西原稔作品一覧

  • 新版 クラシックでわかる世界史 時代を生きた作曲家、歴史を変えた名曲
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    歴史が動くとき、名曲が生まれる。 ──16世紀中盤から第一次世界大戦まで、音楽史でいえばバロック前期から後期ロマン派までの時代の音楽を、革命や戦争など大きな出来事の歴史と、社会史、美術史、演劇史と組み合わせて見ることによって、現代に残された数々の名曲に秘められた真実の歴史を解き明かします。 [本書の内容より] ・ヴィヴァルディは皇帝に〈機密情報〉を提供していた? ・ハプスブルク家の結婚政策がオペラを発展させた ・ベートーヴェンのパトロン遍歴と国際政治力学 ・革命に加わって指名手配されたヴァーグナー ・スエズ運河開通式典とヴェルディ《アイーダ》の深い関係 ・ピアノは大砲よりも強し。パデレフスキのポーランド独立運動 2007年10月の刊行以来、版を重ねロングセラーとなっていた『クラシックでわかる世界史』に大幅な改訂を施し、お求めやすいコンパクトな新版としてお届けします。とくにオペラ作品の題材と歴史との関連、各都市の音楽文化についての記述を充実させ、前著と比べてより立体的な内容としました。
  • バロック音楽と国際政治
    -
    1巻2,420円 (税込)
    外交官の使命をおびて旅したフローベルガー。 メディチ家からフランス王家に嫁ぎ、芸術外交を展開した王妃たち。 ドイツの小国ハノーファーを国際舞台に引き上げたステッファニ。 英国の新王朝樹立をめざして暗躍したヘンデル。 海上覇権をあらそう英西間で争奪戦となったカストラート歌手ファリネッリ。 3つの継承戦争に巻き込まれたバッハ── 旅する音楽家たちが動かした世界史の真実とは! 大人気ベストセラー『クラシックでわかる世界史』の 著者が放つ近世ヨーロッパ音楽歴史絵巻!
  • ピアノ大陸ヨーロッパ 19世紀・市民音楽とクラシックの誕生
    -
    1巻1,320円 (税込)
    19世紀の最先端科学技術の粋を結集した工業製品、ピアノ。 PART 1では、ピアノの発展、ピアノ音楽創作の歴史をとおして、当時の産業化社会が市民文化を創出し、現代のわたしたちが楽しんでいる「クラシック音楽」を生みだした過程を明らかにする。 PART 2では、パリやウィーン、ロンドン、ベルリン、ライプツィヒなど、個々の都市や国での個性あふれるピアノ音楽にスポットをあてる。 終章では、19世紀ピアノ音楽のもっとも特徴的なジャンル、「ノクターン(夜想曲)」をとりあげて、当時の社会のあり方やひとびとの美意識がどのように反映しているのかを考察する。 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)のホームページでの連載「ピアノの19世紀」を全面的に改稿し、単行本化。
  • ピアノの誕生・増補版
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ピアノが誕生して楽器として進化する背景には産業革命があった。技術革新と市場開拓が相互に影響して商品として普及し、富の象徴としてだけではなく「繁栄する未来」を予見させもした歴史的な過程に迫り、ピアノと近代産業化の関連性を丁寧にひもとく社会史。

最近チェックした本