あらすじ
◆人類の歴史と叡智を力に変える「最強のブックガイド」◆
「ビジネスの世界で修羅場をくぐってきた堀内さんならではの選書。
この二百冊を読めばその人の知的生産力は桁違いに高まる。」
――山口周氏
「ビジネスは人間の営為。
本書は、その本質の追求すなわち人間の本質に近づく最高の『知の航海図』である。」
――冨山和彦氏
「ペスト禍がニュートンに万有引力を発見させたように、
コロナ禍は堀内さんに『読書大全』を書かせた。
そう言いたくなるほどすごい本。
これはいったいなんという本でしょうか…。
普通はトレードオフになるはずの情報の「質」と「量」とが、
とんでもなく高い次元で両立していることにまず圧倒されました。
なんという濃密さ。なんという情熱。これを「偉業」と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょう! 」
――孫泰蔵氏
重大な選択を迫られたとき、危機的な状況に陥ったとき、
人生の岐路に立たされたとき……真の読書体験が、
正解のない問いに答えるための「一筋の光明」となる。
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Posted by ブクログ
古今東西の哲学、科学、経済、宗教など古典を網羅した大部なガイド本。著者は金融業界出身でバブルやリーマンショックを経験し、リーダーに求められる教養の必要性を説く。作家が解説する読書ガイドよりは説得力があり、学際的で知的刺激が与えられる一冊。
Posted by ブクログ
はじめにに「どんなにたくさんあっても整理されていない蔵書より、ほどよい冊数で、きちんと整理されている蔵書の方が、ずっと役に立つ。同じことが知識についてもいえる。いかに大量にかき集めても、自分の頭で考えずに鵜呑みにした知識より、量はずっと少なくとも、じっくり考え抜いた知識のほうが、はるかに価値がある」という、ショーペンハウアーの『読書について』の引用に膝をうちつつ、ページをめくりました。
がむしゃらに知識を詰め込んでいく年齢や時期というのも必要なんだろうけど、最終的に、何をもって最終というかは別として、あらゆる知識をまとまった良識に統合していって、行動に結びつけていくことが人生において重要だな、と思いました。
目録としても使えますし、電子書籍で読むよりは、本棚において、古今の名著を再読するのもよいですが、本書をみて概要を思い出すのに使う、という感じでもいいかもしれません。