【感想・ネタバレ】精密と凶暴のレビュー

関俊介

古来より権力者の密命を請け暗躍する戦闘集団「シノビ」。超常的な能力を持つ彼らを、人は重宝し、恐れた。時はくだり、現代。シノビの末裔たるトウコと能力者のシヤは、内閣情報調査室・八田稔の下、秘密裏に問題処理にあたる。そんな二人に舞い込んだ、ある外務省職員と元公安の調査依頼。踏み込むほどに非道が明らかになり……。超絶アクションと謀略の渦が巻き起こす、新時代のノンストップハードボイルド！

[ブクログ · ★★★☆☆]

古来より権力者の密命を請け負う極秘組織「シノビ」。時はくだり、現代。シノビのトウコとシヤに舞い込んだ依頼は、国の闇に迫るヤバすぎる仕事だった。超絶アクション×スリリングな頭脳バトル! 五感揺さぶる新時代のノンストップハードボイルド!

古来より権力者の命により闇の仕事を請け負う謎の殺人戦闘集団「シノビ」。その末裔シヤとトウコが、最初から最後まで鉄砲ぶっぱなしまくりの超大作。シヤとトウコがすごくいいキャラをしていて話の掛け合いが楽しい。あの国会議員が図々しく店に現れたときの絶望感。ピンチの原因全部こいつだし。こいつだけは好きになれないな……。