【感想・ネタバレ】旅と料理のレビュー

細川亜衣

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台湾・中国・韓国・インド……、フィガロJPとフィガロ本誌連載で綴られた、料理家・細川亜衣の原点ともいえる、旅から生まれる料理のこと。レシピのない家庭料理や食堂の味を舌と記憶にとどめ、台所でよみがえらせる一皿に隠されたストーリー。料理とレシピ、そしてエッセイを美しい写真とともにまとめた１冊。

[ブクログ · ★★★★☆]

『旅と料理』。好きなものしかない。
台湾、モロッコ、インド、イタリア等々。細川さんが旅した先々のエッセイとレシピ集。こんな文章が書けることに、こんな料理が作れることに憧れます

[ブクログ · ★★★★☆]

様々な場所で味わった食と食にまつわるエッセイ。
高級レストランが出てくるわけではない。
各地で味わい、おいしいと思った食べものの根底にあるのは、あたたかいもてなしの心も含まれており、人々の暖かさを感じることができる。
話も1ページで終わるものから10ページ前後のものまで、気分によってどこから読んでも内容に関して迷子になることはない。写真も多く、カラー・モノクロと意識して使い分けられているかと思う。