【感想・ネタバレ】ホタルイカは青く光る(小学館の図鑑NEOの科学絵本)のレビュー

あらすじ

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日本の海にいる、不思議で美味しい生き物。

日本の海に、とっても不思議なイカがいるって知っていますか?

富山湾ではホタルイカが名物、ホタルイカ漁がさかんに行われています。
漁船が網をしかけた場所に到着すると、漁師さんが網を引き上げ始めます。

船の明かりを消してもらうと……
網の中が、青い小さな光でいっぱいです!

ホタルイカは、ふだんは水深200メートルをこえる深海でくらしています。
それが、富山湾では毎年3~5月の夜になると、メスが産卵のために海面近くにやってくるのです。

ホタルイカには、もうひとつの不思議があります。

それは、産卵を終えたホタルイカが、深い海にもどれずに、海岸に大量に打ち上げられてしまうのです。
この現象は「ホタルイカの身投げ」とよばれています。
そのようすは、まるで青い光の波がおしよせてくるようです。

産卵におとずれるホタルイカは数百万匹。
それぞれがたくさんの卵を生みます。
おとなになれるのは、その中のわずかですが、次の世代はしっかり残されていて、また翌年の春にもどってくるのです。

街のすぐ近くの海で、毎年くり返される、ホタルイカの不思議な現象を通じて、人と生き物の関わりを考える写真絵本です。

(底本 2021年7月発行作品)

※この作品はカラー版です。

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Posted by ブクログ

富山湾のホタルイカの、他の地域では見られない不思議な生態について、詳しく説明されています。写真が美しく、本格的な説明で大人も楽しく読める。文章は難しめの単語も多いので小学校中学年以上の方が理解できるかなと思う。

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2024年06月20日

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