有実ゆひ作品一覧
-
-
-
4.5
-
4.3
-
2.0
-
4.1
-
3.0
-
4.0
-
-俺と組んで探偵やらないか?――公安諜報員・安住と霊術師の朱堂。闇の世界に生きる男たちの戦いを描くダークファンタジー開幕! 異能力を駆使して人を殺める存在がいる。そんな連中を追い、監視し、人知れず始末しているのが、警視庁キャリアで公安諜報員の安住創一だ。ある日、目黒川沿いに建つ宗教団体のビルから、教主と思しき男の奇怪な悲鳴が轟き始めた。半月経っても収まる兆しがない。安住が異能術師の部下・松原を従えて調査に出向くと、そこに朱堂と名乗る異能力術師が現れる。モデルのような甘いマスクとスレンダーな朱堂は、とある人物から5000万で安住を消してほしいという依頼があった、と告げる。「俺と組んで探偵やらないか? 守ってやる代わり、俺の仕事の手伝いをしてほしい」という朱堂の申し出を一蹴した安住は、教主の死亡記事に朱堂が手を下したのだと悟るが……
-
-
-
3.0バーテンダーになる為、ホテルのバーでアルバイトをしている雪矢は、その美しい外見から男女問わず口説かれることが多かったが、故に人間嫌いでもあった。 ある夜、酔っ払った客に口説かれていたところを矢崎と名乗る客に助けられる。 何故だか妙に惹かれ、忘れられなくなってしまう雪矢。一人でいることを好み、誰にも心を取られることなどなかった自分に戸惑い、もう会うこともないから忘れようと言い聞かせたところに再び矢崎が来店する。雪矢は居ても立ってもいられず、一杯付き合ってほしいと誘うのだが―― 【登場人物】 澤渡雪矢(21)大学生、バーテンダーを目指している。自分は他と違っていると思うがゆえに一人でいることを好むが、矢崎と出会ってその考えが独りよがりであったことに気づく 矢崎洋充(35)外資系投資会社東京支店副支店長。雪矢の内に秘めた情熱にほだされる。
-
-夜の新宿。聞き込みをしていた刑事・神崎蒼斗は酔っぱらいに絡まれている男を見つける。すぐに助けに入り、その場を収めるが、その男に抱きつかれキスされて驚く。翌日、着任間もない参事官に呼ばれ執務室に向かった蒼斗の目の前にいたのは、昨夜助け、キスされた男だった。東大法学部を中退して入庁した超エリート・伊澤純也。蒼斗の相棒としてしばらく行動を共にするよう命じられる。戸惑う蒼斗に参事官は告げる。「私は、あなたが持つ不可解な能力のことを知っています」と。絶対服従の上下関係。しかし蒼斗の反発する気持ちはやがて……。著者紹介 有実ゆひ 大阪府吹田市出身。二〇一六年十月、『社長と猫もふライフ』でBLデビュー。猫ライフ。動物大好きで南アフリカ共和国まで野生の動物を見に行ったことも。現在、真空管アンプでレコードを聴きながら執筆。