【感想・ネタバレ】戦のねだんのレビュー

あらすじ

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古代、戦国、太平洋戦争までの「戦(いくさ)」と事件をお金で読み解く、新感覚・日本史エンターテイメント

【巻頭カラーグラビア】
・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の財務力を徹底査定!
・戦国武将の経済力勝手にランキングTOP10
・歴史ドラマでよく見る「あの建物」のおねだん
・歴史的建造物、復元したらいくらかかる?

【お金と歴史が動いた日本の戦争と事件】
◆白村江の戦い→初のメイドインジャパン貨幣が誕生
◆源平合戦→敏腕ビジネスパーソン・平清盛が経済を変えた
◆元寇→勝ったのに貧しくなっていった御家人たち
◆応仁の乱→和平を目論み自腹を切った女性の正体
◆関ヶ原の戦い→「天下分け目」で得した人、損した人
◆戊辰戦争→献金と借金にたよった資金難の新政府
◆太平洋戦争→悲劇の代償は犠牲者と負債7000億円 ほか

【日本史重大事件の「お値段」】
●巨大古墳の総工費は800億円!?
●大仏は材料費だけで3300億円!?
●太閤検地でわかった日本人の真の生産力
●関東大震災の被害総額は数百兆円 ほか

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Posted by ブクログ

戦のねだん
日本史財政学研究所 COZSMIC MOOK

互いの思惑が崩れて集いに損得と言う
目先だけの利己的な駆け引きが現れると
奪い合いが始まる
それを時代や環境を超えて客観視するには
金の動きで確認するのが最適だろう

視点が変われば見える物も変わる
余剰生産物ができると奪い合いが始ま
日本で言えば史実の残る
ヤマト政権の古墳時代から見えてくる

変化することで成長していく自然の摂理
それを壊すことで太ろうとする物欲社会の姿を
金の流れで見ると
損して得取れ的な滑稽さを浮き彫りにすることができる
それにしても手段でしかないはずの経済を
理解することが物質世界にいおいて
この上なく重要だとわかる
この本によって
大きな視野で金の動きを見通す者が
天下を制していく姿を目の当たりにできる

手段である衣食住の確立を得た上で
目指すべき方向は何だろうかと言うのが
今後の課題だ
丁度この過渡期でパニクっているのが
私たちだと言うことになる

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2021年07月20日

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