【感想・ネタバレ】サボる哲学 労働の未来から逃散せよのレビュー

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Posted by ブクログ

抗い難い魅力のある不思議な本。幸福の科学の映画の話もチラッと出てくる。千眼美子の舞台挨拶までチェックしていたのがすごい。

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2021年12月18日

Posted by ブクログ

今、私が読むべき本だったと思う。「仕事」「お金」について、今までで一番考えている時だから。資本主義にスッポリはまり込んでいる。なかなかその外に出ることができない。悲しいなぁ。

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2021年12月18日

Posted by ブクログ

衝撃的でした。最近の働き方改革の関係かなあと思っていたら、油断した。コテコテのアナキストですね。こんな方がいらっしゃったとは驚きです。大杉栄も、甘粕事件も初めて知りました。資本主義が絶対だと思っていたら世代なので、新鮮でした。斎藤幸平さんの人新世の資本論とあわせて読んだので衝撃2倍でした。
警察署や機械を破壊しようとは思いませんが、将来のために今が犠牲になっているというのは共感します。

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2021年08月29日

Posted by ブクログ

ILL-BOSSTINOの影響で読んでみた。この系統の本は初めてだった、アナーキー、アナキズム。それなりに面白いが正直、人には勧めにくい…

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2023年12月25日

Posted by ブクログ

独特の文体に、最初ちょっと面食らう。
が、自分のツボには結構はまった一冊だった。

老後のために貯蓄。
明日ちょっと楽になるために、今日のうちに準備しておく。
こういう考えを美徳として育った。
今日も、明日も、きっとこうしていくのだろう。

ところが、それで長い間やっていくと、ふと気づく。
いつ「楽ができる」未来が来るのか。
このまま終わってしまうのではないか。
自分が何かに囚われている。
金銭に?
あるいはものを所有することに?
それどころか、労働そのものに?
年を重ねていくと、年々この気持ちはリアルに切迫してくる。
こんな心境でいると、この本の記述は刺ささること、刺さること。

筆者のようなアナキストが信じる共同体に、相互扶与の関係で社会がうまく回っていくのかに、にわかには信じられない気持ちが、正直に言えばある。
自分は海賊にもなれないし、ラダイトたちと一緒に運動もできないだろう。
だからこそ、かな。
何かこの本に心が揺さぶられる気がする。

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2023年06月24日

Posted by ブクログ

手に取る前に思い描いていた内容とは違っていて、特に最初の方は戸惑い、読むの止めるかと思ったものの気づけば最後まで読んでいました。

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2022年08月01日

Posted by ブクログ

よりよい家庭、よりよい老後のために、今を犠牲にして会社のために働かされる。おのずと怠けるサボタージュで、あたりまえだと思わされてきた労働の未来から自分の身体をズラしていく。それを許さない社会の権力装置を破壊する。

働かざる者食うべからず。資本主義が奴隷制度のようなものというのは、そうかもしれないと思いました。その代替はあるのでしょうか。

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2022年07月24日

Posted by ブクログ

過激な言葉が使われているせいで、はじめは抵抗を感じる。それが一章読む毎に、アナキストの主張に自分の理解が追いついていくのがわかる。読み終わって、すごくシンプルな主張だったのだと知った。

世の中のべき論は、資本主義社会のルールであるだけで、やらなくていい事があふれてる。もっと本能に忠実になっていい。

社会についていけず疎外感を感じたときに読めば、答えが載ってるわけではないけど、楽になる人がいるんじゃないかな。

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2022年04月18日

Posted by ブクログ

こんなに熱い本を初めて読んだ。
筆者の栗原さんの言葉を使えば、共鳴して、震えた。

アナキストとか、資本主義の奴隷とか、よくわからない。でも、間違いなく、私は一般常識(と思い込んでいるもの)とか、敷かれたレールとか、古き良きとか、あるかもわからない将来とか、そういうものに縛られて生きていたことがわかった。そのために今我慢しちゃあだめだよねってことも、頭ではわかった。(実行に移せるかはこれから。)

個人的には、ちょっと熱すぎて共感できない部分があった。暴動を、反逆を、破壊を、やれやれ!というような書き方はあまり好きではないな。まあ、言いたいことを我慢して、何もしないのは良くないけど。

労働について根本的に考えてみたことがない人、働くこと自体やだなって思ってる人、よかったら読んでみてください。

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2021年08月09日

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