【感想・ネタバレ】ボーンヤードは語らないのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月09日

これまでのマリア&漣シリーズで1番良かった。

赤鉛筆は要らない
最後の九条の手紙でのどんでん返しが気持ち良くも、明かされた断罪の記録が切なさをはらんでて好き。読み終えた後にタイトルを見て「そういうことか〜」ってなるのがまた気持ちいい。異性の先輩から今日は泊まって行きなさいと驚きの提案をされ...続きを読むるも、先輩の心情を察してスマートに対応する九条はさすが男前だ。

レッドデビルは知らない
これまた切ない。そしてヴィンセントはクソ野郎過ぎて、ホント地獄に落ちてもらいたい。ハズナとジャックが恋仲だったと警察から明かされた時は信じられなくて最後の最後まで懐疑的だったけど、結局真実だったのか。。。マリアにも秘密にしてたなんて、マリアはちょっと寂しかっただろうな。結局タイトルのレッドデビルは知らないってそういうこと?

そしてスケープシープは笑わないに続く。。。作家さんってほんと上手くストーリー考えられるよなぁと感心する。おかげで読書体験を楽しませてもらってます!次の最新作も楽しみだ。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月05日

マリア&漣シリーズ4作目。
今回のはシリーズ初の短編集が4つ。
どのお話も面白かったですが、いつか「レッドデビルは知らない」のヴィンセントの罪を問い詰めてほしいです。

0

Posted by ブクログ 2023年10月15日

主要キャラの過去短編集。この短編集で、"憧れや安寧を求めて、社会に踏み込んだものの外面と内面は違う”ということを教えられる。閉ざされた大小の社会の実情に踏み込んでみたら苦痛を伴い逃げられない。マリアと漣は、巨大な氷山の一角、氷山を溶かす心積もりで警察官に成ったのかと思うと胸が軋む。特にマリ...続きを読むアは、過去の事件の悔しさと悲しみを心に刻み紅玉色の瞳に熱を宿している。
トリックもそうだが、自身の経験もあって引き寄せられる短編集だった。お気に入りは、表題作とは異なる『赤鉛筆は要らない』、『レッドデビルはしらない』の2作品。
今後も続くであろう、マリアと漣のコンビの行き先を見届けていきたい。

0

Posted by ブクログ 2023年06月09日

マリア&漣シリーズ短編集。「ジェリーフィッシュ〜」直後のジョンが勤務地の空軍で起きた遺体の謎を二人に相談する表題作は、前提提示あったっけ?とちょっともやっとしたけど、後のマリアと漣のそれぞれの高校時代の話と二人のコンビを組んでの初事件はそれぞれシンプルながら綺麗にトリックが決まっているし、D...続きを読むVや人種差別が引き起こした事件の決着の付け方でより二人の人物像が明確になったので嬉しい。シリーズ番外編はこうでないと。漣の高校時代の雪密室「赤鉛筆はいらない」が一番好み。マリアの過去の事件の犯人、胸糞悪いのでこの後の話の何処かで因果応報な最期を迎えて欲しいんだけど。あ、ルームメイトのセリーヌがいい感じだったので再登場も希望。

0

Posted by ブクログ 2023年05月03日

市川憂人、マリアと漣のシリーズ4作目。
今作はシリーズ初の短編。これまでの3作が非常に魅力的であり、密室に拘る矜持やタイトルの形態を統一するやり方に作家としての拘りを深く感じ、あっという間に作者のファンになった。
 今作は短編4作からなる作品集だが、短編においても市川憂人の魅力を存分に表現しており、...続きを読むさらには読みやすさもあるため、シリーズの取っ掛かりとしても面白い(ジェリーフィッシュを受け入れる必要があるが)。
 短編において起承転結を表現するのは中々難しいが、表題作「ボーンヤードは語らない」ではタイトルすらも回収する出来栄えで衝撃的であり、更には漣やマリアの個性すら組み込んでいる。
 軍内での大きな部分は読者にもわかりやすく問題提起され、今回の事件の真相が語られていく間、少しづつピースが繋がる快感は、作者の表現力と登場人物の魅力によるものだろう。
 「赤鉛筆はいらない」は得意の密室と降り積もった雪、残された足跡の王道だが、古臭さのない、独創的なものだ。蓮の今までと違った一面が見られるだけではなく、終始冷静に彼のキャラクターを描いている。完成度も抜群で面白い。
 「レッドデビルは知らない」については腑が煮え繰り返る作品で、マリアの人物像を大きくかえた。この様な残酷な作品も描くか、と思いながらもそれを短編でつたえ、心に澱みを与える。
 図表などがなかった為、今作中で一番わかりにくいトリックだったが、完成度は抜群。バッドエンドたるべき作品。(バッドで終わるからこそマリアの決意が群を抜いて見える)
 「スケープシープは笑わない」
マリアと漣の出会い。それぞれの魅力と欠点にあふれた作品。事件事態は虐待事件の真相を巡るものだが、マリアと漣其々の名刺がわりになるストーリーだ。
 いずれにせよ、短編の作り方が非常にうまい。抜群の面白さであり、筆者のイメージが大きく変わった。次作も期待したい!!

0

Posted by ブクログ 2022年11月23日

一番好きなシリーズでしたが、正直「短編集かぁ」と思っていました。

ですが、読んでみると今までの主要キャラの過去や人柄に迫れるストーリーばかりで物凄い没入感でした。

シリーズを読んでいる人も、ここから初めての人にもおすすめの一冊です。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月03日

『マリアと漣の知られざる過去の物語…初読みだけど…』

マリア&漣シリーズ第四弾にして、物語の時系列的には最も過去の短編集。初読みだったけど、4編とも終盤の裏をかく展開が快感だった。本シリーズ、最初から読まないと…!

0

Posted by ブクログ 2022年07月16日

マリア&漣シリーズに登場するジョン、漣、マリアそれぞれの関わった事件、漣とマリアが初めて組んで対処した事件の四編からなる。だらしないマリアも、相手の顔色もうかがわずにハッキリと物言う漣も、昔からこんな性格なのだと思うとちょっと嬉しかったり。もちろんミステリーとして面白かったが、人種差別で苦しむ話では...続きを読む胸が痛くなった。この時代ほどではないが、今も完全に無くなったわけではない。多様性について議論される時代。人種差別がなくなることを切に願う。

0

Posted by ブクログ 2022年04月06日

短編集なのに本格ミステリーの完成度が高すぎます! マリア&漣シリーズ第4弾 #ボーンヤードは語らない

ジェリーフィッシュ事件後のジョン少佐をメインとした物語他、マリアと漣の個々の事件、二人がバディを組むきっかけになった事件など4編の作品がはいったマリア&漣シリーズ第4弾。

出来が良すぎっ

ズバ...続きを読むリ、最近のド本格ミステリーの短編集では一番と思えるほど完成度が高い。
短編で本格を書こうとすると謎の深みが微妙だったり、背景描写が弱かったり、展開が単調だったりしがちなのですが、本作はどれも長編にできるような存在感があるものばかり。

しかも各々の作品がしっかりと本格ミステリーで、解決されたときの納得感も激高です。そしてマリア、漣、ジョンも相変わらず人を惹き付けるキャラで描かれており、新喜劇を見ているようでニヤニヤが止まりません。

また各短編のタイトルもエッジが効いていて楽しいですね。読んでみれば、どれも意味が分かります。

■ボーンヤードは語らない ★4
軍隊の士官であるはずのジョン少佐なんですが、堅物な性格ぶりが何ともカワイイ!
マリア&漣のカラミも最高!

■赤鉛筆は要らない ★5
漣の性格と切れ味が垣間見える本作。足跡は件は唸った、スゴイ。

■レッドデビルは知らない ★5+
完璧、100点。マリアの深層心理がガツンと描かれる超傑作。

■スケープシープは笑わない ★4
切なくも事件解決に気丈に突き進む二人の心意気がかっこいい!

もともと本シリーズのファンなので若干贔屓目ではありますが、それを抜きにしても★5レベルの完成度がある本格ミステリー短編集だと思います。まだ未読の方は、是非1作目のジェリーフィッシュから読んでみて欲しい。おすすめです!

0

Posted by ブクログ 2022年03月10日

マリア&漣(&ジョン)シリーズ4

空軍ジョン少佐の要請で、マリアが軍内部の殺人事件解決の糸口を掴む表題作他

マリアと漣それぞれの過去
苦い思い出の事件〜そして警察官になりバディを組むに至る軌跡、シリーズ根幹の想いが綴られるサイドストーリーミステリ連作4短編

物語の人物像に奥行き...続きを読むを感じ、より一層好きになりました

ハイスクール時代からマリアはマリアであり、漣は漣であるなぁと納得しました

末長く続いてほしいシリーズです

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月10日

再読(2022.01.31)

マリア&漣シリーズの短編集
主要キャラの過去が知れたり、2人がタッグを組んで初めて解決した事件があったり…
シリーズの大ファンには嬉しいお話が詰まってます。

だけどマリアの過去にあった事件は凄惨で、悲しいやら悔しいやら何とも言えない気持ちになりました。
どうか罪に問...続きを読むえますように。
マリアの親友が報われますように。


『今度こそ傷ついた誰かを救えるように、あたしたちは警察官になった。』

この短編集を読んだ後にこの言葉を読むと、言葉のもつ重さや深さがもっとずっと心に染みます。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月06日

最初のふたつは語り手が信用できないやつ…違和感はたくさんあるので、わかる人にはわかるのかな。いつもの、ひっくり返された感が好きなので一気に読んでしまうけれど。
淡々と綴られているけど、漣の後悔はけっこう深いんだろうなあ。マリアと違って、自分の大切なひとを失ったわけではない、のがまた、じわっとくる。
...続きを読むあとレッドデビルの冒頭が、百合っぽくてとても……好きです。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月31日

マリアと蓮の過去の因縁の事件トリックも奇抜で面白い。マリアと蓮が刑事になった理由、親友や友人を救えなかった贖罪からであった。次の事件に期待

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月24日

23/10/17〜10/24
『ボーンヤードは語らない』
夢見ていた世界と違うことを知り絶望の中で、、
虐待のシーンが辛い

『赤鉛筆は要らない』
雪の上の足跡といえば、小学生の時に読んだルブランの『八点鐘』の中の『雪の上の足跡』を思い出す。あるブログによれば、ルーツはルブランで、のちの作品がバリエ...続きを読むーションをつけて買いているのだとか。今回のスキップみたいな歩き方楽しいなぁ
でも、内容は重い。虐待のシーンがこちらも辛い

『レッドデビルは知らない』
差別描写が辛い
いつもサンドイッチを車で食べているけど、サンドイッチ好き?
ルームメイトいい味してる。大人のふりするのとか、助手としていいね
この短編集、全体的に救いがないなぁ

『スケープシープは笑わない』
こちらも人種差別
頭で理解していても、感情では差別してしまう、というのは難しい問題だと思う
よく知らないものをなんとなく忌避するのとは違って、同居し相手をよく知っていても沸き上がる嫌悪感とはどう向き合えばいいのだろうか

でも、救いのある終わり方でよかった

0

Posted by ブクログ 2023年08月13日

マリア&漣シリーズ4作目。今までの3作は事件がメインのイメージやったけど、今回はマリアや漣のバックボーンが知れて2人への厚みがグッと出た感がある。マリアと漣のことさらに好きになった。

0

Posted by ブクログ 2023年08月03日

漣とマリアの過去に起きた事件の短編集。漣とマリアが最初にコンビを組んだ時の事件も面白かった。一番好きなのはマリアの過去の「レッドデビルは知らない」かな。
結構U国の人種に関する問題が多め。
それにしても2人ともキャラが正反対なのに、いいコンビで好感持てる。

0

Posted by ブクログ 2023年04月13日

本作はマリア&蓮のエピソードゼロである。彼らはどのようにして警官への道を歩むようになったかが描かれている。一つ一つは独立した話だが、ドラマとしては繋がっていて連作のような形式を取っている。
一つ一つの話に詰め込まれた謎が実に素晴らしく読み応えがある。たった4つの話しか収録されていないが、それでも満腹...続きを読むだ。ミステリファンにはぜひ読んで欲しい逸品だ。

0

Posted by ブクログ 2022年09月23日

登場人物に魅力を感じたのも、このシリーズを読み続けている理由ですが、彼らの事がより一層魅力的に感じられる様になった一冊でした。短編集だったのも、家事の合間に読めてありがたかった。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月12日

表題作であり、ジョンの過去( ? )を知ることが出来る『ボーンヤードは語らない』はジョンファンとして嬉しくなりました。


漣の過去である『赤鉛筆は要らない』は所々嫌な気持ちになりながら、読み終わりました。読み終わったあとに少し消化不良かな…?と思いつつ、タイトルの意味に気が付き鳥肌がやばかったです...続きを読む。ピッタリすぎるタイトルだと思います。

マリアの過去である『レッドデビルは知らない』はマリアの現在の正義感を垣間見ることが出来ました。玄関の一幕でジャックとハズナの関係は何となくわかります。でも、他のことは全然わからず…。後味の悪い切ないラストでした。


最後の『スケープシープは笑わない』は意味での短編での最後としてピッタリで、2人の初めての事件の様子、2人がどう思ったかなど分かり、楽しかったです(º∀º*)

0

Posted by ブクログ 2022年01月25日

ジェリーフィッシュシリーズの短編集。マリアとレンのそれぞれの過去の事件の話。二人の人となりがよくわかった。とくに「レッドデビル~」がよかった。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月12日

マリア&蓮のシリーズの短編集。
マリアがなぜ刑事になったのかなど前日譚的なものが多く、面白かった。

0

Posted by ブクログ 2023年10月12日

このシリーズ初の短編集であり、マリアと蓮の学生時代のエピソードとあって期待が高まったのだけど、
うーん…
彼らは昔から変わらず、こういう雰囲気だったんだな。
2人の性格や行動に、過去と現在で大きな違いはなく。
過去の出来事をきっかけに、何かがすごく変わってたりすると意外性があって良かったんだけど。。...続きを読む
もうあと少しだけ、深く!キャラクターの内面を深掘りしてくれたら、このシリーズをもっと楽しめそうな気がする。
次作に期待!

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月16日

短編集。

◎ボーンヤードは語らない
・空軍の基地内で死体発見。夜中なのに見えるはずがないから移動させてる。軍の備品の横流し。

◎赤鉛筆は要らない
・レンの高校時代の話。先輩の家で写真家の親父が死ぬ。
・先輩が犯人。行きの2人分の足跡は一度に一人でつけれる。

◎レッドデビルは知らない
・マリアの...続きを読む高校時代の話。唯一の親友がアパートの裏にある工場のとたん屋根の天窓を破って死ぬ。ついでにボンボンの使用人みたいなやつも死ぬ
・親友と使用人が付き合ってて、ボンボンにバレたから、使用人に親友を殺させる。ボンボンが使用人を殺して遺体を2個転がして終わり
・ボンボンが車の鍵を持ってるのがおかしい。あと親友がアジア人かと思いつつ黒人なのが叙述トリックチック

◎スケープシープは笑わない
・お母さんに殴られる…みたいな911が入り、マリアとレンで捜査。
・幼児対抗した母親が通報者。義母に殴られていた。

0

Posted by ブクログ 2023年04月11日

マリア&連シリーズ4作目。
マリアと漣のキャラクターが結構好きでシリーズは順番に読んでたけど続編が出てるのは知らなかった。ジェリーフィッシュを読んだのが5年以上前なのでマリアと漣以外のキャラクターは忘れてた…ジョン少佐て誰だっけ。また文庫本で読み返そうかな。
「ボーンヤードは語らない」ジョン少佐の事...続きを読む件。第一発見者の証言の矛盾はマリアに頼らずともわかりそうなものだけど。これを読み解いたマリアさすが!とはならなかった。
「赤鉛筆は要らない」高校時代の漣の事件。2023年に雪の密室トリックの新作を見るとは思わなかった。タイトルが良い。
「レッドデビルは知らない」ハイスクール時代のマリアの事件。マリアは昔からマリアだった。刑事になったマリアがヴィンセントを法の下で裁く話が見たい。
「スケープシープは笑わない」二人がバディを組んだ最初の話。「レッドデビル~」もだけど、人種差別問題はやりきれない……そして最後はジェリーフィッシュの物語に繋がる。やっぱり読み直したいな。

0

Posted by ブクログ 2023年02月23日

なんかシリーズ通してこれが1番読みやすかったし面白く感じたのは短編だからかな。最後のループ感も良いし。

0

Posted by ブクログ 2022年10月10日

事件の真相への興味というよりは、キャラクターの掘り下げが中心だったかな。短編でサクサク読めたのはよかった。

0

Posted by ブクログ 2022年06月02日

いわゆるシリーズの短編集であり、二人の過去から最初の出会いの事件を描く、ちゃんと面白い短編ミステリ集でした。

0

Posted by ブクログ 2022年02月14日


ジェリーフィッシュは凍らない
ブルーローズは眠らない
グラスバードは還らない

シリーズ第四作目にして、
マリアと漣、そしてジョンが出会う前の物語。

・ボーンヤードは語らない
・赤鉛筆は要らない
・レッドデビルは知らない
・スケープシープは笑わない

型にはまらない、赤毛の悪魔マリアが
どうし...続きを読むて刑事になったのか、その過去が明らかに。

そして、新着冷静な漣や軍人然としたジョンが
マリアと出会う前の物語。

ドロドロしたミステリーではなく、
最後解決した後に、人の心の物悲しさや
悲哀が感じられるミステリー。

第5弾があれば、またぜひ読みたいです。

0

Posted by ブクログ 2022年01月20日

過去から現在、未来へと続く、ジョンとレンとマリアの短編集。
バックで流れるストーリー性は抜群だけど、事件解決の推理パートが私にも勘付ける甘めなテイスト。これで長編ばりのミステリーだったら言うことなしだけどな。

0

Posted by ブクログ 2022年01月03日

シリーズ4作目にして、初の短編集。
表題作の他、マリアと漣がそれぞれ学生時代に遭遇した事件によって、刑事を志した理由が分かるのが、シリーズ最初から読んでいるファンには堪らない。
短編集ではあるけれど、それぞれに異なるトリックが絶妙。
書下ろしで収録されているジェリーフィッシュ事件の前日譚でもある漣と...続きを読むマリアの出会いを描いている作品が一番面白い。
ただ作品の出版ペースがそこまで早くないので、もうジェリーフィッシュの頃の話を思い出せないのが難点…

0

「小説」ランキング