小説 - にかいどう青作品一覧

  • スベらない同盟
    4.1
    レオは、自他ともに認めるイケてる中学2年生。軽音部ではメインボーカルだし、運動だってできる。トークスキルもばつぐんだし、みんなが自分を頼ってくるのも当然だ。学校でひとりになることほど、こわいものはない。だから、一人でいることを気にしていない風の藍上が気になる。クラスのやつにこれ以上いじめられないように、藍上を軽音部に誘うが……。ちょっとしたことから、クラスの最下層に転落したレオ。自分といることで、人気者にしてやろうと、無意識に見下していた藍上にも去られてしまう。どうする、レオ!最後まで一瞬も目が離せない、ちょっぴり切なく、さわやかな読後感のYA小説! この本は、読み終わったら、必ず、読み返したくなる!
  • そして僕らはいなくなる
    3.7
    優等生の「着ぐるみ」をかぶって生活する高校生の永岡宗也。帰宅の遅い幼なじみを捜しに出かけ事故に遭った宗也は、断片的な幻覚に襲われるようになる。少女の遺体を解体するーーまるで殺人犯の目を借りたような光景。これは現実に起こったバラバラ殺人なのか? クラスで孤立している志緒と共に謎を追うが……。誰もが持つ孤独な心に共鳴する、残酷な青春と救済のミステリ。
  • 七日目は夏への扉
    3.3
    学生時代の恋人・森野の訃報。初めて聞くはずのそれをわたしは知っていた。残された証拠から推測すると、森野は自殺したのかもしれない。それも殺人を隠蔽するために。死の真相をさぐるうち、わたしの一週間が崩れだす。火曜日の次の日は月曜日。次は水曜日で……。意味がわからない。けどこれだけは言える。あいつが死ぬのは七日目だ。なら、やるべきことは決まってる――。
  • 雪代教授の怪異学 魔を視る青年と六角屋敷の謎
    4.3
    【教授の裏の仕事は、異形のモノを祓うこと―】 雪代宗司は星那多大学の客員教授であり幻想作家である。宗司はケガレを祓う力を持っており、そのケガレを利用して物語を綴っていた。大学一年生の宇佐見椎奈は、過去のある出来事から異形のモノを視ることができ、宗司のもとで助手のアルバイトをしている。 ある日、いわくつきの事故物件「六角屋敷」の噂を聞いた二人は、怪異の真相を確かめに向かうが――?

無料で読める小説

最近チェックした本