あらすじ
「となりの億万長者」の真実の姿とは、
1- 大半は親の遺産引き継ぎなどはなし
2- 最も多い出身階級はブルーカラー
3- 経済的に規律正しい行動をすること
4- SNSなど見ないこと
5- 友人や隣人の消費行動を無視すること
倹約、倹約!
億万長者になるには高い知能も裕福な親も必要ない!
となりの億万長者は今でも生まれ続けているのだろうか。トーマス・J・スタンリー博士とサラ・スタンリー・ファラー博士による最新の研究が導き出した答えは「イエス!」だ。となりの億万長者は現在でも健在であり、いつもどおりの方法で経済的目標を達成していた。つまり、分相応の暮らしをし、過剰消費をしないで、経済的目標を達成するために自らを律した行動をしているのだ。
本書は、一代で億万長者となった人々に関するスタンリー博士の画期的な著作から20年がたった現在のアメリカの富裕層を取り上げ、詳細に分析している。新世代の家庭の大黒柱たちは多くの金融情報にされているが、本書は富を得るために何が必要かという点について、あくまでデータに基づいた結論をもとに、自らの力で億万長者になった人たちの実例を見ていく。この研究では、蓄財につながる個人の判断や行動や性格とはいかなるものかを詳しく調査し、消費、予算設定、キャリア、投資、そして経済全般についても言及している。本書を読めば、今日、市場の状況やあらゆる費用の増大にもかかわらず、経済的成功を収めるためには何が必要かを教えてくれる。
その経済的成功のために最も大切なこととは、経済問題に対して規律ある行動を取り続けることによって、長期的に収入を資産へと変えることができるのだ。その方法とは以下のとおり。
・富や収入に関する神話について、真実を実行し、ウソを無視すること
・周りにいる者たちが自分の経済面での行動に大きな影響を与えていることを理解すること
・分相応の暮らしをすること
・富の蓄積につながる行動を見定め、それをさらに発展させること
・経済的自由と生活面での自由とを同時に可能とする仕事やチャンスを見いだすこと
・知識を得て、落ち着いて投資をし、富を着実に増大させること
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お金持ちにはIS富裕層とBS富裕層がいる。
IS型は収入を見栄や消費にお金を使うタイプ。
BS型は質素倹約で規律を守り収入を富に変換する。
無駄な時間を少なくし自己投資やスキルの習得に充てる。
投資の知識も高い。
長期的な目標で規律を守る。
見栄にお金を使わない。
誠実性が高い。
芯がありブレない。コツコツと努力する。
本当のお金持ちは質素倹約で誠実性が高い。
Posted by ブクログ
FIREムーブメントの先駆けとなった「となりの億万長者」の続編。ミリオネアは大豪邸に住んでいるばかりではなく、とても身近な人々が蓄財や投資によって達成していることを教えてくれます。倹約にはげんで高級車や高級時計なども身に着けない。資産を築くために参考にすべきライフスタイルが紹介されていて参考になります。
Posted by ブクログ
前作「となりの億万長者」の続編。なんと前作の著者は飲酒運転の交通事故に巻き込まれて亡くなったとのことで、本書は娘が執筆している。
前作から30年経ち、時代も環境も大きく変わったため、億万長者の実態も変わったのでは?という疑問に答えるのが本書。
本書の結論としては、30年経った現在でもとなりの億万長者は健在であり、むしろFIREブームにより、アメリカでは億万長者が増えている。それも成り金のような億万長者ではなく、前作に登場したような質素倹約で一見するとお金持ちに見えないような、となりの億万長者が増えているのである。
本書では一貫して、収入=資産ではないと主張されている。収入がどんなに高くてもその分消費していれば、資産はいつまで経っても築かれないのであり、億万長者になることはない。億万長者になるためには、収入を富へと転換すること、消費に関して一貫性と規律ある質素な行動が大切なのである。
また、本書の調査の中で、愛情あふれる家庭で育った方が将来、億万長者になる可能性が高くなることが分かっている。両親の倹約ぶりや資金管理の習慣は、子どもたちにそのまま引き継がれる可能性が高い。逆に超消費主義の両親に育てられた子どもは超消費主義になる傾向にある。
前作にも書かれていたが、子どもに対しては親が裕福であるとを気付かせないことが鍵となる。
離婚によって、77%の富が減少すると言われている。離婚や引越し、財産分与や別れた子どもの養育費は、不幸で予定外の出費である。更にこれらの出費が将来的にリターンをもたらす可能性は低いと言える。
安定した婚姻関係は、それだけで資産である。
基本的に前作と同じ内容の繰り返しであり、同意できるところも多いが、1点だけ、学歴と資産家であることに相関関係はないという点が引っかかった。
アメリカは日本以上に学歴社会と思われるが、本当に資産家との間に相関関係はないのだろうか。
高学歴であると高収入の仕事に就く可能性は高くなるが、高消費型高収入になってしまい、資産家にはなれないということなのかもしれない。
億万長者になるための旅は、目的地に到着した時よりも、その旅路の方がはるかに大きな誇りと満足感を与えてくれる。どんなに大きなオークの木でさえも、小さなどんぐりから始まる。
相続や宝くじで億万長者になった人は、この経験が欠落しているため、あっという間に資産を減らしてしまう傾向にある。