梶山季之 - 徳間文庫作品一覧

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  • 銀座ナミダ通り(電子復刻版)
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    ホステス“三、七、十三”説を御存知か。ホステスになって三年なら結婚でやめていく。マダムに納まるのはだいたい七年目。十三年に及ぶホステスは、結婚運にもマダム運にも恵まれない、というのだ。銀座のクラブに勤める長沼陽子は、この説どおり、この道七年目にして、店を持たないかと誘われた。しかもナミダ通りの別名をもつ銀座の一等地・並木通りの新築ビルに、だ。女の手練手管の出世譚。

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  • どないしたろか《上》(電子復刻版)
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    1~2巻550円 (税込)
    「よし、石の上にも三年、男なら弱音を吐くな!」昭和三十年の不況時、小さな薬品工場『五十嵐薬工』に就職した庄司道夫は、薬品問屋街・大阪道修町に乗り込んだ。ど素人扱いされた数カ月後、廃棄処分になった洗剤原料をもとに莫大な利益をあげた庄司は一躍、男をあげ、凋落しかかった会社を急上昇の波にのせたのだ。だが、新工場建設の銀行融資がなぜかおくれ、順風の庄司にも暗雲が……。異色のど根性出世譚。

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  • ノンフィクション選集1/日本の内幕(電子復刻版)
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    〈日本の内幕〉取材グループが〈日本が戦争に巻き込まれたら、どうなるか?〉をテーマに取材した結果、じつに戦慄すべき事実が判明したのだ。敵国をはっきりと定め、各航空団の配置も細部まできめられ、アジア地区の自由主義諸国の防空防衛策も攻撃用に転用できるものであった(S・ドラゴン作戦)。政財界、医学界、宗教界、官僚、あらゆる階層を描破する梶山季之〈日本の内幕〉総集篇。

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  • 彫辰捕物帖(一)(電子復刻版)
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    江戸で評判の刺青師・彫辰。刺青中の女客の痛みを痛みを和らげるため自らの肉針を使うその秘術に、料亭〈湖月〉の女将・お竜もすっかり虜に。そんなある日、岡っ引の三星屋喜蔵が奇妙な殺人事件の話を持ち込んできた。仏具商〈金竜堂〉の出戻り娘・加代が離れで変死したという。五体に傷はなく、しかも密室状態だった。困惑する喜蔵を尻目に、彫辰は鮮やかな推理を展開(「刺青渡世」)。他四篇の傑作時代推理。

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