宇野千代 - 中央公論新社作品一覧
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4.5陽気は美徳、陰気は悪徳を信条に九十八歳の天寿を全うした小説家・宇野千代。毎日、机の前に座り、食事を作り、週に一日だけ大好きな麻雀に興じる。八十三歳から最晩年まで、前向きでイキのいい毎日を綴った随筆選集。「私の文章作法」「私の発明料理」も収録。〈巻末付録〉瀬戸内寂聴/藤江淳子 【目次】 暮しの中の私(83歳~90歳) 暮しの中の私/私はいつでも忙しい/ちょっとイカス話/私の晩年/嬉しさ余って大狼狽/私の昭和史とは 愉しい好きなことだけを(90歳~97歳) よい天気/自慢の種がひとつ減った/私はぞっとした/私はしあわせ、昔もいまもこれからも…/陽気は美徳、陰気は悪徳/この秋で私は満九十一歳/私は夢を見るのが上手/愉しい好きなことだけを/気に入った笑顔/人生とは、行動すること/欲望の整理/ごく自然に/待つことの人生/私と麻雀/好きな人が出来たときが適齢期/自然だけではなく人間も変った/天狗久と私 私の文章作法 小説は誰にでも書ける/文章を書くコツ/気持のよい文章 私の発明料理 巻末付録 弔辞(瀬戸内寂聴)/宇野千代と歩いた花吹雪人生36年(藤江淳子)
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-青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成。青山二郎、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。文庫オリジナル。 〈解説〉林秀雄・宇月原晴明 〔目次より〕 Ⅰ 青山二郎の話 青山二郎の話 青山二郎さんの思い出 説明をしなかった青山さん 青山さんの童心 ははははは 独創は真似からはじまる よく出来た田舎者 芭蕉を偲んで 和ちゃんの話 悪いものは見ない 青山二郎さんへの手紙 女性的才能について――あるハガキ通信―― Ⅱ 小林秀雄の話 あの頃の小林さん ゴッホとロートレック 真の恩人は小林さん 小林秀雄さんの愛情 私の一生に書いた作品の中で 私の本箱 凡て尊敬することだ 二つの文体 文学界の表紙 Ⅲ 宇野千代の話 青山二郎 夜眼、遠眼、傘の内 青山二郎 最も善く出来た田舎者――宇野千代さんについて 青山二郎 〈巻末エッセイ〉淡島の家 大岡昇平 中公文庫版『青山二郎の話』解説 林秀雄