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-東京空襲で焼け出されて長野へ疎開し、その日食べるものがない極貧の生活を経験。戦後、両親が始めた映画館の経営が大当たりするが、不審火で丸焼けになり、財産のすべてを失う。再び中学・高校と赤貧を洗うがごとき生活を経て大学へ入ったものの、学生自治会活動に没頭したため就職のチャンスを失う。そんな著者がふとした縁でイトーヨーカ堂に入り、青果バイヤーとして辣腕をふるう一方、労働組合執行委員長、女子バレーボール部監督(日本リーグ優勝)など、普通のサラリーマンが経験できないような仕事に従事。そして1996年、「専務取締役中国室長」の辞令を受け、25000人の部下を持つ身から、たった一人で中国へ赴任。わずか10年余りで中国イトーヨーカ堂を11店舗、売上1000億円の規模にまで育て上げた著者が語る、「前向き人生の歩き方」「仕事の取り組み方」「サービスの真髄」「リーダーの哲学」「小売業成功のノウハウ」。
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4.0
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5.0成功の秘訣は、「はずれくじ」を「当たりくじ」に変えることだ! 人生においても仕事においても、はずれくじや貧乏くじを引いてしまうことはよくある。そんなとき、人は「運が悪い」とか「左遷された」と言うだろう。ここで、本人も同じように感じたら負けである。はずれくじを「これは当たりくじだ」と思い続け、言い続け、一所懸命に取り組む。そのことによって、本当に当たりくじに変わってしまう。イトーヨーカ堂の中国進出、デニーズの再建など、幾つもの困難な「はずれくじ」を引いた著者が、どのようにそれを「当たりくじ」に変えていったかを語る。リーダーへ贈る渾身のメッセージである。