【感想・ネタバレ】無能な癒し手と村で蔑まれ続けましたが、実は聖女クラスらしいです。のレビュー

砂礫レキ / 茶乃ひなの

若者のいない、老人ばかりの田舎の村。そこでたった一人の癒し手として診療所を営むリリアは、患者であるはずの村人たちから日々虐げられながら暮らしている。リリアの師である先代の癒し手があまりにも万能すぎたせいで、先代に及ばないリリアは未熟者なのだと蔑まれ続けてきたのだ。ある日そんなリリアのもとに、王都からとある患者がお忍びで訪れる。その正体は、麗しの女騎士・ロザリエ。彼女はある事情で癒し手を求め、遠いこの村までやってきたという。リリアの力が聖女を凌ぐほど稀有なものと見抜いたロザリエは、彼女を自分の専属としてスカウトし……無能だと思っていたのに、実はチート級!? 虐げられヒロインの大逆転ストーリー、開幕！ ※電子版は単行本をもとに編集しています。

[ゆうこ · ★★★☆☆]

実は能力のある主人公が冒険にでも旅立って活躍するかと思ったら、村を出るだけで一冊終わりました。
これは続きがあるのかな…？
前向きに村を出られたので、この先に期待したいところです。