【感想・ネタバレ】旅鉄BOOKS 036 美しき鉄道橋の世界のレビュー

あらすじ

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川や渓谷、街に架けられた鉄道橋。その形式は「トラス橋」、「アーチ橋」、「吊橋」、「斜張橋」など様々なものがあり、同じ形式でも作られた年代や場所、また四季によっても変化を楽しむことができます。本書では、現役で使用されている橋だけではなく廃線によって今は列車が走ることのない橋梁なども当時の写真とあわせて多数掲載。各地の土木工事現場や産業遺産、鉄道関連の施設にも数多く足を踏み入れている著者・武田元秀氏が橋の歴史や形式等を分かりやすく解説します。旅に出たくても出ることができない今、一枚絵のように美しく切り取られた写真とともに、「美しき鉄道橋の世界」を体験することができます。
本書の特徴①
全ページカラーで橋の美しさを堪能!
本書では、日本各地を3章に分けて地域別に橋を紹介します。
橋の所在地や路線、橋の名前が入っているので「見たことはあるけれどどこにあるのか思い出せない」というときでもすぐに調べることができます。
また、全ページカラーで、私たちが普段見ることのないアングルから橋を堪能でき、橋の持つ新しい美しい一面を発見することができます。
本書の特徴②
廃線ファンにもおすすめ!
また、現役の橋梁だけではなくタウシュベツ川橋梁や宮守川橋梁、笹無田川橋梁など人気の廃線にある橋梁も紹介。廃線ファンも楽しめる一冊です。
本書の特徴③
橋の基礎に詳しくなれる!
鉄道橋を見る上で必要な知識はたくさんありますが、その中でも知っておきたいのが橋の名称。本書のコラムでは橋の名称をレクチャーしています。桁橋、ガーダー橋など、聞いたことはあるけれどどういったものか分からない、という人でもこれを読めばもっと橋の形式や構造に詳しくなれます。また、日本各地の被災した橋を紹介。第六只見川橋梁や千曲川橋梁など災害によって崩落した橋の現在の復興状況を解説します。

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Posted by ブクログ

このアングルで写真をおさめるってことは、電車に乗っていたら無理なので、おそらく興味はあっても鉄道橋を改めて見に行くことはなさそうです。

明治から昭和初期くらいに鉄道が開通した箇所が多く、当時は最先端な技術と多大な労力で橋を建設したんだろうなぁと思います。

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2021年07月12日

Posted by ブクログ

鉄道橋について注目したことはなかったが、今回の本を読むといろいろな鉄道橋が日本にあり、「目の保養」になっているものもある。




現在、日本全国を旅できる状況ではないので、この本をめくって旅した気分になる。




真っ赤な橋梁が印象的なのが、秋田内陸鉄道 秋田内陸線 大又川(おおまたがわ)橋梁だ。秋田内陸線のシンボルとして宣伝ポスターなどに登場するそうだ。




紅葉の時期になると観光客や写真愛好家が多くやって来る。実際に眺めてみたくなった。





鉄道橋にもいろいろ種類がある。その中で「ラーメン」が気になった。「ラーメン」と言ってもズルズルすするのとは関係なく、ドイツ語の「額縁」を意味する単語だった。複数の橋脚と橋桁という違う部材同士が一体になるように結合した「剛結合」による構造をいうと説明している。




この他にもいろいろな鉄道橋を紹介している。
現役のものもあれは、路線の廃止後も残っているものもある鉄道橋も風情があっていいなあ。

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2021年05月04日

Posted by ブクログ

裏表紙には、ポートアイランドから写した写真が掲載されている。

新淀川橋梁、余部鉄橋など近畿地方の鉄橋は、通ったことがあったり見たことがあったりで、興味はつかない。

阪神間の各都市で年に一回開催される市展で、アマチュアカメラマン、はいアマチュアであっても、鉄道橋の写真を入線させるのはなかなか難しい

何年か前、尼崎市展でベテラン女性カメラマンが、
由良川橋梁の写真を入選させていた。

川面が荒れる中、電車が通過している写真だったと記憶している。
地元の人から情報を得て、撮影に出掛けたとご本人から直接聞いた。
かように橋梁写真をものにするには、条件を要する。

中井精也や山﨑友也とは異なる視点で、4人のカメラマンが、素敵な橋梁写真を提供してくれている。

楽しめる一冊だ。

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2021年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現役橋梁から廃線橋梁まで、よりどりみどり!
個人的には鉄道橋といえば飯田線!というイメージがあるけれど、本書ではあまり触れられず残念。

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

<目次>
第1章  北海道/東北/関東
第2章  中部/近畿
第3章  中国/四国/九州

<内容>
鉄道橋(廃線も含む)に特化した紹介本。写真が美しいので見惚れるが、自分が行ってもこのように撮れるわけではないし、鉄道橋の種類はカタカナが多くて、今ひとつ理解できないので、眺めるで終わりにしよう。

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2022年12月06日

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