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  • 私があなたをなにものからも守りぬく(登気編)
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    時は江戸。15の意登(とき)は一膳めし屋に勤めている。おかみさんの遣いで尋ねた長屋住まいの大工、19の柊次(しゅうじ)に一目で恋し、その日から柊次のことしか考えられなくなった。 会うたびに優しい柊次だが、店で会った女の人を意識していることに登気は気づく。柊次と恋仲になりたいと望みながらもどうしたらそれが叶うのか登気にはわからない。 次第に柊次と今までのようにも話せなくなり、悩む登気に柊次は毎日会えるようにと弁当を頼む。 優しい柊次への登気の想いは募り……。
  • 笑わない君が好きだった(由良編)
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    時は江戸。京のお店の一人娘、由良(ゆら)は五歳の時に修行で江戸からやって来た十二歳の銀太朗と出会う。大事に育てられ、人見知りでじっと様子を窺う猫のような由良だが、銀太朗には初対面の時から心を開く。銀太朗は気風のいい男前で、あちこちで女子に夢中になる。次第に銀太朗への想いを自覚するようになった由良は、由良は別格だと言いながら、恋の相手には選ばない銀太朗にもどかしさを募らせる。一方、二十歳になった銀太朗は、実家の店を継ぐため江戸へ発つ日が近づき……。
  • どこかですれ違う偶然がずっと続くと思っていた
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    時は江戸。お紗寧(さね)は扇折の仕事をする大人しい十六歳。女形のお溜さまに夢中で、仕事仲間のお満ちゃんと一緒に、お溜さまの舞台へ足げく通っている。その帰り、お紗寧は偶然、幼馴染の香佑(こうすけ)(18歳)とすれ違う。香佑とは生まれてから十四まで隣同士の長屋に住んでいた。幼い頃より香佑はお紗寧に口づけなどしたが、お紗寧は、二枚目で頭もよく、身体能力も高い、人気者の香佑が自身になぜそうするのかわらぬままだ。そうしてある日、お紗寧は香佑の危機を知り……。

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