あらすじ
昔はどこにでもあった少し不思議で大切な何か、
そんな何かを思い出させる優しさあふれる日常物語。
不思議と感動がいっぱい。
都会から遠く離れ、豊かな自然に囲まれた黒沼村。
村の傍にある森の奥には〈禁忌の場所〉があったが、
村人たちは森を愛し、そこにおわす神々の存在を信じていた。
村で生まれ育った中学生の桜大(おうた)も、不思議なできごとをいくつも体験してきた。
「センセイ」と呼ばれている謎の男に導かれ、桜大が森で見出すものとは--。
日本の原風景を鮮やかに描き出す、優しく心温まる物語。
〈目次〉
四季うつり
センセイ
あとがき
感情タグBEST3
桜大の不思議な森
香月日輪先生の作品が好きでたまらないのですが、もう新しいのは読めないので、以前に買った紙の本も持っているけど、電子版も買ってしまいました。不思議だけど、身の回りに根ざしたものもあって、日本の原風景だなーと思うところが魅力です。
Posted by ブクログ
桜大の成長物語。
昔懐かしい田舎で少し怖く感じることもある不思議な体験が黒沼村では起きていて、そんな村で過ごす桜大と村の人達のお話です。
緑や空気、食べ物も美味しい場所って素敵だな~と思いつつ不思議体験を自分もしてみたいなと思いました。以前読んだ黒沼とも繋がりがある作品みたいなのでもう一度読み返してみようかな。
Posted by ブクログ
ドキドキわくわくはしないけど、なんだかしっくりくる日本の原風景が味わえる。そんな場所は体験したことないけど、それに違和感抱かない自分は日本人なんだと思った。
昔から謂れがある場所ってなんらかの理由があるんだろうことが想像できる。