感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
グスク
レイ
ヤマコ
オンちゃん
そして、ウタ
オンちゃんの行方は?
グスク、レイ、ヤマコの思いとストーリー!
そして、予定にない戦果とは?
Posted by ブクログ
歴史の本には語られない、戦後の米軍統治下の沖縄の様子が分かります。
第一部は、進んで読み進めるほどではなかったですが、第二部は、ハマっていきました。ただ、方言が多いからなのか、わたし自身、気持ちが寄り添えるほどの知識がないからなのか、今一つ現実味がなかったです。
今まで触れることのできた戦時中と戦後の日本の様子とはかなり違っていて、沖縄という地域での特殊性が色濃く出ているのかなと思いました。本当の部分がどこまでなのかはわかりませんが。
失った過去を抱えながらしなやかに生きる。それは一見強さを持った尊い生き方に見えるけれども、そうしなければ生きて行けない現実から、逃げられなかった結果の生き方とも言えるんじゃないかなと思いました。
Posted by ブクログ
「宝島 HERO’s ISLAND」。
文庫で上下巻。
コザが舞台の中心になる小説を読むのは、池澤夏樹「カデナ」に続いて2冊目。
時代的にも近いので、互いの理解が進んだ。
20年のスパンの物語なので、人も変われば時代も変わる。
Bob Dylan「Blowin' in the Wind」……。
本格ミステリとは違うが、いわゆる謎の引っ張りと、その真実が明かされる構成も、いい。
が、もっともいいと思ったのは、地の文の語り手が、土地の語り部、というところ。
口調はのんきだが、厳しい現実を見聞きしてきたことがわかる、ゆんたく。
語り部が、いわばカメラを当てるように視点人物(主に3人)に憑依して、語るのだ。
うがひゃあ! あきさみよう! たっぴらかすよ! かしまさんど! とか、言葉がいちいち上等ですね。