詩集・俳句 - 銀の鈴社作品一覧

  • かえるの国
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少年詩にも、色々な分野がありますが、私は、子供たちの心よりも、自然を対象とした詩を書いてきました。そして時々、自然をより正確に描写しようとして、そのために言葉を沢山使えばつかうほど、作品は散文的になって行って、詩的な味わいが薄れていったということを経験しました。一方、自然を細かく描写しなさすぎると、すなわち寡黙でありすぎると、詩にも散文にもならないことも経験しました。このような相反する思いを抱いて、私は詩を書いてきました。―あとがきより抜粋―
  • 思い出のポケット
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ことばや音楽は乾いた心にうるおいを与えてくれます。小学生の頃、詩を書くのが大の苦手だった私が、詩を書き始めて多くの月日がたちました。詩を書くことなどまるでなかった私ですが、時間が少しずつ私に詩を書く力を与えてくれたような気がします。心に届く作品が書けるようにと...。
  • お花見
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「お花見」 サルスベリの枝を/ぞろぞろぞろぞろ/ありの行列がのぼっていきます 夏はまっさかり/サルスベリは花ざかり ありたちは一日お花見をして/花の蜜に酔っぱらってかえります/サルスベリいろの/ゆうぐれに
  • おともだちみつけた
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この詩を書いたのは一年生の子どもたち、まだ数ヶ月前に平仮名を覚えたばかりです。ふつうの子どもと同じですがたったひとつだけ、かわっているところがあります。それは、朝いちばんに詩を書かないと気持ち悪いというのです。ある日の会話です。 「はい、一時間目のお勉強をはじめましょう。」 「魔女先生、何か大事なこと、忘れてない? 今日はまだ詩を書いてないよ。」 「たまには休もうよ。」 「だめ、書きたい! 書かないとお勉強する気になんない。」  人は二つの世界に住んでいるのでしょうか。ひとつは目に見える世界、もうひとつは心の中にある見えない世界です。詩を書くのは、心の中の世界へ旅すること、不思議な魔力に満ちた世界です。子どもたちは、たった十分間この世界に旅するだけで、安心して一日が始まるというのです。壁にぶつかった時、頼りになるのは心の中の世界。だから、自分で大きくたくましく育てていってほしいなあと思います。地球が生まれてから、植物は人にメッセージを送り続けています。この本は、そのメッセージを受け取った子どもたちのつぶやきをまとめたものです。(著者、あとがきより抜粋)
  • おじいちゃんの友だち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「おじいちゃんの友だち」 内田さんは/おじいちゃんの友だち/ときどき遊びに来ては/お酒を飲む ホロ酔い気分になると/学校から帰ってきたぼくをつかまえて/おじいちゃんとのことを/話し始める 先生にしかられた悪戯/競い合った水泳大会/戦争・・・/おばあちゃんとの結婚式/おとうさんが生まれた日 大きな身体をちぢめたり/太い声で歌ったりしながら/内田さんは/鼻の頭まで真っ赤になっている 「へえーお父さんが/生まれる前からの友だちなの」/ぼくは/おじいちゃんに目くばせして/何回目かの声をあげる 近所に聞こえるような/笑い声を残し/薄暗くなりはじめた路地を/内田さんは自転車に乗って/帰って行く
  • オカリナを吹く少女
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちは、毎日、いろいろなことに出会ったとき、喜んだり悲しんだり、また、怒りや苦しみを感じたりしながら生きています。そしていつも、心の中のハードルを越えたり、また、越えようとしています。それは、どんなに小さな子どもでも、年を重ねた大人でも同じことです。やっと、ハードルを越えた人に、もうちょっとなのに、どうしても・・・という人に、また、少し疲れたので休みたい人に、それから、モーメンドクサイ!という人にも、そっと、小さな花束を届けたいと思ってこの詩集をまとめました。―あとがきより抜粋―
  • おかしのすきな魔法使い
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一九八七年に第一詩集『ハープムーンの夜に』を出してから、なんと十二年もたってしまいました。この度、ようやく二冊目となる本書を出版でき、細々とながら続けてこられた喜びでいっぱいです。この十二年の間に、たくさんの方々との出会いがあり、親しく話し合える仲間や諸先輩、読者の方々など、おつきあいのはばも広がりました。また、教科書やテレビ・ラジオなどで作品を取り上げてくださったおかげで、子どもたちが歌ってくれたり、感想文を送ってくれたりという幸せもありました。ふり返ってみると、詩を書くことで得られたものの大きさに驚かされます。ここにのせた作品の一つ一つにそうしたエピソードがあり、まとめてみるとなつかしく思い出されます。―あとがきより抜粋―
  • おかあさんのにおい
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本を手にしてくださったみなさん、ほんとうにありがとうございます。この本をとおしてみなさんと出会えたことを、たいへんうれしく思っています。少し小さいみなさんには、むずかしい作品もあるかもしれませんが、手もとにおいていただいて、どうぞゆっくり読んでいってください。小学生のみなさんから、中学生、そして大人のかたにまで読んでいただけるよう、漢字にはふりがなをつけました。日本語の美しさを少しでも味わっていただけるよう、残せる漢字はもとのまま残しました。みなさんのまわりには、たくさんの人が暮らしています。どうぞ、その人たちを大切にしてください。そして、みなさんが、かならずだれかから大切に思われているということを、わすれないでください。たとえ今、気がつかなくても、みなさんが今「生きている」ということは、そういうことなんだと思います。―あとがきより抜粋―
  • おかあさんの気持ち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある時、楽しい子供の歌のコンサートを聴きに行きました。作詩者の詩集も読みました。そんな感激の中で、はっと気づきました。私も一人息子の幼い日の言葉を詩に書き留めていたことを―。もう大人になった息子の幼い日の出来事が、茶色に変色したノートから、生き返ってきました。お母さんだからこそ味わえる小さな感動、子が母を慕い、母が子を思う気持ち、それは、昔も今も世界中、変わらない心の在り方と信じます。今日は学校でいやなことがあったけど、今日はご近所とトラブルがあったけれど・・・なぜか、ほんの少し気分が晴れました。独り立ちした詩集が、そんな声の聞かれるカンフル剤のような役目をしながら、歩んでいってくれたら、とても幸せに思います。―あとがきより抜粋―
  • 絵をかく夕日
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 砂漠にたとえられる都会に暮らしていても、詩という小さなオアシスがあれば、心が干からびることはありません。現実と、詩の、二つの世界に生きられる幸せを、一人でも多くの若い方たちに知らせてあげたい気持ちでいっぱいです。―あとがきより抜粋―
  • 駅伝競走
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「どうして役者にならなかったの?」子どもの頃の卒業文集に“将来の夢”と題して「世界の舞台に立つ役者になりたい」と綴ったことがあるからでしょうか、今でもクラス会の席で友人に尋ねられ、びっくりすることがあります。残念ながら、大きな舞台に立つことはもうありませんが、日々の生活の中で、ある時はわたしやぼくに、又ある時は小さな生きものや風景の中に、自分自身がすべり込んでしまう不思議な瞬間を体験することがあります。その、対象と一体となっている瞬間というものは、ひょっとすると私が役者として演じている時そのものなのかもしれないな、などと思う今日この頃です。―あとがきより抜粋―
  • 海を越えた蝶
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こどもの澄んだ眼のおくには、ひろい空と海がある。うつくしい雲と花がある―そんなふうに思っていた。また私の記憶の中には、こどものころ見た何枚もの本の頁が仕舞われていて、どうかするとあざやかに、ひらりとこころによみがえることがあった。その頁には詩と挿絵があって、なつかしい抒情のせかいが展けていた。そうした記憶の頁からよみがえってくるような詩を、こどもの眼と耳に立ち還って書くことができないだろうかと、いつの頃からか念うようになっていた。つまりひそかな志しをも抱いてみたことになる。しかし一向、何もできず、何もせず時だけが流れ去っていたことに今更のように気付くのだ。―それにしても、ひそかな志しを捨てたことはなかったように思う。―あとがきより抜粋―
  • 海辺のほいくえん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 霧の中で手さぐりさながらに書きはじめ、夢中で書きためたものを、詩集にまとめてみました。すると、生きる喜びや悲しみを、見つめている私自身を、見つけることができました。人も虫も鳥も動物も植物も、いろいろな思いを、かかえて生きています。地球という、たった一つの星で、同じ時間を生きています。そう思うと、まいごのようなちぎれ雲も、一しずくのつゆも、であうものは、みんないとおしく感じます。一篇でも、だれかの心にひびく詩があればとてもうれしいです。―あとがきより抜粋―
  • 生まれておいで
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学生のころから、私は詩を読むことが好きでした。なかでも、教科書に載っている詩を朗読する時の心のときめきは、ずっと、この胸底に残っています。そして、いつの間にか、私も詩を創るようになりました。幼い日を過ごした、いなかの川岸に咲いていた野菊の花を眺め、「まあ きれい!」と思ったり、ヨモギの葉かげで羽化するテントウムシを見つけ「なんて ふしぎ!」と思ったり、家の近くにあった竹林の笹の音を「わあ すてきな風の音楽!」と感じたことなどをもとにして、小さな詩を書き、先生に見ていただいたことなど思い出します。それから長い年月を重ねた今も、日々の暮らしのなかで、はっと心に響いてきたものを、「ときめきノート」に記し続けています。私の詩は、このなかから生まれてきました。―あとがきより抜粋―
  • いろのエンゼル
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 振り返ると童謡を書き始めてから、いつの間にか五十数年が経っています。苦しんで作るのは童謡ではないと思っています。―あとがきより抜粋―
  • いのちのみちを
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 五年前に、大病と阪神大震災を乗り越えていろんな人に生かされる命を知りました。作品で命を大切にしないといけないことを伝えたいと思います。元気が一番!を知ってもらい、その幸せを伝えたいと思います。―あとがきより抜粋―
  • いのちの色
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この詩集は、見て聞いて感じて私の心がときめいた時に生まれました。まさに私の命の色が輝いている時の詩です。この詩を読まれた皆様が、私のときめきに少しでも共感していただけましたら幸いです。―あとがきより抜粋―
  • 雨のシロホン
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジュニア・ポエム双書93『花のなかの先生』を出版してから、六年が経ちました。ソ連の収容所でなくなられた、小学校時代の恩師に捧げたこの詩集は、たくさんの方々から深い共感をいただきました。きびしい自然と過酷な労働から、ふたたび日本の土を踏むことのなかった先生の目になって、この国を眺めますと、私たちの国はなんとおだやかな自然と平和に満ちていることでしょう。その残された自然と平和を、大切に守って生きていきたいという思いは、ますます強くなるばかりです。詩集『雨のシロホン』には、そんな私の思いをこめて、この愛する国と郷土の海や山、木や生きものたち、公園や子どもたちの姿を収めました。―あとがきより抜粋―
  • 秋いっぱい
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こどもたちと 一緒にすごしてきた三十七年間 そして今も 教えるというよりはなんとたくさんのことを こどもたちから知らされ教えてもらったことか。わかってるつもり 見えてるつもりが みえていなかった こどものこころの宇宙。広く深い星のかずかず。その限りないかがやきに驚き 立ちどまり 考えとまどうことばかりでした。そうした道々のなかで 生きるということのあれこれを まっすぐに思い 書きとめようとしましたが・・・。今 ふりかえり 貧しく恥ずかしい思いばかりのこます。しかし、生きる一つの節として こどもたちに「ありがとう」の気持ちいっぱいを、この小さな詩集「秋 いっぱい」に託しました。―あとがきより抜粋―
  • 青い地球としゃぼんだま
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 少女のころ、お気に入りの詩集をくり返し読みながら、こんな美しい言葉をつかう「詩人」って、どんな人たちなのだろうと想像しました。私みたいにくいしんぼうで、ワルイ心を持っているはずはない、と思いました。私は、ひとつの夢を誰にも話さず、胸の奥のほうにしまいこみました。それからずいぶん月日が流れて、とっくの昔に大人になっていた私は、ふと、胸に浮かんだ思いを言葉にしてみたのです。それは、心のつぶやきのようなものでしたが、これが「詩」なのかもしれない、とおもいました。不思議でした。「詩」は、ありふれた日常の中から、湧き水のようにしみ出してきたのです。こうして、心のつぶやきのような「詩」が、一編一編増えていきました。いつか一冊の詩集をもちたい―胸の奥にしまった少女の日の夢が今、本当のことになろうとしています。―あとがきより抜粋―
  • 愛一輪
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「愛一輪」 ある時 ふっと/芽生えて/育ち/やがて開いて 花の色も 形も/はじめ定かではないけれど/人想う胸の奥に/ひそひそと/ふくらみかける 一つの莟 愛は 花なのです 幸せの蜜が/ほのかに薫るように/咲いてほしい/わたしにも 愛 一輪
  • ハロー人形
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 幻想ファンタジーの短編を7編収録した、著者の幻想シリーズ第1弾。 「ハロー人形」「ナーシャ姫」「ばら屋敷」「丸窓の少女」「おゆきさま」「タロオ」「ふしぎのめがね」。蝋燭の炎のようにゆらめく、不思議な世界をどうぞ。
  • 母です 息子です おかまいなく
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 反抗期の我が子に戸惑っている方には、みんな同じような道を歩いているんだと、そっと抱きしめてもらったような。 そんな風に、共感しながら味わっていただける詩集です。―あとがきより抜粋―
  • 四季の歓び
    -
    1巻385円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 The Pleasures of the Seasons 名句に英訳をそえて 原句の日本語と英訳の句、ふたつの語感から四季の姿が味わえる。 今は世界中で俳句HAIKUがさかんに楽しまれています。 その流れに応えて ていねいに道案内になる格調たかい内容です。
  • かえっておいで
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「かえっておいで」 きっと 野菜だよ/ばあちゃんからの おくりもの/ぼくは/ガムテープを はがして/箱を あけた//ああ いいにおいだ/野菜の すきまに/まっ赤に うれた リンゴが 三つ//かあさんが いった/「リンゴが いなかに/かえっておいでって いってるよ」//じいちゃん ばあちゃん/笑い笑い リンゴを つめたのかな/これは とうさんへ/これは かあさんへ/これは ぼくへ
  • 森のたまご
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私にとって詩を書くということは、“今、この瞬間としっかり向き合う”ということです。心がふと立ち止まったり、揺さぶられたりした出来事や出会いを忘れない為に、言葉に紡いでいく作業です。それは感動したことだったり、嬉しいこと、悲しみ、怒りだったりもします。もし自分の心を動かす何かがその中にあったとしたら、それとしっかりと向き合いたいと思うのです。つらい時に詩を書いて、気持ちが楽になったことも何度もありました。―あとがきより抜粋―
  • はたけの詩
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「こんなはたけ ひろいはたけ なければいいのに!」と、つかれておこったりもしましたけれど、あのはたけにころころしていたおはなしが、二十ねんたって「はたけの詩」になりました。―あとがきより抜粋―
  • 仲なおり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この詩集は、私の心のアルバムです。毎日のくらしの中での感動や喜び、悲しみ、それにさまざまな思いが、ひとつずつの詩になって、私の生きる支えになりました。詩集の中で、お好きな詩が見つかりましたら、どうぞ声に出して読んでみて下さい。それは、詩にとって一番幸せなことですから。小さい方には、少しむずかしい所やよくわからない事があっても、あまり、急いでわかろうとしないで下さい。わからない事、未知の部分をたくさん持つことは、あなたの人生を豊かで楽しいものにするでしょう。今、私の手をはなれ、ひとり立ちした詩集が、あなた方のともだちになり、話し相手になれたら、それは、どんなにかすばらしいことでしょう。―あとがきより抜粋―
  • 地球がすきだ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「地球」 地球がすきだ/山と海を/抱いているから 山がすきだ/朝日と夕日を/おんぶするから 海がすきだ/雲と風を/いつも呼ぶから 地球がすきだ/花と虹を/開かせるから
  • あなたがいるから
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 愛することと花の在り様は、とてもよく似ているような気がします。散ったあとも、心のなかにいつまでも咲き続けるところまで。わたしの愛が、大切な人の胸に花びらのように降りつもればいいと思います。―あとがきより抜粋―
  • 水の勇気
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ジュニアポエムシリーズ205番目の作品。子どもの目線から見た情景を子どもにもわかる言葉で表した詩の中で、本詩集のタイトル「水の勇気」だけ情景が異なります。これから始まる、水の過酷な一生に心が震えます。
  • 小鳥のように
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 タイトルの優しくやわらかい雰囲気からは想像できないような、心に響く鋭い言葉で表現された詩ばかり。1つ1つの詩はまるで物語のように広く深い世界が描かれ、出版に10年余を費やした著者の熱い想いが伝わります。
  • トックントックン大空で大地で
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「こどものココロを豊かにし大人のこころもとらえるような童謡集を作り、育てていきませんか。生まれたてのようなまっさらな心と眼で自然やいのちあるものを見つめ、その上に想像力をしっかり加えて表現してみませんか」という呼びかけで始めた童謡誌「とっくんこ」(中略)この「とっくんこ」に載せた作品を中心にして、「銀の鈴社」さんに私個人の詩集を作っていただきました。 ―あとがきより抜粋―
  • そして
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 [本書まえがきより 抜粋] 詩が読みたくなるとき、詩が書きたくなるとき、私たちは日々の生活で感じている苦しいこと、悲しいことを心の中にためこんでおかないで、言葉で解放しよう、言葉で美しいもの、楽しいものに変換しようとしているのではないでしょうか。 1980年にジュニアポエム双書の一冊として、選詩集『地球へのピクニック』が刊行されてから、ずいぶん時が経ちました。その後出版された私の詩集から、一冊に一篇ずつ選んでこの『そして』ができました。 詩集は小説などとは違って、始めからページを追って読むよりも、一篇一篇を気が向くままに読むほうが楽しいと思います。 初めて読んでひと目ぼれする詩もあるし、何度も読み返しているうちに、じわじわ心にしみてくる詩もあるでしょう。地球上の生物が多様なように、詩も多様です。たとえひとつでも好きな詩に出会えたら、それはもしかするとあなたの運命を変えることにつながるかもしれません。
  • 流れ星
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 童女の〈貴会詩〉 森忠明 「詩はすべて機会詩でなくてはならない」とゲーテは言ったが、たかはしけいこの詩の多くは童女の〈貴会詩〉もしくは〈稀会詩〉である。 童女がさまざまの一会に瞳をこらし、それらを「貴」と独覚しないまま、ただ微笑みながら振りむいた至純の時―そしてそのことを半世紀後の童女・たかはしけいこが秘術的に再現してみせたこの詩集は、がんこな実証主義者や何もしない教養主義者などに、かれらが亡失した貴いものどもを暗示通報し、まだいささかの脈ある人々を感動させることだろう。 ―序文より―
  • 解錠音
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 多忙な介護の仕事に明け暮れる日常、高齢者たちの生活の中に入り、青春を心身で投入する著者。介護の魂の含蓄ある作品集です。
  • なのにそのとき
    -
    1巻550円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 29篇収録の北原悠子詩集。 いつの頃からか、すべての思いを手放し、心静かに待っていると、求めていた言葉が遥かな高みから私のもとに降りてくるようになりました。  送り届けられた言葉を書き写すこと――詩を書くとはそういうことなのだと分かった時から、いつメッセージが降ろされてもいいように、日々魂を耕すことが私の大切な仕事になりました。  そうして生まれた作品たちは、私に自分をみつめ、人生を肯定し、人を愛しそして祈ることを教えてくれました。(著者、あとがきより抜粋)
  • 夏の日
    -
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「うつくしいものが しりたいの」水平服の少女が言いました。 地中海の光と風を感じる8つの小さな物語。

最近チェックした本