エッセイ - 中西出版作品一覧

  • 愛のまなざし 三浦綾子の舞台を旅する
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 三浦綾子の作品の一節と舞台となった風景の写真をコラボレーションした前作『小さなロバ』から10年。作品の舞台を追う写真家の“聖地巡礼”の旅の続きを、三浦綾子没後20年を期して著者の写真と筆から構成する。
  • 馬のいた風景 ユベオツの風に吹かれて
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    馬橇、競馬、祭り……。かつて江別にあった〈馬のいた暮らし〉を、エピソードとともに振り返る。
  • サカバナ
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    二日酔いのような読後感。 ◎  ◎  ◎ 酒にまつわるエッセイや路地裏感漂う小説、呑兵衛の言い訳、何の役にも立たない泥酔記録などをチビチビ拾い集めた、酒場の何かの金字塔。 良くはない。だが、酔い本だ。
  • 札幌時計台創建130周年記念 時計台ものがたり  市民と共に
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    札幌時計台創建130周年を記念して発刊。時計台と札幌の130年の歴史の中の「ものがたり」が、教育・文学・音楽など様々な分野から語られる。
  • 私評 西部劇
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    いわゆる西部劇として語られたり、映像化されたりしたその歴史的時間は、そんなに長いものではない。たかだか一八六〇年代から一八九〇年代くらいまでの、四十年間くらいのものである。  そのわずか四、五十年くらいの間に、南北戦争が勃発し、奴隷が解放され、カウボーイが何十万頭もの牛を移動させ、先住民がアメリカ陸軍に、絶望的な最後の戦いを挑んだ。土地と夢を求めて西部各地には、続々と人々が押しかけ多くの町が出来ていった。 この混乱の時代を再現し、世界に紹介するにおよんで、ウェスタン(西部劇)は歴史のひとつのジャンルとして確立されたのである。 本書は西部劇をこよなく愛する著者の、独断と偏見に満ちた映画評論である。登場人物への思い入れが溢れるイラストとともに楽しめる。
  • 時代錯語―日本語を考える
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    日頃、何気なく目や耳にしたりする言葉の使い方には、大きな誤解と勘違いがある場合が結構あります。思わず笑ってしまうような使用例が語られます。
  • 先生のニックネーム ―個性教育の原点―
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    何かで読んだ話だが、小学生に「氷が解けたら何になるか?」と質問した。たいていの生徒たちは「水になります!」と答えた、むろん正解である。ところが、一人の生徒は「春になる!」と答えたという。なるほど、これもバッチリうなずけるのだ。とかく現代の学校教育では画一的な解答だけを求め、他の答をすべて異端扱いするきらいがある。これは一方的な押しつけ教育になろう。みんなが考えもつかないようなことを、全く自由に発想できることは、何とすばらしいことかと思う。こんな若者の能力を育てなければ教育はうそになる。学校教育では、若者のさまざまな才能を伸ばすためには、多様なテストや入試のあり方が工夫されなければならない。(本文より)

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  • 道具七分に腕三分
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    カッコいい人は仕事の本質を知っている。 介護の現場でのプロフェッショナルの体験記 週刊介護新聞(北海道医療新聞社)で大反響! 誌上ロングランを記録した85のコラムを完全収録!!
  • 日誌 名も無き介護員 50の話題とエール集
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    介護の仕事をする中で、苦労を重ね、たくさんの経験を積んでいく若き介護員たち。現実に直面し、迷いながらも過ぎてゆく日常を切り取った50編の短いフィクション日誌に、著者からの回答として“力強い介護員になる法”と題したアドバイスを添えた。 老人保健施設の施設長を務める著者の、若い介護員たちが今よりタフに、かつもっとうまく生きることができるように、そして「精神的に成長する」ようにとの願いがこめられたエール集。
  • 日誌 ふつうの介護員
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    老人保健施設の施設長が「普通に生きる介護員」の日常を映したエピソードを、30編のフィクション日詩に仕立てた。 各話に付けられた対話形式のコメントは、迷える介護員たちへの穏やかなアドバイスとなっている。
  • 風土の感触
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    北海道文学の振興に尽くし、平成24年北海道功労賞を受賞した著者が、北海道文学館館長であった昭和62年に出版した随筆集「風土の感触」を電子書籍化。朝日新聞道内版のコラム「防風林」に発表した88篇を軸に、北海道とその文学、旅や身辺のさまざまなど、北の風土への熱い想いが滋味深い筆致で綴られている。

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  • ぶんがくのひとりごと
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    読書が人生という時間をどれだけゆたかにしていくのか―― もっともっと可能な限り本を読み、そんな非日常的な体験を繰り返したいと思った。 読書は、時間が豊かで美しく輝くからこそ素晴らしい。 2003年12月から2006年6月まで十勝毎日新聞「編集余録」に掲載された文章から102編を再録。 国文学者である著者による、読書への誘い。
  • プラタナスの樹
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    和の楽器を携えたトラベリング・バンド「ひのき屋」が、北の港町、函館を拠点に世界を駆け巡り、和を知らぬ世界の聴衆を魅了する。「ひのき屋ワールド」を江本秀幸の写真と原子禅の文で描く。
  • むしできないからおもしろい ―北海道の自然を考える~パート2―
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    生きもの生存史からみると、昆虫たちは地球の老練な大先輩格で、人間は全くの新参者ということになる。昆虫は生きるための様々な方策にたけているのに対して、人間はまだまだぎこちない。しゃにむに何かをしようとして、たちまちに野生生物たちにダメージを与えすぎてしまい、そのしっぺ返しを食らって大あわてしたりしている。自然に関する博物的な知識を蓄積するのではなく、彼等の美しさや行動を通して、いろいろと思いや考えをめぐらすことだ。そうすることによって、人と自然に対する愛着や興味がわいてくる。愛着や興味が発端になって科学する心が生まれ、自然保護の運動に発展しても、それは素直に納得できるものとなろう。(「まえがき」より)

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  • 龍の午睡
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    1巻1,100円 (税込)
    約10年間の教員生活を皮切りに、北海道教育庁の指導主事や上川教育局長などを歴任し、 道内各地で教育指導に従事してきた筆者渾身の教育の書。 “学びは出会い”のまなざしから、自身の子ども時代や教師として経験した印象的な出来事、 教育指導者としての思いを、清新で優しい感性で綴る。 巻末に付録として、筆者が行った平成28年度上川管内公立小・中学校長教育研究大会の講演記録と、 平成29年度の教育講演会で用いた新しい学習指導要領の底流についてのスライドの抜粋を収録した。

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