国内ミステリー - BCCKS Distribution - 示禄堂スタジオ作品一覧

  • 孤高のシカリオ 麻薬カルテル死闘編
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    「カミラが帰ってこない」 少年ビトは、失踪した姉カミラの行方を必死にさがしていた。 メキシコでは、麻薬カルテルによる性的人身売買目的の拉致が横行していた。麻薬の製造密輸のほかに高収益を見込めるからだ。 カルテルとの癒着によって腐敗した地元警察などあてにならない。そう悟ったビトは、ひとりの日本人シカリオ(暗殺者)の存在を知ることになる。 「日本人の血には、戦いに千年の歴史がある」 そのシカリオに姉の救出を依頼すべくビトは、命がけで国境を越えていく。果たして、彼はシカリオを見つけ出し、姉を救出することはできるのか。 各プラサから集結したカルテル総勢300人に対し、たったひとり戦いの火蓋を切る──。
  • 童顔の暗殺者 新装版
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    裏社会で暗躍する凄腕の殺し屋セス。日系人特有の顔立ちから「ベイビーフェイスド・アサシン(童顔の暗殺者)」と呼ばれていた。 アメリカでの流通拡大を目論むメキシコの麻薬カルテル。そして協力関係を築く西海岸ギャング。それを阻止するためアメリカ政府は、FBI・DEA・入国管理局による合同捜査本部を設置する。しかし潜入捜査官殺害事件、組織的な隠蔽、内通者の存在とますます混迷を深めていく。 アメリカとメキシコ。麻薬と武器による双方の「貿易」が成り立つ限り、暴力の連鎖は終わらない。 レイチェルと出逢ったことで、心の平穏を見つけたセス。ささやかな幸せを望んで暗殺家業から足を洗うべく最後の仕事に向かう──。
  • モンドラーゴの神
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    アメリカは各州に高度な自治権が存在しており、とくに警察機関は奴隷制度の時代から独自の牙城を築いてきた。 西海岸サウス管区・強盗殺人課のジョン・ワイズバーグ刑事はそのギャングのような風貌で麻薬の売人たちから金の取り立てにいそしむ。そしてその金を離婚した妻への慰謝料と養育費にあてていた。 そんなある日、女子大生猟奇殺人事件が管内で発生する。被害者からは「モンドラーゴの神よ、我に永遠の魂と命を」と書かれたメッセージが見つかった。 すぐに事件を解決できると高を括る刑事たちだったが、なんの手がかりもないまま第二、第三の犠牲者を生んでしまう。被害者たちの共通点がまったく見あたらずに捜査は難航するのだった。 ジョンはチカーノギャングに命を狙われているうえ、収賄の嫌疑がかけられて内務調査室の捜査が迫っていた。 二転三転する連続猟奇殺人事件はわずかな手がかりを糸口に予期せぬ展開を迎える。最後にジョンが目にする光景とは。そして「モンドラーゴの神」が意味するものとは──。

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