成瀬かの - シャレード文庫作品一覧

  • 珊瑚の骨
    3.5
    ――僕、木津先生が、好きみたいだ…… なんでキスしたいなんて思ったんだろう――売れっ子作家の木津大周に執筆依頼をするため、彼のいる南の島を訪れた白倉瑛。本当は会いたくなかった。瑛はもう何年も腹違いの兄による性的虐待に苦しんでいた。その傷痕を木津に見られてしまっていたから。しかし、強引に滞在を要求され、木津の甥っ子・優羽と三人の生活が始まる。穏やかな時間の中、愛情に飢えていた瑛にとって、木津の優しさは初めての感情を湧きおこし……。

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