しおべり由生 - オークラ出版作品一覧

  • 有閑紳士的求愛論
    完結
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    ロンドンで出会ってから一年、陸人は宿院剣悟という年下の男に口説かれ続けている。名家の当主で青年実業家でもある剣悟から捧げられる紳士的な求愛は嬉しいけれど、陸人はすっかり焦れてしまっていた。強引にすべて奪ってくれたらいいのに…と。そんなある日、クーリエの陸人は仕事先の美術館のそばで、仮面舞踏会に出るような格好の怪しい男を見かける。その夜、美術館から2枚の絵が盗まれて…?※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
  • 夜明けに咲く花の色
    完結
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    サラリーマンの江坂はある日、「高級感のあるイメクラ」と友人に騙され、秘密めいた屋敷――『籠月楼』へ連れて行かれる。そこは、政界の著名人など限られた人のみが通う現代の遊郭だと言う。驚く江坂だったが、目の前に現れた色子・婀鳥の儚く可憐な容姿に、一目で心を奪われてしまう。いけないと思いながらも、江坂は婀鳥と一夜をともにし…。禁断の恋をせつなく描いた、百花繚乱遊郭ロマンス!
  • 籠鳥は愛に鳴く
    完結
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    都心近くにひっそりと佇む遊郭『籠月楼』。そこでは毎夜、艶やかな襦袢姿の色子達が客の訪れを待っていた。ある日の朝――色子の桃雛は、泊まり客の若い男と出会う。その男は、木から落ちた鳥の雛を巣に戻そうとしていた。まだ恋を知らぬ桃雛だったが、不思議と男に惹かれ、自ら望んで“初めて”を捧げてしまう。名を告げぬまま男と別れて10年――。馴染み客の秘書として目の前に現れた伊佐原に、桃雛はかつての男の面影を重ねて…。

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