ビジネス・実用 - ハザ作品一覧

  • 老いと暮らすヒント
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    1巻1,496円 (税込)
    認知症の人たちが懸命に生きる姿から、どれほどの豊かさを私たちは受け取ることができるか 看護の現場から臨床哲学へと歩んできた著者が、専門家ではない「ふつうの人」だからこそできるケアについて語り、認知症の人のファンになってほしいと呼びかける。今・ここにある「老い」と真剣に向き合い、丁寧に付き合っていくためのヒント。発達心理学者・麻生武との対談や「家庭介護のポイント 実践編」も収録。寄稿 青山ゆみこ 【目次】 はじめに 1 ふつうの人のための認知症ケア 認知症の人のファンになってください 認知症と呼ばれる老い人が「うちに帰りたい」と言うとき 対談 認知症の人とのコミュニケーションについて--発達心理学と臨床哲学の視 点から 麻生武 × 西川勝 老いていくこと、あるいは若さと老い 2 家庭介護のポイント 実践編介護者の心構え 部屋の整備 家の中での転倒を防ぐために 家の中でもしも転倒したら 理想の食事 排せつ介助 入浴介助 更衣介助 清拭 床ずれ 身だしなみ 口腔ケア 廃用症候群 歩行介助 起き上がり介助 立ち座り介助 風呂場の工夫 脱水予防 便秘予防 健康チェック 薬の管理 コミュニケーションの工夫 1 コミュニケーションの工夫 2 家族が認知症になったら 言葉を失った認知症高齢者の場合 希望を育てる おわりに 寄稿 祖父がいた居間 青山ゆみこ 【著者】 西川勝 1957年、大阪生まれ。専門は、看護と臨床哲学。元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。現在はNPOココペリ121理事。高校卒業後、精神科・透析治療・老人介護の現場で看護師や介護士として働く。一方で関西大学の2部で哲学を学び、後に大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在は「認知症コミュニケーション」の研究を行いつつ、哲学カフェやダンスワークショップなどの活動にも取り組む。著書に『増補 ためらいの看護』『臨床哲学への歩み』(ハザ)など。
  • K-POP原論
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    なぜ私たちの魂が震えるのか、その感動の秘密へ。至上のK-POP入門! 韓国=朝鮮と日本、双方の血を嗣〔つ〕ぎ、言語学者であり美術家でもある著者が、そして音楽をこよなく愛する著者が、ヒットチャートやお金などの市場の論理からではなく、言語学と美学の視座から、K-POP MV(ミュージック・ビデオ)のことば、こゑ〔コエ〕、音と光、そして身体性をこれでもかとばかりに愉しみ尽くす! Kアートの歓喜と喜悦の原理を読み解く、講義形式の評論エッセイ。 K-POP入門への珠玉の動画をYouTubeから厳選! 一瞬で跳べるQRコード150本、巻末にはさらに推薦リスト400本を掲載。 【目次】 K-POPの歴史地図 はじめに 前奏 これがK-POPだ--〈Kぽ〉入門のために 第一講 K-POPはどこに在るのか--なぜYouTubeか、なぜMVか 第二講 K-POP MVの世界像―― 詩と像と身体 第三講 K-POPのことば―--랩(レプ)とラップの間 第四講 K-POPの時間--変化を、変化を、もっと変化を 第五講 K-POPとはいかなる存在か--ことばと音と光が明滅する 最終楽章 K-POPに、栄光あれ--戦争と最も距離が遠いかたち 参考文献について おわりに 参考一覧 願望別 推薦MVリスト 人名索引 アーティスト名索引 事項索引 【著者】 野間秀樹 言語学者。美術家。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授・特命教授などを歴任。著書に、『言語存在論』(東京大学出版会)、『言語 この希望に満ちたもの:TAVnet時代を生きる』(北海道大学出版会)、『新版 ハングルの誕生:人間にとって文字とは何か』(平凡社。韓国語版は、朴守珍・金珍娥・金奇延共訳、トルべゲ)など。
  • 増補 ためらいの看護
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    1巻2,002円 (税込)
    介護・看護の現場から生まれた臨床哲学の名著 「生きている限り心臓が弾み続けいのちを支えるかのように、ケアの弾性は人と人の間にいのちをもたらす」。介護・看護の現場から生まれた臨床哲学の名著の増補版。九鬼周造『偶然性の問題』をテーマにした修士論文を収録。 【目次】 【病棟から】 Ⅰ 病の意味を見いだす 第1章 「信なき理解」から「ためらいの看護」へ 第2章 食と生きざま 第3章 生きる技術・生かす技術 【病棟から】 Ⅱ パッチングケアの方へ 第4章 臨床看護の現場から 第5章 ケアの弾性——認知症老人ケアの視点 【病棟から】 Ⅲ 人に寄り添うということ 第6章 臨床テツガク講座 第7章 隠すプライバシーで露わとなること 第8章 鬱の攻撃性 第9章 「認知症」の衝撃 あとがき * 補遺 ケアの弾性 序説 第1章 ケアの偶然性 第2章 死活の契機 第3章 ケアの弾性 結論 増補版あとがき 初出一覧 【著者】 西川勝 1957年、大阪生まれ。専門は、看護と臨床哲学。元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。現在はNPOココペリ121理事。高校卒業後、精神科・透析治療・老人介護の現場で看護師や介護士として働く。一方で関西大学の2部で哲学を学び、後に大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在は「認知症コミュニケーション」の研究を行いつつ、哲学カフェやダンスワークショップなどの活動にも取り組む。著書に『となりの認知症』(ぷねうま舎)、『「一人」のうらに』(サウダージ・ブックス)など。
  • 一人から始めるリコール運動 保育士が呼びかけた林文子横浜市長解職請求の記録
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    市長解職請求に挑戦した市民活動の報告 市民は、政治的な代表を選ぶだけでなく、拒むこともできる――。2017年横浜市長選挙に臨み「カジノは白紙」と表明した林文子元市長が当選後、突如「誘致」へ方針転換した。「選挙に勝てば何をしてもよい」という姿勢を許してはならないとの思いから、政党や組織に頼らず、市長解職請求に挑戦した市民活動の貴重なレポート。 【目次】 はじめに 木村芳正 第1章 なぜ、リコールなのか? 第2章 政党や組織に頼らない 第3章 立ちはだかった困難 第4章 噓を見分ける力 第5章 リコールに向けた実務的準備 第6章 いよいよリコール本番へ 第7章 リコールする人々 第8章 林市長落選運動と横浜市長選挙 第9章 直接請求制度の役割とコストについて 終章 リコール運動の残したもの おわりに 廣越由美子 推薦の言葉 武田真一郎(成蹊大学法学部教授) 関連年表 【著者】 廣越由美子 「一人から始めるリコール運動」代表。林文子横浜市長解職請求の代表者も務めた。3人の子どもを育てながら、2019年には横浜市議会議員選挙に挑戦し次点。その後、子育てと保育士の仕事をやり繰りしながら1年半近くリコール成功のために力を尽くした。運動終了後は、保育士の仕事を増やし、その合間に、教育委員会の傍聴や市政ウォッチを続けている。好きな言葉は「優しさは見えないけれどどこかで誰かを助けている」。 木村芳正 「一人から始めるリコール運動」を呼びかけ、事務局長に就任。東京都在住。多いときは月に20日以上、受任者募集の街頭宣伝のため、キャンプ用テーブルやスピーカーをキャリアカートにのせ電車で横浜に通った。自営業のかたわら2017年に始まったカジノ・シール投票に参加したことが縁で、廣越由美子さんの横浜市議会議員選挙や林市長リコール運動、林市長落選運動に関わる。好きな言葉は「なすがまま、きゅうりがパパ」。
  • 臨床哲学への歩み
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    自分が語るのではなく、苦しみのベッドサイドで相手の話を聴く哲学へ 「『わからない』というところから出発するためには、『わからないこと』に耐えつつ、『わからないこと』を相手と共に悩むような姿勢が必要です。それは自信満々の医療というものではありません」(本書より) 看護・介護から臨床哲学の道に進み、哲学カフェやダンスワークショップの活動にも取り組む著者の歩み、人々との出会いを語るエッセイ集。解説 天田城介 【目次】 プロローグ――曖昧 1 臨床哲学への歩み 「感情労働」って言うな!――臨床哲学の立場から 医療に哲学は必要か? 生まれてこなかった子どものために 洛星高校で授業したよなあ――〈老いる〉を哲学する 2 ココルームのこと、とつとつダンスのこと 孤独に応答する孤独 釜ヶ崎の人、ふじやん ココルームで遊びすぎた 愛のレッスン 認知症と呼ばれる老い人との関係を考え直す 3 出会いから考える 鷲田さん、とのこと 中井久夫は渋い――ナースだった男がしびれたこと 記憶のかけら――陸軍看護婦になった母 動くためにとまる エピローグ――後知恵 あとがき 解説 「えらい気前のええお天道様やな~」という言葉を紡ぐ哲学の人 天田城介 【著者】 西川勝 1957年、大阪生まれ。専門は、看護と臨床哲学。元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。現在はNPOココペリ121理事。高校卒業後、精神科・透析治療・老人介護の現場で看護師や介護士として働く。一方で関西大学の2部で哲学を学び、後に大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在は「認知症コミュニケーション」の研究を行いつつ、哲学カフェやダンスワークショップなどの活動にも取り組む。著書に『増補 ためらいの看護』(ハザ)など。

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