいしく育ってきた。福井県玄そば協会会長で、全国にさきがけて福井市内で30年前そば道場を開き、全日本素人そば打ち名人大会の審査員もつとめていた中山重成さんが書き上げた一冊。越前そばの歴史、栄養と味の秘密、おいしい打ち方、育て方、地域に残る味わいある食べ方など「おろしそばの伝道師」中山さんが人生を傾けて得たそばのおいしさと魅力が詰まっている。幻の名著の復刊。

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  • きのこ図鑑 : フィールドブック福井の里山・奥山
    2.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福井県内で採取できるきのこを1冊に収めた「きのこ図鑑 : フィールドブック福井の里山・奥山」。223種類のきのこをカラー写真付きで掲載している。もともと携帯できるようにとコンパクトサイズにまとめたもので、きのこについての情報が凝縮されている。きのこの色で分類し、1種類ずつ採取できる季節、群生する場所、特徴などを解説。「食」「不食」「毒」「不明」が明記されている。 基礎知識として、きのこの各部分の名称や用語、生態系、きのこ狩りのマナーを紹介。料理方法や観察の仕方なども分かりやすくまとめている。福井きのこアドバイザー会(笠原英夫代表)が編集し、元日本菌学会会長の本郷次雄・滋賀大名誉教授が監修した。

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  • 越まほろば物語
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 謎の大王、継体天皇は近江で生まれ越前の育ち。福井県坂井市丸岡町鳴鹿地区は母、振媛の実家で、幼い王を近江から連れてここで育てた。日本書紀によると大和から大王の血筋が絶えようとする危機に、大伴金村がこの地を訪れ継体を招いた。継体天皇を迎え入れた故事をしのぼうと平成元年から10年間歴史イベント「越まほろば物語」が開かれた。シンポジウム、石棺運び、王墓探検、古代米づくり、野外コンサート…。真ん中のすばらしい夢の地「まほろば」を求め、古代史への熱い思いが結集した10年間の記録集。門脇禎二さんらを中心に論議されたシンポジウムは継体ブームのまさにさきがけとなった。

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  • 辞令!コウノトリ支局員を命ず
    完結
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     「辞令!コウノトリ支局員を命ず 里山に暮らした新聞記者の挑戦」は福井県越前市で実現したコウノトリ放鳥をめぐるノンフィクション。  絶滅したコウノトリを福井に呼び戻そうと、2009年に始まり、14年に新聞協会賞を受賞した福井新聞社「みらい・つなぐ・ふくい」プロジェクトの全記録。  越前市白山地区の「福井新聞コウノトリ支局」を拠点に、無農薬のコメづくりに挑みながら環境に関する取材を繰り広げた支局記者の書き下ろし。  44年前、傷ついたコウノトリを保護した越前市の里山の人々。その空にコウノトリが再び舞う日のために、地域の人たちは何に取り組んできたのか。住民と心を通わせながら奮闘した記者たちの7年間をつづりました。
  • 敦賀気比 伝説始まる
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     2015年春の第87回選抜高校野球で北陸勢初の優勝を成し遂げた敦賀気比高(福井県敦賀市)。ナインが優勝を決めた喜びの瞬間、初戦から決勝までのハイライトシーンをはじめ、アルプススタンドの歓喜の様子など数々の感動を163枚の写真で振り返る一冊。  福井新聞に掲載した各試合の戦評や勝負のポイントとなった記事、紙面画像や号外、取材記者のコラムなども収録。決勝戦の相手東海大四高の地元、北海道新聞が報じたニュースも取り上げた。  大会後、地元の敦賀凱旋の様子や2014年秋の県大会、北信越大会、明治神宮大会の公式戦記録も収録。感動の一投一打が鮮明によみがえります。
  • 文庫版「ほがらかな探究 南部陽一郎」
    5.0
     なぜノーベル賞がもらえないの? 世界の物理学者がやきもきした南部陽一郎さんがついに2008年物理学賞を受賞した。同時受賞の増川敏英さんは「先生と一緒に受賞できるのは、最大の喜びです」と涙ぐんだ。教え子の小柴昌俊さんは「ずいぶん遅くなったけど生きてるうちに出てよかった」と電話した。5年か10年後にすごさがわかるという新理論を次々と発表し物理学会をリードしてきた南部さんは、受賞直後全世界からの取材攻勢に対し、故郷の「福井新聞」にだけ単独取材を許した。遊び心いっぱいで「人をからかう天才」(小柴さん)の南部さんの人となりと発想の秘密を、増川、小柴2人のノーベル賞受賞者や、脳科学者の茂木健一郎さんらのインタビューも交え解き明かした。「自発対称性の破れ」など南部理論もわかりやすく解説した。新しい物理学理論が玉手箱のようにぎっしりと詰まっている南部さんの人柄に迫った。2009年に発行した「ほがらかな探究」を読みやすい電子書籍にした。

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