田中澄江 - 光文社作品一覧

  • 愛に生きる~旧約聖書の女たち~
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    旧約聖書には、人類の草創(そうそう)の時代から、キリストが誕生するまでのユダヤの興亡が書かれていて、どんな盛大な王の栄華(えいが)も、一茎(ひとくき)の野の百合(ゆり)の花に及ばないと言ったキリストの言葉を、まざまざと思い知らせてくれる。ことに私はこの中に、女の業(ごう)をむき出して生きる女たちの姿が、現代の女たちにも共通していることに、深い感動をそそられる(著者のことば)。
  • 女の誇り、妻の意地
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    「たくらみはそもそも、肉体と心をばらばらに切り売りできると考えたところに始まっていた。私は肉体を男に売って、女の精神の自由を確保したいとねがった」そうして、「私」は結婚したが……。自分の生き方を貫き生活力に欠ける夫。厳しい舅(しゅうと)と病気の子ども。家庭の内と外、女、妻、母としての奮闘を鮮やかに描く自伝的小説。(『犬と猫のはなし』改題)
  • 淑女の勉強法
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    現代の「淑女」とは、自分の力で、自分の道を切り開く、たくましい女性のことである。今を生きる「いい女」論には、「喧嘩のしかた」「いじめられ方」「他人を思いやる心の深さ」「ダイエット法」などが必要だ。まさに「淑女」として生き抜いた、人生の大先輩・澄江おばさんが本音で教える! 本物の淑女が書いた、本物の淑女になるための一冊。

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  • 新約聖書の女たち
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    心むなしいとき、心かなしいとき、私は聖書をひらく。子供のときから今日に至るまで、聖書はどんな友よりも親しくそばにいてくれ、心をはげまし、心を慰めてくれた。聖書の言葉はいつも新しく、いつも生き生きとしていて、もし、永遠の書というものがあるなら、聖書こそそれにふさわしいと思う(著者のことば)。
  • 日本を変えた女たち~女帝より遊女まで~
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    私は読む本では、歴史が一番好きである。無限に好きと言ってもよい。その土地土地にまつわる歴史もおもしろいが、何といっても女にかかわる歴史が一番おもしろい。自分の今日までの女としての日々と重ね合わせてみたり、自分など思いもよらない女の世界に生きた人々のことを想像したり。いのちの果ての日まで、女の歴史の本を読みたいと思う。(著者のことば)(『物語日本女性史』改題)
  • 枕草子への招待
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    自分の好きな古典を一冊あげるようにと言われたら、迷いなく私は「枕草子」をあげる。 好きという意味は、何度くりかえして読んでも飽きないから、くりかえして読むたびに、新しい発見があるからとでも言おうか。 一人でも多くの読者が「枕草子」とその作者の清少納言の好ましさを思い出してくれたらうれしい。(著者のことば)

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