桃城猫緒 - 蜜愛セレナーデ文庫作品一覧

  • いじめないで、御曹司さま
    4.0
    1巻660円 (税込)
    「……言ったはずだ。馬鹿な女は嫌いだって」花屋で働く和(のどか) は、常連客である老人に気に入られ、彼の屋敷を訪れた。老人の正体は 日 本有数の企業グループの会長!恐縮しながら豪華なもてなしを受ける和は、そこで老人の孫である幹春と出会う。幹春は和を財産狙いだと決め つけ、酷い扱いをしてしまう。けれど、幹春が他人に冷たいのは複雑な生い立ちのせいで心に傷を負ってるせいだと知った和は、彼を癒したい と強く願うようになる。和を財産目当てと決めつける幹春は彼女が屋敷に来るたび淫らな意地悪を仕掛けるが――次第に、一途で健気な和の姿に心を解され、心惹かれていることに気が付く。ふたりの距離は急速に縮まるが、なかなか素直になれない幹春の前にある人物が現れて、状況は一変し――。ドキドキが止まらない!濃厚スイートなラブロマンス。
  • おじさま公爵のいけない寵愛
    4.0
    『この娘を他の男に抱かせるぐらいならば、死んだ方がマシだ』三歳のとき戦争で家族を失ったオリヴィアは、異国の公爵家当主ダーヴィトに引き取られて育った。仲睦まじい父娘の幸福な日々は、やがてオリヴィアの成長と共に形を変えていく。いけないと分かっていながらもダーヴィトへの執着が止められないオリヴィア。オリヴィアの世界を独占したい欲求に苦悩するダーヴィト。歪んだ愛を抱え合ったふたりは、やがて背徳の夜を迎える。オリヴィアの無垢な身体を開き、淫らな悦びを教えていくのは、いつだって温かく彼女を守ってくれたダーヴィトの大きな手だった。「ふれて、おじ様。もっと私にふれて」。ダーヴィトの蜜愛に夢中になっていくオリヴィアだったけれど、ある日、彼との関係の真相を知ってしまって……。親子愛? 男女愛? 違う、ただ愛してるだけ。――この愛に、名前なんてきっとない。

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  • おてんば令嬢に甘いお仕置きを~初恋は秘密のパレスで~
    3.5
    「私の可愛いリトル・レディ。私はお前の世話をするのが大好きなんだよ」腹黒王子の溺愛は、甘いけれど妖しくて……!? 侯爵令嬢マリーナが恋しているのは、幼なじみで宗主国の次期元首レオナルト王子。少年の頃のレオナルトは天使のように清廉で優しく、五歳下のマリーナをとても可愛がっては世話を焼いてくれていた。けれど八年ぶりに再会した彼は舞踏会で女性をはべらす遊び人になっていて、マリーナは愕然とする。 ところがレオナルトはふたりきりになると真摯な愛を囁き、うぶなマリーナにお菓子より甘いキスやとろけるような大人の快楽を教えてくれた。「本当にお前はどこまでも穢れのない身体だね」少女のように無垢な身体を、レオナルトのしなやかな指がじっくりと愛でていく。 甘すぎる恋と愉悦にすっかり翻弄されるマリーナだけれど、彼がふたりの関係を周囲に隠すのには秘密があって――。

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  • 白い記憶も愛してる~紳士社長の執着愛~
    4.5
    1巻660円 (税込)
    一九九九年冬、当時十歳の六花(りっか)は幼なじみの樹(いつき)と家族ぐるみで旅行に来ていた最中、雪崩による列車事故に巻き込まれた。樹に助けられ一命は取り留めたものの、彼女は両親を亡くし記憶も失ってしまう。 二〇一五年。六花は儚げな魅力を持つ女性に成長していたが、事故で負った傷のせいで自分に自信の持てない性格になっていた。ある日、友人の勧めで『宝生トラベル』のキャンペーンガールオーディションを受ける事になる。『宝生トラベル』は全国に一流旅館を幾つも持つ大手の宿泊施設経営会社。そのオーディション会場で六花は社長となった樹と再会した。けれど、記憶のない彼女に樹は過去を隠したまま求愛する。キャンペーンガールにも抜擢され、樹に心も身体も深く激しく愛される六花。幸せな日々を過ごす二人だが、樹が過去を隠しているのには苦しく切ない理由があった。そしてふたりに暗雲が訪れて……
  • 神獣皇帝の甘噛み求愛~花嫁は悩ましい~
    3.5
    「お前は、神の子を産む覚悟はあるか」 帝国皇帝ヨーゼフのもとに嫁いできた王女アンジェリカは、祖国より帝国の機密情報を盗み出せと命じられた諜報員でもあった。 夫と帝国を敵と認識しながらも、諜報活動のためにヨーゼフのよき妻を演じるアンジェリカ。しかし、避けては通れない同衾を目前に、神獣の血を引くヨーゼフが獅子の姿を見せる――。その姿にアンジェリカは恐れをなしたが……猫のように甘えてきたり、豪快だけど高貴で慈悲深いヨーゼフと共に過ごすうちに心惹かれるようになっていく。ヨーゼフを愛するほどにアンジェリカの心は任務との板挟みで苦しむようになり――。

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