出産・子育て - サンルクス株式会社作品一覧
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-AYA世代のがん治療で、妊娠する力が損なわれる可能性の前にできること3つ、小児がんでも大丈夫 がんの診断を受けて、治療により将来妊娠する力がなくなる可能性があると告げられているAYA世代の患者さんやそのご家族、サポートする立場の医療関係者の方に、生殖医療の専門医によって書かれています。 時間のない中で、難しい判断を迫られている患者さんやご家族が、3つの妊孕性温存の選択肢のなかから正しく選ぶことができるように、また、納得して治療を受けることができるように、情報をわかりやすく整理し、構成してあります。日本では、まだ情報不足が否めない「卵巣組織凍結」については、特に詳しく解説してあります。 【目次】 第1章 がん治療の後でもママになれるお話 1 がんの多くが治る時代 そして完治後も人生は続く 2 妊娠できなくなる可能性があるがん治療とは? 3 卵子や卵巣を凍結保存して妊孕性を守ることがでる 4 妊孕性温存の潜在的希望者は実績の10倍もいる 5 3つの妊孕性温存の特徴と適応は 第2章 卵巣組織凍結という新しい選択肢 1 卵巣組織凍結は世界ではすでに確立した医療技術 2 すぐに受けられるのが卵巣組織凍結のメリット 3 より確実で、より高い妊娠の可能性が期待できる 4 小児がんでは卵巣組織凍結が妊孕性温存の唯一の選択肢 5 実績を上げているヨーロッパ 6 日本の卵巣組織凍結にはいくつかの課題がある 第3章 安全・確実な卵巣組織凍結を受けるには 1 凍結保存施設を集中させ症例数を増やすことが重要 2 卵巣組織凍結には「緩慢凍結法」を選ぶべき理由 3 卵巣組織の長期保管体制が万全か確認することをおすすめ 4 卵巣組織凍結保存センター「HOPE」について 5 がん克服後を豊かに生きるために 【著者】 京野廣一 1951年 宮城県生まれ 福島県立医科大学卒業後、東北大学医学部産科学婦人科学教室入局。1995年、レディースクリニック京野を宮城県大崎市に開院。2007年、京野アートクリニック仙台開院。2012 年、京野アートクリニック高輪開院。2016年には、日本初の卵巣組織凍結保存センター「HOPE」を品川に設立。 医療法人社団 レディースクリニック京野 理事長 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医 日本生殖医学会 生殖医療専門医 東邦大学医療センター大森病院産婦人科 客員教授
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-「卵子の老化」は防げませんが、止めることができるのをご存じですか? 不妊の最大の原因は卵子の老化です。卵子が老化すると遺伝子の異常が増え、妊娠することが難しいのです。38歳では50%、44歳では90%の卵子が遺伝子異常で、現在の医療では、これを防ぐことはできません。多くの妊活本が、健康になれば、妊娠体質に変わると謳っていますが、健康と卵子の質には、残念ながら、なんの関係もありません。本書では、卵子の老化に対抗するには、「卵子の凍結保存」こそが最も有効な手段であることをやさしく、かつ科学的に解説しています。 【目次】 第1章 妊娠・出産とタイムリミットのはなし ・将来、お子さんは何人くらい欲しいと思っていますか? ・3組に1組のカップルが不妊を心配したことがことを知っていますか? ・40歳を過ぎても自然に妊娠して、出産できると思っている方が多いのです ・35歳以上の高齢出産はリスクが高いことを知っていますか? ・16人に1人の子どもが体外受精で生まれたことを知っていますか? 第2章 キセキに近い妊娠のプロセス ・卵子の長い旅は母親の胎内から始まります ・ヒロインが舞台に登場!精子との出会いで新たな命が生まれます ・ヒロインのパートナーとなる精子は、毎日、誕生しています! ・ホルモンという、受精、妊娠の優れた演出家がいます 第3章 卵子凍結という選択肢 ・あなたのライフプランをしあわせに実現するために ・2人、子どもを授かるには、ライフプランをどうすればいいと思いますか ・体外受精で生まれた子どもは自然妊娠で生まれた子どもと変わりません ・妊娠率を上げる着床前検査の臨床研究が始まりました 【著者】 京野廣一 日本の卵子凍結保存の第一人者。福島県立医科大学卒業後、東北大学医学部産科学婦人科学教室入局。1983年にチームの一員として日本初の体外受精による妊娠・出産に成功。世界各国の妊孕性温存のリーダーから技術を学び、2001年に日本初の卵子凍結(緩慢凍結法)による妊娠・出産に成功。2004 年、ガラス化法による卵子凍結で妊娠・出産に成功。2007年、京野アートクリニック仙台開院。2012年、京野アートクリニック高輪開院。2016 年には、日本初の卵巣組織凍結保存センターを設立