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-北国から京都へ引っ越してきて周りに馴染めないヤコは、東寺で逃げ出した天邪鬼とそれを追う狐の千早夜に宝珠を取り返す鬼ごっこに巻き込まれて京の町を駆けまわることに。 京の町で出あう個性的な神さまたちや、セクハラに余念のない千早夜に振り回されているうちに、頑なだったヤコの心は元気をとりもどしていく。はたして、盗まれた宝珠は取り返せるのか。ヤコが最後に望むものとは。 冬の京都を舞台にした、ファンタジーです。
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-バリバリのキャリアウーマン二階堂茜は新プロジェクトのチーフに指名され、奮闘する毎日。一見クールで仕事熱心な茜だが、実は恋に恋するうぶな乙女。大好きな乙女小説を読んでは、主人公に自分を重ね「妄想」繰り広げるという妙な癖が。今日もオフィスには白馬に乗った姫や王子が乗り込んでくる! そんな妄想いっぱいの日々を過ごす茜に、ようやく恋の予感? 小型犬みたいに茜にまとわり付き、いつも全力投球の年下男子・椎名諒から猛アタックされ付き合うことに。恋愛経験ゼロの茜は、年上の余裕を見せなければと背伸びする。でも、いつも自然体の諒と付き合う中で少しずつ変化が……? ちょっとでこぼこな二人の爽やかラブストーリー!
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-「わっちはいつまでここに居ればいいのでありんすか?」「僕が、楼主になって……。見世を一人で任されたら、きっと迎えに来る」女郎として生まれついた篝は、楼主の息子、計都に見初められた。一介の女郎である篝と遊郭を継ぐ計都。二人は愛し合ってはいけない関係だというのに、惹かれ合ってしまう……。とある事情で見世に居られなくなった篝が行き着いた場所は……?遊郭で繰り広げられる数奇な運命と宿命が、濡れながら互いを求める恋の物語。
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-ナナリア王国魔導局の魔法研究室で働くアンジェリカ=ミラレンス(通称レディ・アン)は、28歳独身、その上男運が無い上に処女である為「天然記念物」扱いされている美女だ。そんな彼女は、上司でありヴァンパイア族の末裔であるユウトに生血を吸われることから毎朝仕事が始まる。ある日、現在研究中の魔法アイテムに必要な素材を回収するべく、二人は街外れの塔に向かう。しかしその塔には、男運に恵まれないアンの驚くべき秘密が隠されていて…!?
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-「ない。二年間の経験と女の勘だ」衣香坂中学校唯一の文化部『文系部』部長・紅緒に半ば無理矢理仮入部をさせられそうになる転校生・崚仁。妖が視えるおかげで妙な扉を開けてしまい、女子高生に目を狙われてしまう! 女子高生と妖から守ってもらうために『文系部』へ仮入部したものの、夏休み中に正式入部先の決断を迫られ……!? 人間と妖とのスクールライフ、開幕!
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-報酬がバージンなんて!愛の力で奇跡を起こせ!■家業のピンチを救うため、「わずか10日」で自動車運転免許を取得する必要に迫られた美由紀。それをサポートするのは元F1レーサーの恭太郎。イケメンで、地元富豪の御曹司でもあった。そんな強引御曹司恭太郎は、なんと報酬に美由紀のバージンを要求してきた。「なにー!」とは思っても、背に腹は代えられない。こうして「もう一日も無駄にできない」教習がスタート。教程をクリアするたびに蕩けるような“キスのご褒美”が。恭太郎のドライブ&ラブテクニックに翻弄されながら、美由紀は奇跡に向けて着実に進んでゆく。そして恭太郎への愛も着実に深まって……。恭太郎が、実は兄・正人の同級生で、幼いころから美由紀のことを遠くで見守っていた、なんて“秘密”も告白され、美由紀と恭太郎の心と体の距離を縮めていった矢先、恭太郎を追放した米国チームのオーナー令嬢キャシーが彼を迎えに来る。どうなるの、この恋。それに報酬は?
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-ハニートラップで難敵を倒せ。超絶忍者が伝授する蜜なる奥義■群雄割拠の戦国時代。「忍びの里」は徹底的な実力主義で凄腕忍者を養成し、自治独立を維持していた。里に生まれた者たちは、男も女も、物心つく前から厳しい修業を施され、“適性なし”と判断されれば、その時点で脱落。選び抜かれた術者だけが忍び働きの任務につき、諸大名からの高額報酬を稼ぎ出す。だが、忍びの里の頭領は、途中脱落した者たちも見放さない。適性に応じた手職を授け、忍者を支える役目につけた。絵師、薬師、女遊芸人……里人すべてが、栄えある忍者軍団の成員なのだ。が、ただ一人、そんな仕事さえ与えられず、引け目を抱えている娘がいた。椿19歳。忍者たちの洗濯や炊事を手伝う頭領の館の下働き。椿は自分の無能を哀しみ、いつか里の役に立ちたいと願う。ある日、忍びの里は、城主・斬馬の理不尽な要求を拒み、卑劣な奇襲攻撃を受ける。味方の損耗を抑えながら脅威を除くには、密かに斬馬を始末する他ない。そう決意した頭領は、天才忍者・鬼八に秘策を授け、椿に特殊な修業を施すよう指図する。抜擢された椿は嬉々として修業に臨むが、鬼八が椿に課したのは、未通女の身にありとあらゆる愛戯を仕込むハニートラップの修業だった――!?
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-男子高校の新任教師、音羽愛優は、始業式での失態をフォローしてくれた生徒会長の高野忍に惹かれ始める。学校に慣れ始めたころ、先輩教師に乱暴されかかった愛優のピンチを救ってくれたのは忍だった。自分の想いをぶつけ、貪欲なまでに彼女を求める忍。そんな彼の愛撫にとろかされ、愛優は身も心も彼に溺れていく。茜色に染まる放課後。旧校舎で繰り返される淫らな逢瀬。教師としてあるまじき行為に及んでいると悩む愛優に忍が目論んだ決意とは。「かわいい僕の先生。もう離しませんからね」禁断の関係から始まる極上の恋。甘く淫らな官能ラブストーリー。
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-愛する社長と、横恋慕してきた取締役の間で翻弄されるサスペンス・ラブロマンス。■高校時代、溺れたところを救ってくれたライフセーバーに、奈津子は初恋の想いを抱く。現在WEBデザインの仕事をしている彼女は、奇しくもライフセーバーの派遣会社の仕事を任せられ、社長の岬に初恋の人への想いを重ねる。一方、取締役の徳永は、そんな奈津子に盛んにアプローチをしてくるようになる。クライアントであるために断りきれずにいた奈津子は、徳永と付き合っていると岬に誤解されてしまう。救助の理想に燃える岬の役に立ちたいと仕事に打ち込むほど、徳永からのアプローチが激しくなり、ジレンマに陥る奈津子。微妙な三角関係のなかで、徳永に罠をかけられた奈津子と、それを救う岬。愛憎の綾なすサスペンス・ラブロマンス。
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-肉体を穢されても必死に練習するゆりに愛しい人からペアの申込みが…。■憧れのダンサー庄司とのペアを夢見るゆりは、その愛の想い故にペアの選考に破れる。失意のゆりに、庄司への対抗心を燃やす川村が自分とペアを組んで指導を受ければ弱点を克服できると言葉巧みに近付き、肉体関係を結んでしまう。川村の愛撫に溺れながらも、庄司への愛を封印して必死に練習を続けるゆり。やがて迎えたチャンピオン大会で、川村とゆりは庄司ペアに僅差で敗れる。ショックからゆりを捨ててしまう川村。失意のゆりに憧れだった庄司がペアを申し込んでくる。しかし、川村に穢された自分に庄司とペアを組む資格があるのかと悩むゆり。社交ダンスを舞台に、愛と憎しみと官能が交差する異色のラブロマンス。
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-バージンパワーで愛しい人をノックアウト?■伊東美笠は憧れの凄腕イケメン・エクソシスト白石京矢がいる「日本エクソシスト・ラララ協会」入会することに。そこで助手先を斡旋されるが、どこもかしこもイマイチ。本音は京矢の助手を願っているものの、ドジで味噌っかすな自分など不釣り合いで、厚かましすぎると思い、言えないでいる。その時、なんと京矢本人が現れ、美笠を助手にしてくれるという。大はしゃぎの美笠ではあったが、翌日からの勤務は目が点になることばかり。さらに美笠のバージンパワーで抱えている案件を解決したいとかなんとか意味不明なことを。でも愛しい人の言葉には逆らえなくて……美笠と京矢のHでほんわかスラップスティック・ラブコメディ!
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-夫のDVに耐えかねて離婚した柚子は、人形館の住み込み管理の仕事を始める。しかし館では様々な人形たちが夜ごと部屋に訪れ、肉体を蹂躙した……。しかし他に行くところがないことから、淡々と受け入れ続ける。そんなとき、柚子の体にある変化が訪れる。それを救ってくれたのは、人形たちの中でも特別に不気味な人体模型だった。柚子は次第に、人体模型に感謝とも恋愛感情ともつかない気持ちを抱くようになるが……。
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-「旅のマジシャン・カイによる、本日限りのスウィート・マジック・ナイトショー」──休日を楽しむために島から渡ってきたマヤは、ポスターの謳い文句に惹かれ、港町の歓楽街へ足を向けた。ショーが始まり、ステージ上のカイへ野次と揶揄が飛ぶ。カイはマヤをステージに招き、「協力して」とささやいた。カイのセクシーなマジックに、すっかり翻弄されるマヤ。はっと気付いたとき、マヤが乗るべき貨物船は港を後にしていた。マヤとカイは酒場へ赴き、ウィスキーを傾けながら、互いの身の上を語り合う。そして、カイがマジックにかける一途な情熱に打たれたマヤは、一夜限りの恋と知りつつ、カイのスウィートマジックに身を委ねる……。
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-「卒業おめでとうございます。伝えておきたいことがあります。先輩のことが好きです」――高校時代、同じ弓道部の先輩・沙智に惹かれていた宗志郎。でも、想いを綴った手紙を渡すことはできなかった。それから十一年以上が過ぎ、弓道師範となった宗志郎は、道場で沙智と再会する。少女のころの面影を残しながら、どこか陰のある沙智。再び弓を執った彼女の射には、悩みや迷いが透けて見えた。宗志郎は沙智を誘って母校の弓道場を訪れる。思い出話をきっかけに、宗志郎は沙智に惹かれる自分に気がついた。沙智に想いを告げる宗志郎だが、沙智の答えは……。高校時代のピュアな初恋と、時を経た2人のオトナの恋が、甘く切なくクロスする。
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-仮面パーティとカジノとベッドで対決する女スパイの濃厚アクション■失業中の女スパイ服部千代は、スキャンダル情報を掴み、一発逆転を狙ってパリに飛ぶ。仮面パーティに潜入するが、バレてしまい、アブナイ拷問に。なんとか脱出してスキャンダルの証拠も掴んだ千代は、逆にスパイたちから追われる身に。EU本部、モナコのカジノ、そしてベネチアの仮面カーニバル、さらにはベッドを舞台に繰り広げられるスパイ合戦の中で、スキャンダルから暗殺計画が露見して大混乱に。暗殺計画は阻止されるのか? 千代とイギリスのイケメンスパイ・ジェームズとの最終ベッド対決の行方は? 濃厚で妄想的なドタバタアクションラブファンタジー。
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-『春の小川』の失われた歌詞を巡る、渋谷の巫女たちの都市伝説的ロマン。■「え、私の身体の中に何が入ってくるの?」渋谷のヒカリエに勤める知的美女の美姫は、渋谷駅の大改造計画が進む中で、かつて渋谷駅前を流れていた穏田川の神に憑衣され、川の魂と記憶を守る巫女となる。そこへ『春の小川』と同じ名前のハル・オガワ・ルートヴィッヒという日系ドイツ人の少女が現れたことで、穏田川ほか渋谷の川と坂の神々が、失われた春の小川を巡ってざわめき立つ。川と坂の神々の4人の巫女とともに、渋谷の歴史と記憶を守る使命を授かった美姫、現場に立ち会うことになったハル。巫女を守る守護士と巫女たちとの男女模様、新たな守護士との仄かな恋。現在進行中の渋谷駅再開発計画を舞台にした異色の都市伝説的ロマン。
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-何があっても、私が彼のかわりに君を守る■エリート外交官だった婚約者を、結婚直前に卑劣なテロで喪ってしまった由布子。無垢のまま遺された彼女にもテロリストの魔の手が忍び寄る。その窮地を救ったのは、亡き婚約者と刎頚の契りを結んだ、若き王族アリー。深い哀しみを共有する二人は、やがて惹かれあい、許されざる恋に落ちて……。だが、そんな関係を近しい人々に非難され、世間の好奇の視線にさらされて、身の置き場を失くした由布子は、逃げるように旅立ったアリーの故国で、さらに厳しい現実を知る。なんとアリーにはすでに二人の妻があり、熾烈な権力闘争を戦う彼には、愛などただの気まぐれでしかないというのだ……!! 遺されし乙女妻は、王族の奔放愛とテロの恐怖に身悶える――!!
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-朝、目を覚ますと知らない部屋にいた。生まれたままの姿、身体の残る違和感と赤い痕を総合すると、考えられるのは一つだけ……。背を向けて眠っている男性も当然何も纏ってはいない。私は、男性が誰なのか確認することもなく、逃げるように部屋を出た。そのときに大事な腕時計を忘れてしまったことに気付かずに……。あの時の男性が誰だったのかは分からないまま。誰からもあの夜の話題が出ないということは、きっと一夜限りの人だったのだろう。そう思っていたのに――。いつものバーで飲んでお手洗いに立ち、席に戻ると……グラスの傍に大事な腕時計が。あの日の男性がこの店の中にいるの?!
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-海堂ファイナンシャルグループ会長の孫娘である海堂蘭子は、グループ跡取りの従者である藤木に叶わぬ恋心を抱き続けていた。提示された断れない縁談。見合いの日まで藤木を傍に置きたいと考えた蘭子は命を狙われていると嘘をつくが、直後、彼女は本当に何者かに狙われ始める。彼女を守るために奔走する藤木と、彼を巻き込んだ罪悪感に苦しむ蘭子。追い詰められた危機感の中で、ふたりの想いは頂点を超える。破られる禁断のヴェール。壊される主従の壁。せめてひとときでも愛し合うことを選んだふたりは、蜜のような甘い夜に身を投じる。「貴女の幸せを、心から祈っております」秘められた純愛の行方は――。切ないほどに甘い、主従ラブロマンス。
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-重役令嬢である麻優美は、父の顔を立てて取引先の副社長とお見合いをする。しかし彼女がひと目惚れをしたのは、お見合い相手ではなく一緒にいた彼の秘書だった。勤勉な堅物秘書の永井。上手く彼と付き合うことになったものの、交際三カ月になっても彼はキスひとつしてはくれない。そんな関係に不安を感じ始めた麻優美は強硬手段に出るが……。「俺は貴女を、大切にしたいんだ」恋人同士でも、言葉にしなければ伝わらない愛がある。もどかしいほど純粋なふたりの、スイートラブストーリー。
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-派遣切りにあって求職活動中の佐々倉志津《ささくらしづ》は、入院中の祖母の下宿の管理を三日だけ任される。でも、母親からはなぜか、絶対に誰とも会うなと釘を刺された。二日目。住人らしき中学生の三つ子から裏山の祠の掃除を頼まれてしまう。祠の扉を開けた瞬間、突風が吹き荒れ、現れたのは和服姿で目つきのするどいイケメンで!いきなり押し倒され、パニックになった志津の隠された力が発動してしまい……。強引な俺様イケメン天狗との、ドキドキエッチで不思議な契約譚。
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-村は深い雪で埋もれていた。昔からの風習が根強く残った土地であった。村で一番美しい生娘を蛇神様に生贄として捧げる習わしだった。蛇神様は大きな頭を八つの下半身が支えていた。八つの一物を生贄の生娘が満足させないと村には恐ろしい祟りがあると信じられてきた。庄屋たちの陰謀で『神がかり的に美しい娘』と言われたアズサミコが生贄にされることになった。アズサミコの性を調教するために江戸から仕込み師、沙汰郎が呼ばれた。吉原遊郭で花魁を名器にする神業は評判だ。しかし、その正体は霧を吹く妖刀を携えた『妖魔の狩人』だった。地獄のような修羅の中で華開く、アズサミコと沙汰郎の禁断の恋の行方と二人の運命は!?
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-初体験で手首を縛られ、自分の中に潜む性癖に気づいた美緒。そんな自分を隠し、優しい恋人と幸せな日々を過ごしていたが、彼と同居している従兄が美緒に緊縛の快感を教えた誠矢であると知った日から、彼女の欲望が蘇り始める。忘れようとしていた快感は誠矢によって再び引き出され、緊縛に疼く身体は制御不能。「お前は俺から離れられない」妖しい笑みと共に打たれる縄を、いつしか自分から求めるようになり――。異質な性癖がもたらすのは、至上の快楽。身体の奥底に潜む欲望に溺れる、アブノーマルラブストーリー。
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-仕事が生甲斐のアラサーキャリアOL・恵理香。五人兄弟の長女で、しっかり者の強い女と思われ「お前には俺なんか必要ないだろう?」といつも振られてばかりだった。そんな恵理香に見合い話がやってくる。相手は人気のインテリアデザイナー・一之瀬茂。お見合いの日は偶然にも恵理香の誕生日、クリスマスイブだという。もしやこれは神様からのご褒美!? そんな折、恵理香のもとに本社から爽やかな年下社員・俊輔が研修にやってくる。なんと彼の誕生日もクリスマスイブだということがわかり意気投合! 人懐っこい俊輔から恋の相談までされ、心を揺さぶられる恵理香だったが……。 やがて、33歳の誕生日――クリスマスイブに、人生最高に素敵な“恋のサプライズ”が訪れる!!
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