【感想・ネタバレ】ボーンヤードは語らないのレビュー

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これまでのマリア&漣シリーズで1番良かった。

赤鉛筆は要らない
最後の九条の手紙でのどんでん返しが気持ち良くも、明かされた断罪の記録が切なさをはらんでて好き。読み終えた後にタイトルを見て「そういうことか〜」ってなるのがまた気持ちいい。異性の先輩から今日は泊まって行きなさいと驚きの提案をされるも、先輩の心情を察してスマートに対応する九条はさすが男前だ。

レッドデビルは知らない
これまた切ない。そしてヴィンセントはクソ野郎過ぎて、ホント地獄に落ちてもらいたい。ハズナとジャックが恋仲だったと警察から明かされた時は信じられなくて最後の最後まで懐疑的だったけど、結局真実だったのか。。。マリアにも秘密にしてたなんて、マリアはちょっと寂しかっただろうな。結局タイトルのレッドデビルは知らないってそういうこと?

そしてスケープシープは笑わないに続く。。。作家さんってほんと上手くストーリー考えられるよなぁと感心する。おかげで読書体験を楽しませてもらってます!次の最新作も楽しみだ。

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2023年12月09日

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マリア&漣シリーズ4作目。
今回のはシリーズ初の短編集が4つ。
どのお話も面白かったですが、いつか「レッドデビルは知らない」のヴィンセントの罪を問い詰めてほしいです。

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2023年11月05日

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『マリアと漣の知られざる過去の物語…初読みだけど…』

マリア&漣シリーズ第四弾にして、物語の時系列的には最も過去の短編集。初読みだったけど、4編とも終盤の裏をかく展開が快感だった。本シリーズ、最初から読まないと…!

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2022年09月03日

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再読(2022.01.31)

マリア&漣シリーズの短編集
主要キャラの過去が知れたり、2人がタッグを組んで初めて解決した事件があったり…
シリーズの大ファンには嬉しいお話が詰まってます。

だけどマリアの過去にあった事件は凄惨で、悲しいやら悔しいやら何とも言えない気持ちになりました。
どうか罪に問えますように。
マリアの親友が報われますように。


『今度こそ傷ついた誰かを救えるように、あたしたちは警察官になった。』

この短編集を読んだ後にこの言葉を読むと、言葉のもつ重さや深さがもっとずっと心に染みます。

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2021年09月10日

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最初のふたつは語り手が信用できないやつ…違和感はたくさんあるので、わかる人にはわかるのかな。いつもの、ひっくり返された感が好きなので一気に読んでしまうけれど。
淡々と綴られているけど、漣の後悔はけっこう深いんだろうなあ。マリアと違って、自分の大切なひとを失ったわけではない、のがまた、じわっとくる。
あとレッドデビルの冒頭が、百合っぽくてとても……好きです。

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2024年02月06日

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マリアと蓮の過去の因縁の事件トリックも奇抜で面白い。マリアと蓮が刑事になった理由、親友や友人を救えなかった贖罪からであった。次の事件に期待

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2024年01月31日

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23/10/17〜10/24
『ボーンヤードは語らない』
夢見ていた世界と違うことを知り絶望の中で、、
虐待のシーンが辛い

『赤鉛筆は要らない』
雪の上の足跡といえば、小学生の時に読んだルブランの『八点鐘』の中の『雪の上の足跡』を思い出す。あるブログによれば、ルーツはルブランで、のちの作品がバリエーションをつけて買いているのだとか。今回のスキップみたいな歩き方楽しいなぁ
でも、内容は重い。虐待のシーンがこちらも辛い

『レッドデビルは知らない』
差別描写が辛い
いつもサンドイッチを車で食べているけど、サンドイッチ好き?
ルームメイトいい味してる。大人のふりするのとか、助手としていいね
この短編集、全体的に救いがないなぁ

『スケープシープは笑わない』
こちらも人種差別
頭で理解していても、感情では差別してしまう、というのは難しい問題だと思う
よく知らないものをなんとなく忌避するのとは違って、同居し相手をよく知っていても沸き上がる嫌悪感とはどう向き合えばいいのだろうか

でも、救いのある終わり方でよかった

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2023年10月24日

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表題作であり、ジョンの過去( ? )を知ることが出来る『ボーンヤードは語らない』はジョンファンとして嬉しくなりました。


漣の過去である『赤鉛筆は要らない』は所々嫌な気持ちになりながら、読み終わりました。読み終わったあとに少し消化不良かな…?と思いつつ、タイトルの意味に気が付き鳥肌がやばかったです。ピッタリすぎるタイトルだと思います。

マリアの過去である『レッドデビルは知らない』はマリアの現在の正義感を垣間見ることが出来ました。玄関の一幕でジャックとハズナの関係は何となくわかります。でも、他のことは全然わからず…。後味の悪い切ないラストでした。


最後の『スケープシープは笑わない』は意味での短編での最後としてピッタリで、2人の初めての事件の様子、2人がどう思ったかなど分かり、楽しかったです(º∀º*)

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2022年04月12日

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マリア&蓮のシリーズの短編集。
マリアがなぜ刑事になったのかなど前日譚的なものが多く、面白かった。

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2024年01月12日

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短編集。

◎ボーンヤードは語らない
・空軍の基地内で死体発見。夜中なのに見えるはずがないから移動させてる。軍の備品の横流し。

◎赤鉛筆は要らない
・レンの高校時代の話。先輩の家で写真家の親父が死ぬ。
・先輩が犯人。行きの2人分の足跡は一度に一人でつけれる。

◎レッドデビルは知らない
・マリアの高校時代の話。唯一の親友がアパートの裏にある工場のとたん屋根の天窓を破って死ぬ。ついでにボンボンの使用人みたいなやつも死ぬ
・親友と使用人が付き合ってて、ボンボンにバレたから、使用人に親友を殺させる。ボンボンが使用人を殺して遺体を2個転がして終わり
・ボンボンが車の鍵を持ってるのがおかしい。あと親友がアジア人かと思いつつ黒人なのが叙述トリックチック

◎スケープシープは笑わない
・お母さんに殴られる…みたいな911が入り、マリアとレンで捜査。
・幼児対抗した母親が通報者。義母に殴られていた。

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2023年09月16日

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