【感想・ネタバレ】読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著者の趣味趣向でオススメの本を羅列するのだはなく、各分野ごとに体系的に勧めてくれおり、順序に沿って読み進めるだけどその分野のどのような推移を辿ってきているのかを大雑把に掴むことができる。第1章の大枠の流れを説明してくれている部分と合わせて、本書を通して総合的に学ぶこともできている、ありがたい。

問の端緒は哲学にあり、そこから派生して自然科学隆盛の世界に偶然にも生きている私ですが、人間の究極命題、私とは?世界とは?を探究し続けるアプローチが仔細化しているだけで、目的は共通してるのではという印象。

200冊全てを読破できれば良いのですが、まずは今の自分により興味が惹かれたものから順にチャレンジしていく所存ですり

1
2021年09月11日

Posted by ブクログ

辞書的本 著書が、ビジネスリーダたちに理解してもらいたい、人類の歴史に残る名著を理解してもらいたいが目的です。

構成は以下です。

序章 学問の構造と本書の構成
第1部 人類の知の進化
 第1章 宗教と神話
 第2章 哲学と思想
 第3章 経済と資本主義
第2部 人類の歴史に残ろ200冊
 第1章 資本主義/経済/経営
 第2章 宗教/哲学/思想
 第3章 国家/政治/社会
 第4章 歴史/文明/人類
 第5章 自然/科学
 第6章 人生/教育/芸術
 第7章 日本論

第1部は、各章に図があって構造が示されています。
 哲学と思想、経済と資本主義については、20世紀の世界観かと
 構造、流れを知るにあたってのガイダンスの解説です
第2部は、ひたすら200冊の本の紹介です。
 第5章 自然科学、第7章 日本人論 については、ちょっとものたりなかったが、それ以外は、ほぼ現代までをカバーしているかと思います。
 
掲載されている本をどれだけ、カバーしているか
著者がカバーしている分野を、自分としてどれだけ注目しているかなどを比較しながら読み進むのも、ちょっと楽しいかと思います。
本書を参考にして、たとえば、ITなど、自分だけの分野の地図をつくっても面白いとおもいました。

0
2022年01月10日

Posted by ブクログ

200冊のあらすじと解説を見開き1ページで述べている
分野別の目次になっているが
巻末に年表が有り、歴史とその時代の有名図書を紹介している。

年表から気になった本から読み込む。

子供と片っ端読みたい

0
2021年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

古今東西の哲学、科学、経済、宗教など古典を網羅した大部なガイド本。著者は金融業界出身でバブルやリーマンショックを経験し、リーダーに求められる教養の必要性を説く。作家が解説する読書ガイドよりは説得力があり、学際的で知的刺激が与えられる一冊。

0
2021年09月29日

Posted by ブクログ

圧倒的なインプット(読書)とアウトプット(著作)の量に驚かされた。いつか読もうと思っていた本が多く取り上げられており、改めて古典の重要性を認識した。

0
2021年08月16日

Posted by ブクログ

宗教、哲学、経済の歴史をざっくり概観した後、200冊の書評(リストだけなら300冊)。難解と言われる本もなんのその、一体どうやったらこんなにちゃんと読めるんだろう。
積読しておいて、読む本に困ったときや、難解書の導入に使いたい。

0
2021年04月10日

Posted by ブクログ

筆者が実際に読んだ本が体系的にまとめられている。
各本の紹介に入る前に、序章で前提知識として、宗教・哲学・経済の説明がある。
(自分にあまりなじみがないためか、宗教の説明が難しかった。)
各本の紹介は、簡潔にまとめられている。得に6章の人生・教育・芸術が印象に残ったので、幾つかの本を読んでみたいと思う。

0
2022年08月07日

Posted by ブクログ

これ自体から学ぶというよりは、現代においてどれだけ学ぶべき良書とされるものがあるかについて絶望するのにちょうど良い本だと思いました。
学びに合わせて、何度か読み直したい本であると思えました。

0
2022年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめにに「どんなにたくさんあっても整理されていない蔵書より、ほどよい冊数で、きちんと整理されている蔵書の方が、ずっと役に立つ。同じことが知識についてもいえる。いかに大量にかき集めても、自分の頭で考えずに鵜呑みにした知識より、量はずっと少なくとも、じっくり考え抜いた知識のほうが、はるかに価値がある」という、ショーペンハウアーの『読書について』の引用に膝をうちつつ、ページをめくりました。
がむしゃらに知識を詰め込んでいく年齢や時期というのも必要なんだろうけど、最終的に、何をもって最終というかは別として、あらゆる知識をまとまった良識に統合していって、行動に結びつけていくことが人生において重要だな、と思いました。
 目録としても使えますし、電子書籍で読むよりは、本棚において、古今の名著を再読するのもよいですが、本書をみて概要を思い出すのに使う、という感じでもいいかもしれません。

0
2021年11月05日

Posted by ブクログ

分野ごとに歴史的名著たちの概要と関係性を俯瞰して把握できる。
この本を読むだけで紹介されている200冊の内容を理解することは不可能だが、書店で何か一冊でも見つけると「おっ」と思って手に取るようになる。そんなきっかけを与えてくれる一冊。

0
2021年09月24日

Posted by ブクログ

古典のブックガイドですね。
1部は、宗教、哲学、経済の概説が書いてありますが、
それぞれの入門書、概説書に書いてあるような事が書いてあります。
この著者の独自性はなく、冗長に感じました。
1部で全体の位置付けを行なっていると言っていますが、概説としては紙面が少なく、教科書的な記述になっています。
科書的内容でしたら専門分野の哲学入門のような本の方が、分かりやすいと思います。
2部の200冊は、量がすごいです。
古典をこれだけ纏めた労力には敬意を表します。
網羅性があるので気になっているものをピックアップして読むのが良いと思います。

0
2021年07月19日

Posted by ブクログ

<目次>
はじめに
序章 
第1部 人類の知の進化 
 第1章  宗教と神話
 第2章  哲学と思想
 第3章  経済と資本主義
第2部 人類の歴史に残る200冊
 第1章  資本主義/経済/経営
 第2章  宗教/哲学/思想
 第3章  国家/政治/社会
 第4章  歴史/文明/人類
 第5章  自然/科学
 第6章  人生/教育/芸術
 第7章  日本論

<内容>
500ページに及ばんとする読書本。人類の叡智を詰め込んだもの。ブックガイドとしても優れる。読みごたえもあり、読みたくもなる。  

0
2021年05月27日

Posted by ブクログ

本書の前半では、宗教、哲学・思想、経済学の歴史について概説した上で、
後半では、前半の歴史を踏まえながら、人類の歴史に影響を与えた本として、経済、宗教・哲学・思想、政治・社会、歴史・文化人類学、自然科学、人生論など、日本について、と分野別に合計200冊の本が紹介されている。
(紹介されている本の数は経済と宗教・哲学・思想の分野がかなり多めになっている。)

全体的に、あくまでも著者が読んできた上での概説になっており、それでも体系的な知識を一通り読むにはいい本だけれど、
自分でちゃんと読むべきだな、というのが1つの感想。

もう1つ思ったのが、この本のように歴史を踏まえながら本を紹介してくれているからこそのもので、
人間の知識は偉大なものであっても時代や歴史に影響されて、その時代と状況ならではにできているのだなぁということ。
それでも、その中には時代を超えて変わらないものがあるだろうけれど、きちんと読み解くには、歴史状況を踏まえておく必要があると感じた。

0
2024年01月03日

Posted by ブクログ

途中で挫折。作者の解釈による、物事の考え方のレッスン、という感じ。難解な本をゆっくり読む時間があれば、これを手引きに読んでみる、という感じか。これ自体を、読む、のも時間がないとキツい。 再挑戦で読み切る。考え方のヒントになる本の紹介。

0
2023年05月05日

Posted by ブクログ

◾️気づき
世界のリーダーが読んでいる書籍の要約本
良い気づきはどんな書籍も1Pくらいに要約が出来る内容で、
これまでの当たり前が当たり前ではない時代が必ず来るということ。

◾️Todo
今後も沢山の書籍を読んで常に自分の考えと予測を事実に合わせてアウトプットしていく。

0
2022年01月18日

Posted by ブクログ

読書大全という著書名から、読書法やアウトプットの仕方などの本かと想像していましたが、全く違っていました。
冒頭、著者の読書に関する考え方も触れていますが、内容の大半がビジネスリーダー向けのブックガイドとなります。
ジャンルとしては、経済・哲学・歴史・科学が中心です。
ただ、単なるブックガイドというだけでなく、まずは歴史的に「宗教と神話」「哲学と思想」「経済と資本主義」の流れを振り返ったのちに、歴史的名著と呼ばれる書を紹介していますので、全体像が掴みやすくなっているのは特徴だと思います。
とはいえ、歴史的名著と呼ばれるだけに、要約された内容ですら難解なものも多いのも事実です。本書で自分の興味のある分野を読み込み、原書を手に取るという形で活用したいと思います。


▼ビジネスリーダーにとって、良書が必要。それは危機的な状況に立たされたときに付け焼き刃で読む、お手軽なノウハウ本ということではなく、常日頃から人間としての練度を高めておく、つまり人間としての基礎体力や体幹を鍛えておく
▼自然科学は我々に「意味」の世界についての手がかりを提供してはくれません。結局、我々は自分が何者なのかを知るために、終わりのない旅を続ける旅人のようなものです。その答えは誰かが与えてくれるものではなく、我々一人ひとりが自分の力で探し求めるしかありません。そして、その旅を続けるための良き道しるべになってくれるのが、良書との出会いなのです。
▼本を読むというのは、ただやみくもに頭の中に知識のバベルの塔を構築することではなく、思想・知識・洞察・確信を融合し。ひとつにまとまった良識や正しい判断や行動に結びつけていくためのものです。まず自説を立てて、それを強化し補強するために読書をして、自分の頭で考えるということが肝要で、これが単なる博覧強記の愛書家と、偉大な思想家や人類の進歩に貢献する人との決定的な違いなのです。

▼現代の大きな特徴は、資本主義の拡大とともに経済と科学の領域が肥大化し、その反面、宗教は大きな物語を提示する力を失い、哲学もその領域をどんどん狭められてしまったことです。フリードリヒ・ニーチェの「神は死んだ」(「悦ばしき知識」)という言葉は、この弱体化した宗教への批判であり、西洋文明を支え続けた思想の死を告げるものでした。
▼学問分化の流れ
 宗教=神話+自然(世界)+人間(自分)
  ↓
 宗教=神話  哲学=自然(世界)+人間(自分)
  ↓
 宗教=神話 哲学=人間(自分) 科学=自然(世界)
  ↓
 宗教=神話 哲学=人間(自分) 科学=自然(世界)
 経済学=経済(社会)

<目次>
学問の構造と本書の構成
第1部 人類の知の進化
第1章 宗教と神話
第2章 哲学と思想
第3章 経済と資本主義
第2部 人類の歴史に残る200冊
第1章 資本主義/経済/経営
第2章 宗教/哲学/思想
第3章 国家/政治/社会
第4章 歴史/文明/人類
第5章 自然/科学
第6章 人生/教育/芸術
第7章 日本論

0
2022年01月10日

Posted by ブクログ

残念ながら自分にはあいませんでした。
各ジャンル毎に良書と言われる本をピックアップし、2ページに要約しているので、本の概略を知るには適していると思います。ただ自分の読んだ本数冊の概略を読んでみると、やはり2ページでまとめるのはかなり無理がある様に感じました。良書の索引本として活用出来るのでは無いかと思います。

0
2021年10月28日

Posted by ブクログ

本書は、2部構成になっていて、1部では、人類の知の進化として、宗教と神話、哲学と思想、経済と資本主義の概略が著者によって示される。
第2部では、200冊からなる書評が続く
一章 資本主義、経済、経営
二章 宗教、哲学、思想
三章 国家、政治、社会
四章 歴史、文明、人類
五章 自然、科学
六章 人生、教育、芸術
七章 日本論

200冊の書評は凄い。自分がここで挙げられている本をどれだけ読んだのか?数えてみたら18冊(タイトル)だった。 読んだからどうって訳でもなく、趣味として気になるタイトルが有れば読む程度の自分としては、意外に多かったか? 
仕事にも役に立つ本として読むとしたら、どんな本が良いかなぁと思ってる40代位の人向けの本です。

0
2021年10月02日

Posted by ブクログ

非常に困難なビジネス経験を積んだ著者だからこそ紡げる、実践的かつ体系的な教養の書の入り口。哲学、経済、歴史、文化、そして日本論それぞれに、体型整理と名著の内容が紹介されている。自分自身の今の課題感によって、飛び込んでくる書物や内容は異なるだろうから、悩んだらまたパラパラ見て考える道標にしたい。

0
2021年04月25日

「学術・語学」ランキング