サトじろうさんのレビュー一覧

好みが分かれる作品

X(Twitte)でのコミカライズの宣伝から
この作品を知りました。

コミカライズの方は分冊版のみで
現時点で3巻まで販売
なので完結マークがついている小説を選択

レビューをみて正直、首をかしげましたが
コミカライズされてるものに外れはないよな
と思い、読み進めました

読了後
レビューが分かれているのに納得がいきました。
確かにこれは、好みが分かれる内容ですね。
語り部口調メインで、回想が多いというか、心の声が大きいというか……
漫画でいうキャラクターの"背景の変わり様"を、すべて文字に書き留めてると言う感じでしょうか？

これは漫画化されるために書かれた作品なのでは...続きを読む？むしろ、漫画家さんへの指示書では？
……と読んでて感じるほどに、定期的にストーリーからキャラの心の声に脱線しちゃってる感があります。

初回はある程度読み飛ばして、ストーリーのみを把握。2回目でちゃんとキャラ達の心の声を拾うのが個人的にはベストですね。


内容的には、「あれ？ここで終わりですか？」という部分で終わります。完結マークがついているのに、ここからが盛り上がりどころなのでは？とそう思っていたら
ラストのページで「本書は、『小説家になろう』作品に、加筆と修正を～」の文を確認
もしかしたらと思いWeb連載の方を確認しにいきましたが、予想通り更新が続いているようです。

ちなみに続きは"第２章の14"からスタートです。
続きが気になる方は、なろうへ行くのをおすすめします。

「生活魔術師達」シリーズ5巻目

この作品は巻数の表示がありませんが、「生活魔術師達シリーズ」の5巻目にあたります
　1,ダンジョンに挑む
　2,海底神殿に挑む
　3,天空城に挑む
　4,世界樹に挑む
　5,大聖堂に挑む　← 今ココ
　6,魔女の森に挑む

ついでに言うとコミカライズも「ダンジョンに挑む」と「海底神殿に挑む」がでていますが
こちらは〝挑む〝単位(?)で別シリーズとして扱われています。

前の巻ではソーコがメインでしたが、この巻ではケニーがメインで動きます
……個人的にはボルカノさんのカミングアウトの部分が気に入ってます。