あらすじ
NETFLIXで配信中。人気ドラマシリーズの原作第2弾。
フューチャー・ノワールの最高傑作『オルタード・カーボン』の続編。本作『ブロークン・エンジェル』で、リチャード・モーガンは、読者を未来の表面下に連れていき、そこで不信と裏切りと愚行を剥き出しにする。SFと戦争小説とスパイ・スリラーが融合された、名状しがたい壮大な世界を構築。確実で繊細なキャラクター造形、奇抜ながら信ずるに足るテクノロジー、スリリングで深みのある筆致――超一級のSF小説。本シリーズを原作としたNETFLIXのドラマ『オルタード・カーボン(シーズン2)』の配信が2020年に開始される。
『オルタード・カーボン』から50年後、タケシ・コヴァッチは保護国がスポンサーになっている戦争に傭兵として参加している。ジョシュア・ケンプがサンクション第四惑星で惹き起こした叛乱を制圧するためだ。その惑星で彼は計り知れない値打ちがあり、人類を破滅寸前にまで導きさえする危険な“お宝”を探す秘密部隊に加わらないかと誘われる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
俺達のタフヒーロー、タケシ・コヴァッチが帰ってきた。
今度の舞台は政府軍と革命軍がダラダラ戦っている惑星でのケイパー(戦場での盗みもの)。対象は古代火星人(!)の遺物。チームを組んで奪取に向かう。
このシリーズの特徴の一つは意識(スタック)と肉体(スリーヴ)を分ける技術が確立されていて、必ずしも一対一の関係ではなく、場合によってはスリーヴを取り替えながらの人生もありうるところ。特に軍隊は戦闘に特化したスリーヴを身にまとう必要があるので、死んでも別のスリーヴで生き返る、ってのがありである。
第一作では、このガジェットが作品全体の大きなテーマであり、あちこちに影響を及ぼしていたが、今作では所与のものとしてごく自然に扱われている。これは作者がこのガジェットを自分のものにしたということであろう。