ゆりさんのレビュー一覧

最高の最終巻です

小説版を事前に読みましたが、原作にとても忠実な内容だと感じました。漫画として読むのも素晴らしい作品です。成長したゆかりんと全力で戦った蒼子、そしてその関係にもすごく感動しました。戦いの描写は躍動感があって動きがよく伝わってきました。最後まで読めて本当によかったです！

急展開の連続

次々と色んなことが起こって話がどんどん展開した。まるでダイジェストのようだった。まみりこは何があってもめげず、なんでも利用してめちゃくちゃ強い。今後どうなっていくのか気になる。

まここ・ケンケン・モアの修羅場演出で始まり、視聴者の目を惹きつけたまみりこの作戦。前回の絶望からここまでもってくるのはまみりこの手腕だと思う。視聴者は相変わらず酷いコメントを書いてきて、作中で一番悪いのはモブの視聴者たちのような気もする。修羅場を演じた三人は実際には和解に至ったようでよかった。まここにも愛し合う二人にも幸あれ。戦いはまみりこと美玲女同士の一騎打ちになり、どうなることやら。お兄さんのことを出すのは、さすがにまみりこが可哀想な気がした。

心に来た

このところギスギスした騙し合いの勝負ばかりだったけど、今回まみりことマココの本音のやり取りが聞けて少しよかった。マココの理想はまみりこの目指すものよりは緩いものだったんだね。彼女はまみりこ程の精神的タフさはないみたい。病んだ彼女に、この作品で久しぶりに人間らしさを感じた。どう続くのか気になる。マココはなんとか立ち直ってほしい。

恋愛ゼミナール開講

恋愛には興味なしという姿勢を貫く笑(えみ)は予備校講師の周(しゅう)と運命的な出会いをする。笑は中々周に心を許しませんが、周は彼女に恋愛の楽しさを教えようと"恋愛ゼミナール代々木校"を開きます。笑の変化が苦くも美しかったです！　周は優しくて笑を守ろうとするなど王子さま的でした。読んでいて楽しかったです。

最高の答え

雑誌の取材でライブハウスにやってきた主人公と、女装して歌うボーカルの清が出会いますがそれは再会でした。幼い頃相手が女の子だと思い込んで清に可愛らしい服装を教えた主人公は罪悪感のような複雑な心境に至ります。一方清も女装という人気要素とアイデンティティの間で揺れます。そして清の「本当の自分」という人気者には不可避な問題に、最高の答えが呈示されます。このシリーズの1〜4の中で一番好きです！　そして清がどのコマでも大変美しい……。

まみりこの素顔

まみりこはずっと視聴者の反応や勝つための作戦を考えているけど、たまにその戦闘モードが解けて素になって考えたりセリフを言ったりすることがある。その素顔を見るのが好きだ。まみりこ編で一番「ドラマ」な部分だと思うから。今回はずっと謎だった過去が見えて、まみりこの人間らしさ・人生が垣間見えた。

笑えるけどステキ

完璧ボーイ真輝に恋する主人公は、好きだけど決して手の届かない相手に対する恋を半分諦めかけていました。しかしあるきっかけで真輝の秘密を知ってしまい、取引でデートすることに。今まで見えなかったお互いの本当の姿を見て、2人の気持ちに変化が訪れます。恋してふっきれた真輝は可愛らしいです。幸せになってほしいです！

とてもキュートで粋なストーリー

シリーズ一作目と同様すごくキュートで元気になれるお話でした。メイクした顔とすっぴんの差の問題は女性につきものですが、主人公はとても素敵な答えを提示してくれました。最後は私もときめきました。店がまた人気になって、店長もよかったね笑笑

波乱の展開です

企画から追放されるかどうかの瀬戸際でまみりこが奮闘します。使える駒(人間ですが)を見極めて手懐けたり脅したり、以前より複雑な戦いをしているのではないでしょうか。気になる伏線もあり、今後が見逃せません。

素敵で可愛い物語

読了後こちらまで元気になれるような素敵なお話でした。主人公の恋する気持ちがひたむきで応援しながら読みました。報われてよかったです、買って読んで本当に良かったです。衣装やぬいぐるみのデザインもとても可愛らしかったです。

嫌な人間がいるもので

まみりこシリーズ新展開ですね。転落したまみりこはそれでも動画配信をやめませんね。
烈ヨシオ、というのは有名配信者を炎上させて攻撃するチャンネルをやっている配信者と作中で出てきますが、フィクションだと分かっていても読んでいて不快になったくらい衝撃的な存在でした。もし実在したら嫌だな、と思います。
まみりこは次は何を企んで誰と絡んでいくのでしょうか。今後の展開に注目です。

億女まみりこシリーズ2

チームZの態度もオーディションの内容もひどすぎて、平気な様子のまみりこはさすがのメンタルだなと感心しました。インターネットの汚い部分を凝縮したような言葉が見えました。よく表現したなと思います。別の人間を押しのけてのし上がることはまみりこにとって赤子の手を捻るようなことなのかもしれません。ようやく手に入れた立場でまみりこがどう立ち回るのかが気になります。

ちえ、よく言った

向上心がなく悪口ばかりの月美にちえはよく言ってやったと思います。ずっとまみりこに利用されてきたちえ。決して対等で健康的な関係ではなかった彼女たち。しかしまみりこはそれ以外の接し方ができなかったのかなと思いました。普通の人間であるちえが自分と対等なんてあり得ない。でもちえのことは好きだった。そんな風に見えました。いつか彼女たちに和解が訪れてほしいです。

見所です

これまで波乱の展開を繰り返してきたまみりこの物語と少しずつ明らかになる彼女たちの過去が交錯し、いよいよ正念場を迎えます。七香の正体も明らかになります。そこには想像以上に重く、またリアルな芸能界の闇を感じさせるような背景がありました。
これまでずる賢い部分も見せながらうまく立ち回ってきたまみりこですが、今回はそんな彼女が初めて我を忘れます。そのシーンは「ゴミ屋敷とトイプードルと私」シリーズ全体を通してみても最も心動かされるものがありました。ずっと追ってきた甲斐がありました。
続きが気になります。次巻も楽しみです。すぐにでも読みたいです。