桃里留加 - ハーレクイン・イマージュ作品一覧

  • 脅された花嫁
    3.0
    なぜザンダー・ヴォラキスがここに?打ち合わせに現れたクライアントを見て、ローレンは凍りついた。途方もなくハンサムで傲慢なギリシアの大富豪――法的には今も夫である男。五年前、ザンダーはローレンが浮気をしたと決めつけ、彼女の心を踏みにじったうえ、人生をこなごなに打ち砕いた。その男が再び姿を現し、仕事を依頼してきた。いったいなにを企んでいるのだろう。ローレンは辛辣な態度をとりつつも、不安を抑えきれなかった。

    試し読み

    フォロー
  • 教授はそばかすがお好き
    4.0
    養育係(ナニー)のデボラは急な仕事を頼まれ、ある家に出向いた。そこで子供たちと留守番をしていると、一人の男性が訪ねてきた。ハンサムで優雅な身なりの男性だったが、その態度は失礼千万だった。勝手に家に入りこんだあげく、デボラのことを、猛女だの、鼠取りのような口だのとからかったのだ。結局、彼は子供たちの母親の兄ギデオン・ボーフォートとわかったが、デボラは憤慨し、彼にはもう二度と会いたくないと思った。しかし一家の休暇先でギデオンに再会すると、デボラは困惑を覚えた。腹立たしさと同時に喜びを感じている自分に気づいたからだ。ギデオンがときおり見せるやさしさも、デボラの混乱に拍車をかけた。■健気に生きるヒロインの心をかき乱すのは、ハンサムだがひどく尊大な経済学者。彼女の悲しみは深まりますが……。
  • 禁断の林檎
    4.5
    父親の遺言が明かされると、ユーフィーミアは衝撃を受けた。父には借金があり、家族の愛する家が抵当に入っているというのだ。悩んだ末、ユーフィーミアは家を貸すことにした。家賃収入を抵当の支払いに充てれば、大切な家を手放さずにすむ。だが、ようやく見つかった借り手は、思いもよらない人物だった。なんと、父親の最後の治療をめぐって激しく対立したオランダ人医師、ドクター・ファン・ディードレイク。傲慢で無礼な彼とかかわるのはひどく不愉快だが、契約さえ交わしてしまえば、顔を合わせることもないだろう。ユーフィーミアのそんな期待は、ほどなく裏切られる……。
  • 消された結婚 秘密の扉が開くとき III
    -
    なんとしてもイーサン・シーヴァーを捜し出さなくては。クレアは新たな人生へ踏み出すために、彼と会う決意をしていた。イーサン――つかのまの結婚生活の相手。かつての夫。どう表現しようと、私が彼を利用した事実は変わらない。クレアは、親の支配から逃れようとした世間知らずの令嬢の行動が純粋な青年をどれほど傷つけたかを思い、苦い後悔の念に駆られた。家に連れ戻されるなり離婚に同意した過去の自分の弱さを謝罪し、あれから私も少しは変わったのだと彼に証明できたら……。だが、勇気を奮い起こして電話した彼女を待っていたのは、今ではビジネスで成功した男性の、冷たい拒絶の言葉だった。★新たな出発を誓い合った三人の女性の約束の物語〈秘密の扉が開くとき〉もいよいよ最終話。裕福な家に生まれたせいで自分の人生を歩むことができなかったクレアの旅立ちを描きます。★
  • 結婚の秘密と真実 ベラ・ルチアが結ぶ恋
    -
    至急、夫を求む――ジョディが作ったウェブサイトだ。彼女は生まれ育ったロンドンを離れて新しい人生を始めるため、なんとしてもオーストラリアの永住ビザを手に入れたかった。その手段として便宜結婚することを決意したのだ。だが、応募してきたある男性に会い、期待と不安が渦巻いた。ヒース・ジェイムソンは礼儀正しく、ハンサムで、セクシーで、ジョディがこれまで出会っただれより魅力的な男性だった。ヒースと感情的に距離をおき、名前だけの夫婦になるのは不可能だ。それに、そもそもこんな方法で結婚相手をさがしているなんて、ヒースにもなにか隠された動機があるに違いない……。★〈ベラ・ルチアが結ぶ恋〉はロンドンの高級レストランのオーナー、ヴァレンタイン家の一族を主人公にしたミニ・シリーズです。★
  • 今夜だけ踊らせて ヒーローに恋したら II
    -
    ダナは大学の同窓会に誘われて困っていた。あまり会いたくない人物も出席するし、なにより一緒に出かける恋人がいない。すると話を聞きつけた同僚のアダムが、エスコート役を務めると言い出した。確かに彼は見栄えのするセクシーな男性だけど、いつも喧嘩ばかりの二人が恋人同士に見えるはずはない。しかし、アダムはさらにこう続けた。「一晩だけ仕事を忘れ、ただの男と女としてふるまおう」危険な予感に、ダナの胸がざわついた。★先月からお送りしている二部作〈ヒーローに恋したら〉の後編です。筋金入りのプレイボーイ、アダムの見事な大変身をお見逃しなく!★
  • 午前零時の告白 ドクターと見る夢 III
    -
    看護師のヘイリーは見知らぬ男性とのキスを何度も思い返していた。大晦日の夜、病院関係者のパーティは幸せそうなカップルばかりで、彼女は会場を抜け出してバルコニーで新年を迎えた。そして隣にいたタキシード姿のハンサムな男性とキスをかわした。それは軽いキスだったのに、彼女は完全に心を奪われていた。彼ばかりでなく、一緒に来ていたかわいい男の子にも――。だがヘイリーは彼の名前さえきかず、すぐに会場を立ち去った。忘れ去るにはあまりにもつらい過去の出来事が頭をよぎったからだ。かつて同じように幼い子供がいる男性と恋に落ち、我が子同然に愛したその子を、自分のミスで亡くしてしまったことを。■11月からお届けしてきた三部作〈ドクターと見る夢〉も、いよいよ今月が最終話。大晦日のパーティで出会った三人が、やがて迎えるすばらしい新年を描いた、感動の物語をどうぞお楽しみください。
  • さまよう恋心
    -
    彼は私に好意を持ってくれてはいても、私を愛してはいない。そう悟った看護師のアニスは生活を変えたくて、北の果ての島に暮らす弟の誘いに応じることにした。ここはノルウェーのスピッツベルゲン島。弟の仕事仲間たちはアニスを大歓迎してくれたが、一緒に働く医師のヤーケ・ファン・ヘルメルトは、無愛想でそっけなく、アニスとはろくに言葉を交わそうともしない。結構よ。仕事以外で彼とかかわる必要もないわ。アニスは腹立たしい思いで無関心を装っていたが、ある事件をきっかけに、ヤーケを強く意識するようになる――。■白夜の国ノルウェーを舞台に、ベティ・ニールズが揺れ動く恋心を描きます。
  • しとやかな誘惑 サザンクロスの恋 I
    -
    牧師の娘として生まれたチャリティは、昔からしっかり者だった。亡くなった母のかわりに家を切り盛りし、弟の面倒もみてきた。その弟が、オーストラリアで消息不明になった!チャリティは手がかりを求めて、イギリスから南半球へ飛ぶ。だが、弟のボスだったケインは彼女を冷たくあしらった。すてきな男性だけれど、彼はなにかを隠しているわ。あきらめきれずに街へ出て、情報を集めるために慣れない酒を飲む。目覚めると見知らぬ寝室にいた。目の前にはケインが立っている。チャリティは愕然とした。私がなぜこんなところに?そこへ彼が追い討ちをかけた。「ゆうべの君はすばらしかったよ」★オーストラリアの雄大な自然の中にある美しい牧場、サザンクロス。そこを守る三人きょうだいに、思いがけない恋が訪れて……。★
  • せつない選択
    4.0
    仕事がらみで、気が進まないツアーに参加したヘザーは、集まったメンバーを見てショックを受けた。ツアー・リーダーを務めるのは、ハンター・ブラドック――十年前、三カ月間だけヘザーの夫だった男性だ。ヘザーは交通事故で重傷を負った母親の生活を支えるため、結婚したばかりの愛する夫のもとを去ったのだった。ハンターはきっと今も、勝手に家を出た私を許していないだろう。旅行の間、ハンターとはできるだけかかわらないようにしよう。今でも彼との別れを思い出すと胸が張り裂けそうになるのに、現実の彼を見たら、心も体も彼を求めてしまうに違いないから。★その結婚は、互いの心を深く傷つけたまま十年間も中断しています。ベテラン作家バーバラがひさびさに放つのは夫婦再会の物語です。★
  • ひそやかな賭
    -
    派遣看護師のコンスタンシアは仕事先のオランダで、イエルン・ファン・デル・ヒーセンという医師に出会った。ドクター・ヒーセンは優しく穏やかで、笑顔がすてきな人。一緒にいると心が安らいで、いつしか彼女は恋に落ちていた。人づてに聞いた話では、彼は決して裕福ではないようだが、コンスタンシアはむしろそのほうがいいと思った。これまで出会ったお金持ちは、心が貧しく不幸な人ばかりだった。お金などなくていい。ささやかな幸せのほうが大切なのだから、と。だが彼女はまだ、ドクターの本当の姿を知らなかった。まさか、自分の予想がことごとく覆されるとは……。★2001年6月に惜しまれつつ世を去ったベティ・ニールズ。優しい作風が今なお多くのファンを引きつけています。本作品もベティの魅力がいっぱい。静かで穏やかなロマンスをご堪能ください。★
  • 不機嫌なボスに愛を
    -
    派遣社員のソフィアは社長のアシスタントとして働くことになった。今度のボスは、不動産開発会社を率いる大富豪グレイ・バーロウ。怪我をして別荘で療養中だという彼のもとに行き、回復のための手助けをするのがソフィアの本来の役目だった。ところがグレイは静養先にまで仕事を持ちこんで彼女に手伝わせ、それ以外の世話など必要ないと言わんばかりの態度だ。ソフィアはくじけそうになる気持ちを奮い立たせた。私の料理と看護で、この不機嫌なボスの心を開いてみせるわ!そう誓う一方、本当は少し不安を覚えてもいた。あの魅惑的なグリーンの瞳と思わずキスしたくなるような唇に……。
  • 幻の情事 愛を貫くプリンス III
    -
    込み合うダンスクラブでデーン・モンテネヴァダはついにさがし求めていた女性アレックス・アクレドナを見つけた。内戦の末、デーンは敵対するアクレドナ家から政権を取り戻したが、家族とともに国外に逃れたアレックスの行方はわからなくなっていた。惹かれ合いながらも内戦によって引き裂かれた二人は二度と会うことはないはずだったが……。デーンにはどうしても彼女に会って確かめたいことがあった。そしてアレックスには絶対に彼に知られたくない秘密があった。突然現れたデーンを前にして彼女は恐怖に凍りつく。逃げなくては。いくら彼が恋しくても、秘密を守るために。◆R・モーガンがお届けしている三部作〈愛を貫くプリンス〉もいよいよ最終話。皇太子デーンの登場です。あきらめたはずの女性への思いが消えることなく胸でくすぶり、次期国王としての責任とのジレンマに悩んだ彼の決断は……?◆
  • 誘惑の真相
    -
    キムはがらんとした部屋に座り、呆然としていた。二年ごしの恋人が、置き手紙を残して出ていってしまったのだ。彼こそ“運命の人”だと思ったのは、私の勘違いだったらしい。途方にくれているうちに、キムはふと思いたった。そうだわ、幼なじみのジャックスに会いに行こう。キムは昔、なにかにつけ彼を頼り、慰めてもらっていた。失恋したとき、落ちこんだとき、ただ寂しくなったときも……。きっとまた昔のように、傷ついた心を癒してもらえるだろう。しかし、久々にジャックスに会ったキムの心は激しく揺れた。彼はこんなに男らしくハンサムで、セクシーだったかしら?★五回も結婚を繰り返した母親を見てきたせいで結婚に恐怖心を抱くようになってしまったヒロイン。彼女に未来はあるのでしょうか。実力派レニー・ローゼルの巧みなストーリー展開をご堪能ください。★

最近チェックした本