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  • 忘れられた姫君【分冊版】1
    完結
    3.0
    【この作品は同タイトルの分冊版です】お迎えに上がりました、内親王殿下――優しかった祖母が亡くなり、ロザリアが天街孤独となったその日。お城からお迎えがやって来た。美しい侍従長アレイスによれば、ロザリアはローゼリア国の姫君だというのだ。市場でオレンジを売り、歌をうたっていた田舎娘は城で貴族たちの好奇と蔑みの目にさらされる。だからせめてロザリアは変わりたかった。すばらしいレディとはいかなくても、自分を大事にしてくれるアレイスに恥をかかせないようになりたいと。
  • 忘れるための7日間
    完結
    -
    アンドレアは8年前に自分を捨てた男クレイトンをオークションで競り落とそうとしていた。彼との7回のデート権利を落札して、別れの理由を問いただしてやる。そしてもうひとつの目的も果たせるかもしれない。やがて落札したクレイトンが現れると、アンドレアは目を見張った。8年ぶりのクレイトンは大人の魅力を増し、女性なら誰でも夢中になりそうなほど素敵だ。アンドレアは激しく動揺した。くすぶっていた恋の残り火が再び燃え上がる瞬間だった――!!
  • 悪い妻と呼ばないで
    完結
    2.7
    リンジーとティムの新婚生活は薔薇色…のはずだった。両親を亡くし孤児院で過ごしたリンジーと、裕福な上流階級出身のティムは愛で結ばれていたのだ。いくらティムの母がひとり息子の結婚相手が孤児であることを受け入れられず、冷たい視線を向けてこようと、彼の愛に包まれ、仕事も順調な日々を送っていたリンジーは、愛がどんな障害をも克服してくれると信じていた。出張から帰った日、夫のティムが、我が家で金髪の美しい女性を抱いているのを見るまでは。
  • ヴィヨンの妻
    完結
    5.0
    酒に溺れ家庭を顧みない作家・大谷の妻は、貧しい生活に苦悩し、子どもの将来を悲観していた。ある夜、大谷は何かに追われるように帰宅し、そこに「どろぼう」呼ばわりする夫婦が押しかける。そこで大谷が手にしたものは一本のナイフ――。しなやかに生きる“妻”の視点で進む、戦後の「愛の姿」を問う物語。

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