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-「ここは暗くてさびしいよ…」あの世から聞こえる幼い泣き声――。10年前に子供が失踪した家にやってきた若い家政婦。彼女には「水の底は冷たい」と泣く子供の霊が視えるというが…。(『水辺の家』成毛厚子)妊娠中の妻は、引っ越し先のマンションでどこからか聞こえる赤ちゃんの泣き声に悩まされるが、その声は他の人には聞こえないようで…。(『声が聞こえる』大石エリー)この世に怨みや未練を残した霊と人間の愛憎が絡み合う事件を集めた「女たちの心霊サスペンス」シリーズ第4弾は、幼くして不幸な目に遭った子供の霊にまつわる悲しく恐ろしい6作品を収録。
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-自分が死ぬ日を知ってしまったら、もう日常には戻れない…。母の死後、母が人の死ぬ日を予言する力を持っていたことを知った息子。彼が死ぬ日だというメモを母の秘書から渡されるが、そこに書かれていた余命は…。(『カウントダウン』ワタナベチヒロ)やさしい夫と結婚し幸せいっぱいの女には、その生活にずうずうしく割り込んでくる妹だけが悩みの種だった。妹は、自分は20歳で死ぬと信じて定職にもつかず堕落した生活を送っていて…。(『約束の日』はざまもり)自分の死期を知り、その恐怖に耐えられず心や身体を壊していく悲劇を描いた5作品を収録。
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-幸せそうな女友達を地獄に突き落としてやりたい……! 故郷の親友から相談があると呼ばれ帰省した万葉。憧れの教授と結婚して幸せなはずの親友は元気がなく、常に何かに怯えていて…。(櫂広海『悪夢の夏』)夫の転勤のため知らない土地に引っ越したのに、忙しさを理由に自分の相手をしてくれない夫や連日の無言電話に苛立つ主婦は、隣の部屋の女性と仲良くなることで孤独を癒そうとするが…。(朔野かがり『幸せのパルス』)傍目には親しそうにしながら、心の中では相手に嫉妬し自分より不幸になるよう足を引っ張り合う女同士の醜い関係を描いた6作品を収録した『女たちの事件簿』第51弾!!
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-いじめ、学級崩壊、性的虐待…教師はモラルを捨て、生徒は悪意を育むーー。祐里は、10年前、中学2年の時の作文を見つける。そこには同級生のカナをいじめたことへの反省が書かれていた。騙されやすく無抵抗なカナを、友達と一緒になって残酷にいじめた過去を思い出して…。(岡村えり子『爪の跡』)無気力な教師・高津は生徒たちにナメられ、彼のクラスでは学級崩壊が起きている。かつては熱意にあふれていた高津だったが、それが他の教師の反感を買い…。(折井いずみ『ある聖職者の受難』)弱いものを残酷に傷つけ苛(さいな)む、病んだ学校の内部をリアルに描いた6作品を収録した『女たちの事件簿』第36弾!!
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-DV、借金、浮気…こんな男にひっかかったばっかりに、私の人生がメチャクチャになっていく……。幸せな結婚を控えていた女のもとに、お金を無心する元彼が現われた。過去のことで元彼にさんざん脅され、女はある決心をする…!! (大政喜美子『最高の結婚』)、つき合っていた女が邪魔になり、心中に見せかけ殺した男。その後、社長令嬢と婚約しのうのうと生きている男に、死んだはずの女が復讐を企て…!?(瀬口恵子『死人心中』)――くだらない男のせいで、破滅に追い込まれそうになった女たちの人生を描いた5作品を収録した『女たちの事件簿』第29弾!!
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-「子どもは親の所有物なんだから」――原因不明の病気で入退院を繰り返す子どもに献身的に尽くす母親。周囲はそんな母親を褒めたたえるが、母親の過去を知る人物が現れたことで状況が変わって……!?(大石エリー『わたしの天使』)小児科医の優しい夫とかわいい娘に囲まれ、人もうらやむような家庭を築いた千秋。しかし、仕事を始めた千秋が充実した生活を送る一方で、娘は元気がなく無口になっていくが…。(安藤なつ『窓』)表面上は愛情深い親の振りをして、裏では自分の欲望のために平気で実の子どもを苛む親たち。親を無垢な心で信じる子どもが傷つけられていく残酷な現実を描いた「虐待」シリーズ第5弾。
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-幸せになるために、たくさんお金が必要だっただけ…。闇金融の取り立てに苦しんでいた主婦の香穂は誰かが置き忘れた大金を盗み、返済に使ってしまう。しかし、お金の持ち主が自殺してしまい…。(『目撃者』大石エリー)頼りない年下のマザコン夫はリストラされても義母にべったり。うんざりした早紀は経済力のある義父に資金援助をお願いするが、義父は彼女に見返りを求めて…(『ガラスの日常』大橋卓)自分の幸せのため、家庭の平和のために安易な手段でお金を手に入れようとした女の転落人生を描いた5作品を収録した『女たちの事件簿』第42弾!!
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3.0信じていた家族の秘密を知った時、私の平凡な幸せが崩れていく……。夫以外に身寄りのない礼奈は第一子を妊娠して家族が増える喜びを感じていた矢先、夫が交通事故で急死。遺体と対面した礼奈の前に、彼の妻だと名乗るふたりの女性が現われて……!?(『蜂の罠』はざまもり)趣味で作っているテディベアの置き場所に困ってレンタルボックスを借りることにした妻。偶然、夫もレンタルボッックスを契約する場面を見てしまうが、夫はそのことを家族に隠していて……。(『シークレットボックス』折井いずみ)愛する家族の本当の姿を知ったことで地獄の苦しみを味わう女性たちを描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第39弾。
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-私は親切で気が利く隣人でしょう…? 引っ越し先の住人たちに好かれたい、仲良くなりたいと思うあまり、過剰なプレゼントをしたり、留守宅に入って洗濯物を取り込んだりする主婦。しかし、隣人は自分たちの生活を知りすぎている彼女を気味悪がるようになり…(『溺れる手』大石エリー)。マンションで子供と暮らすシングルマザーのもとに、脅迫めいた手紙や無言電話の嫌がらせが続く。子供の騒音に怒った隣の住人の仕業なのか…?(『危ない隣人たち~脅迫~』成毛厚子)普通の顔をした隣人が実は狂気を隠し持ち、自分たちを監視する恐怖を描いた6作品を収録した『女の犯罪履歴書』第44弾。
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-特集は「とまどう親たち~こんなはずじゃなかった!」【収録作】幼い兄妹を抱えた母子家庭に入り込んできたのはアパート隣室の少女。祖父と二人で暮らしているが、近所の評判は芳しくない。どうもネグレクトされているようだが…[最高の日/長広洋子]。幼い息子を車内に放置して熱中症で死なせた…その罪の刻印は何年たっても心から消えることはない。だが、パート先のスーパーで一人でいる少年に声をかけた時から、心の中で何かが動き出した…[彼方のきみへ…/野妻まゆ美]。毎日家の中で幼子と二人きり…育児は孤独。そんな状況を打破するために公園へ出かけたのはいいが、いきなり知らないママさんたちに話しかけるのはハードルが高くて、なかなか仲間に入れない。別の公園なら受け入れてもらえるグループがあるかも…と公園を転々とするはめになってしまって――[公園ジプシー/くぼた美樹]。難産の後、1か月の実家暮らしを経て、3人の生活が始まったところで夫の会社が倒産の危機に。自分には前の職場から復帰要請が。じゃあ、いっそ会社を辞めて次が見つかるまで主夫をしたら、という提案から夫の育児・主夫生活が始まったのだが、はたして、うまくこなせるのだろうか…[愛が見えた時/関谷青子]。計4作を収録。