【感想・ネタバレ】人類にとって「推し」とは何なのか、イケメン俳優オタクの僕が本気出して考えてみたのレビュー

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Posted by ブクログ 2024年03月03日

表現力が凄くて、尊敬するくらい推しへの語彙力の高さにずっと笑ってた(笑)

今まで祖母目線オタクだったけど、これからはイマジナリー寮母オタクを私も目指そう!
オタクをファッション感覚なのはちょっと違うなーって思ってたから、ハッキリ言ってくれてスカッとしたので推しを持つオタクさんには絶対楽しめる1冊
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この本の中で1番好きなフレーズに【織田信長だって人間50年とか言ってるのに、我々なんて人生100年時代とか言われて」は100%共感と笑い

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Posted by ブクログ 2023年09月04日

10年以上推しがいる生活をしてる私にとって共感するところがありすぎて首がもげるぐらい頷きながら読んでました。自分の感情を言語化されて気持ち的にもスッキリしました。

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Posted by ブクログ 2023年04月22日

後輩社員によるおすすめ本。
推しをする気持ちは分からないけど、推しをする人の気持ちはほんの少し分かった気がした。
軽快な文章でストレスなく読め推しの文化を垣間見れる。秀逸な一冊です。
著者のスタンス=寮母のような、推しているつもりが自分を推してくれている。分かりみが深いです

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Posted by ブクログ 2023年03月08日

めちゃくちゃ面白かった、、、、、。
隅から隅まで全て面白かった。
横川さんの文章好きすぎる。
推しがいるって素晴らしいなあ。
推しは社会を回す。

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Posted by ブクログ 2023年02月17日

いわゆる「オタク」の娘に勧められて読み始めた。筆者の語彙が豊富でとても面白かった。
かつてはネガティブに捉えられていた「オタク」という言葉も今や市民権を得、シニア向けの雑誌にも「推し活」が勧められるようになった。
対アイドルや俳優のみならず、趣味など自分が夢中になれることがある人にとっては、こんなに...続きを読む豊かな表現力で語ることのできる筆者に羨ましさを感じつつ、共感の嵐となると思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年11月01日

いいなあと思う俳優やアイドルに、「推し」までの気持ちになることに自分の中で葛藤があった。そこまでする意味や、そこまでハマって結局自分に何が得られるのか。
どっふり沼に浸かる知人を見て、少し羨ましくもあり、しかしそこまで行って行き着くところはなんなのだろうと。
この本はまさに、そこをピンポイントで言語...続きを読む化してくれていた。好きなものは好き、グッズも欲しくなる、課金もしたくなる。
そして得られるものとは。生きる活力、元気や癒しを日々もらっているのだ。なぜ気づかなかったのだろう。それを楽しく紐解いてくれている。
推しはお守り。明るく沼に浸かれる気持ちにさせてくれた。

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Posted by ブクログ 2021年07月29日

【感想】
面白い。とにかく語彙が豊富で面白い。「推し」とは何か、深く考えたことがなく、表紙に惹かれ読んでみた一冊。文量に対し、体育の授業並みに、一瞬で読み終える。何かを全力で「好き」と思えるオタクは素晴らしいものだと感嘆させられる。人生を豊かにしてくれる。そんな「推し」を持つ人生にまさに脱帽してしま...続きを読むった。「お金や時間がもったいない」「結局、自己満足じゃん」といわずに、この本を手に取り、「推し」ライフを満喫してほしい。
【アクションプラン】
・努力は夢中に勝てない。夢中になれる何かを探し続ける。

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Posted by ブクログ 2021年01月23日

この本の内容、分からん人には分からんやろうなぁ。
ちなみに、私は分かる人です。
むしろ、今まで言語化できてなかったことが、
筆者のおかげで言語化できて、理解が深まった。
自分のことが書かれているのかと思ってびっくりした。

最後のほうは、現代社会が抱える問題にもそっと触れていると思う。
私も「推し」...続きを読むに見られていると思って、悪いことはなるべくしないでおこう。

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Posted by ブクログ 2023年03月25日

私自身押しはいないのですが、気になって見てみました。推しがいるとメンタル強くなる、日常に彩りを与えてくれるのでしょう。
推しの名前がtwitterのトレンドに上がると『なにかやらかした?』と思うという気持ち。なるほど。
推し活って流行ってますが、何かを『好き』ってすごいパワーをもたらしてくれるのでし...続きを読むょうね。
私も推しが欲しくなりました。

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Posted by ブクログ 2023年03月21日

自分の好きなものを好きなだけ誉めちぎった上に拡散できて満足してる(であろう)平和な本。

好きが過ぎて喉元までスキスキダイスキが込み上げてきて吐きそうって思ったこと、確かに経験あるけど、なんだかきっとちょっと違うね。
やっぱ、わからん。

推しっていう存在があるって平和。
っていうのだけは解った。
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Posted by ブクログ 2022年07月04日

推し活をする人のインサイトを捉えたくて読んでみた。本質的には、「推しに幸せになってほしい」みたいな、ある種の愛がベースにあるのかもしれないなぁと思った。と言いつつ、神でもあるみたいで、だからこそ「尊い」という表現がなされている。

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Posted by ブクログ 2021年11月22日

巧妙な言い回し、面白くてインパクトのあるパワーワード、分かる~~~!!と共感するお話などで読んでて楽しく、心が豊かになった。「推し」の存在で人生を楽しむって素敵だと思わせてくれた。

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Posted by ブクログ 2021年10月14日

電子書籍。
全ての「推し」がいる人に読んで欲しい本。読んでいて思わず「わかりみがやばい」と頷いてしまうこと間違い無し。そして横川さんの熱意と愛情がたっぷりと抜群の言葉のセンスで書かれており、読んでいて思わず笑ったり突っ込んだり、楽しく拝読しました。私も語彙がなく「顔がいい!!」とついつい言いがちだけ...続きを読むど(もちろん顔だけじゃなく全部好き)、なるべく言語化してこうと思う。そして特に推しが複数いるメリット等書かれてる部分はとにかく共感!!予定は忙しいけれど、推しがたくさんいるって本当幸せだよなと改めて思った。

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Posted by ブクログ 2021年08月09日

文章はややくだけていて人によって好みが分かれるかもしれないが、若俳オタクの熱量が乗っかった文章を求めて読んだので楽しめた。後半の、筆者の姉が十年来のファンをやっているキンキのライブで10代の頃から変わらぬ横顔を見せている様子や、筆者が表に出した文章で自分の「好き」が世間に認めてもらえた様子には、心揺...続きを読むさぶられて普通に泣いてしまった。推しのいる人生は良いな……。

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Posted by ブクログ 2021年05月05日

首がもげるほど頷き、ニタニタしながら読んでたのに、最後には感謝と多幸感でじんわり温かい気持ちになった。そして、好きな人(=推し)がたくさんいる私ってもしかして最強じゃんって誇らしく思えた。

とにかく、推しのいる人には読んでほしい。(推したちの一部を背景に撮影)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月12日

独身未婚中年男性が読んでみました。
自分はオタク(アイドルオタクではない)なので、オタクにとっては普通のことがかいてあるなと、ふむふむと読みました。

自分はステレオタイプなジェンダー観なので、この著者の方がイケメン俳優推しというのをきいて、「なんで男性「なのに」男性アイドル好きなのか」が気になりま...続きを読むした。本の中にもありましたが、著者の方はヘテロ男性のようです。
私はヘテロではないので(カミングアウトはしていない)、イケメン男性は好きですが(ただし、某大手事務所所属の男性アイドルは昔から苦手。世の多くの女性が好むような男性は自分の好みではなさそうです)、「ヘテロではない」という理由があるので、それを深く考えたことはありませんでした。
ですが、ヘテロ男性の場合、男性俳優を推すのに理由が必要なんですね。もっとも、理由なんてなくてもいいはずなので、いろいろ面倒ですね。
この事が書かれている章とは別に、最初のほうでそれに少し触れているところで、「若手俳優が「好きなタイプは?」と聞かれるのと同じぐらい聞かれまくってる」とのことで。この質問も、言葉には出さなくても意図するところは「好きな異性のタイプは?」ということなんでしょうから、これからこの質問もタブーになるのかもしれません。

「ポンコツが許される」という内容もありましたが、「※ただし、イケメンに限る」というのを地でいっているようでおもしろかったです。
この著者の方ではなかったかもしれませんが、推し俳優の脱ぐ姿が見られるかもしれないドラマがあるので期待、とあって見てみましたが、全然脱がなくてびっくりしました。

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Posted by ブクログ 2022年09月03日

 では、なぜこんなにも僕たちは好きな人のことを第三者に広めたいのか。それはもちろん推しのことを知っている人を増やしたいというファン心理もあるでしょう。が、もっとシンプルに言うと、好きな人や好きなものについて話すのは、それだけでめちゃくちゃ楽しいことだからです。
 …いくつになっても僕たちは、こと好き...続きを読むな人やものに関しては、布団をかぶって声をひそめて友達同士こっそり打ち明け合った10代の頃と何も変わらないのです。
 …
 そんな中で、好きなものを語ること。愛のある言葉にふれること。それは、悪意と嫉妬とマウントが充満する現代社会における最高のデトックス。


 けれど、ありがたいことに、今の僕たちの日常は細々とした問題はあれど、桶狭間に放り込まれた雑兵のように、生きるか死ぬかの切迫感はほぼなくて。信長ですら人間50年とか言ってるのに、こちとら人生100年時代です。そういう何もしなくても普通に生きのびてしまうことの多い成熟社会で正気を保って生きていくには、何かし自分の価値を認識できないと無理。それがなかなか日々の生活では感じられないからこそ、自分はここにいるんだ、ここにいていいんだと思わせてくれる存在として、推しは求められている気がします。


 さらに言うと、インスタって無課金ゾーンだと思うんですよ。無料で使えるし、ただフォローするだけで推しの美しい顔が日々供給されてくる。座ってるだけで推しの新しい写真がわいてくるなんて、かけ流しの温泉かよ。もう雑誌とかブロマイドとか買う必要なんてね~~~。となるはずが、なぜかその逆。供給が増えれば増えるほど、もっと推しにふれたくなる。ザイオンス効果と言いまして、接触頻度が上がるにつれて相手に好意を持つのは心理学的にも有名な話。そんなザイオンスの掌で転がされるように、有料ゾーン(雑誌、写真集、DVDなど)に手を出してしまうのです。ザイオンスめ〜。
 付け加えると、そもそも散財自体が、強い快楽の伴う行為なのです。なぜ人はお金を使うと気持ちがいいのか。それは、ほしいものを手に入れる所有欲と、何かしら推しに貢献できる奉仕欲、そして汗水流して稼いだお金を浪費している背徳感の3つがセットで味わえるから。

■オタクが現場に惹かれる3つの精神
・推しに圧倒されたいというひそかなマゾ精神
・推しの成長を見届けたいという保護者参観精神
・オタクが現場に行かないと推しが生活できないという貢ぎ精神


 でももしその前提で、最後に推しとは何かと聞かれたら、僕はこう答えます。推しとは、「お守り」。
 きっとこれからも日常は煩雑なことがいっぱいで、うまくいかないことや心の折れそうなことがたくさん待ち構えているんだと思います。そのたびにすっ転んだり、落っこちたり、さんざん痛い目を見て泣きわめく夜もあるだろうけど、胸ポケットに推しというお守りがいる。それだけで、ひとまず涙を止めるきっかけになる。立ち上がれそうにないどん底で上を向く希望になる。立ち向かうのは自分自身だけど、臆病で小心者の自分を奮い立たせる一粒の勇気になる。
 自分が推しているつもりが、気づいたら自分を推してくれている。それが、推しなんじゃないかと思います。

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Posted by ブクログ 2022年02月23日

AKBが流行りだした頃から「推し」という言葉を頻回に聞くようになった。
推しがいることで人生が潤うのは言うまでもないけれど、それを上手く言語化した本という印象。
ジェンダーにも触れた部分があるのが今どきという感じ。

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Posted by ブクログ 2021年08月09日

なんだろう。こういう感覚って、昔から持ったことがほとんどない自分と筆者の熱の入れ込みように、途中、濃いめの豚骨ラーメンのおかわりをさせられている様な…
でも、こういう人がいて成り立つ構造って大昔からあるわけで、おかしな事とは思わなかったし、男色も別に近年始まった訳でも無し。(筆者本人は、そうとは言...続きを読むってない)能力に惚れ込むのは、人間として当然の事。

煌びやかな芸能界は幻想の世界って言ってた人がいて、まぁ、そんなもんだろうなぁ〜 くらいの認識だったんだけど、六本木のキャバクラに連れて行って貰ったときに、電○のお偉いさんが1人で来ていて、暗い店内で若いねーちゃん1人に執拗に迫ってるのをみて、「彼女も芸能界に入りたいんですよ」って、これまた芸能界に入りたい若いイケメンの店員から聞かされたりして… そう言う世界もあるし、この本に描かれているようなピュアな世界の住人もいるのが人類。
仕事関係でアイドル推しの方もいて、新幹線に乗って応援に行くと聞いた時に、魅力はどこに?って聞いたら、この本に書かれているのと同じように「顔ですかね」って言われて、納得出来たような出来なかったような複雑な感じも受けたけど、この本で理解… 出来たわけじゃ無いw まぁ、趣味として、自分が充実した生活できるならいいねくらいの感じか。

本としては、筆者の娯楽の書き手としての能力は、高いと思うし、何やってもいい訳ではないという倫理観をさらりと述べているあたりは、趣きがあって読みやすいけど、内容は背脂マシマシの豚骨ラーメンな感じ。

自分の子供がこうなったらどうかと問われたら… ほどほどにねって感じかな。醤油ラーメンくらいが良いよって。  

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Posted by ブクログ 2021年02月20日

自身もイケメン俳優推しだというライターの横川良明さんによる、「推し」についてあらゆることが語られた一冊。芥川賞も『推し、燃ゆ/宇佐見りんさん』が受賞するなど、今やメジャーとなった『推し』という言葉、本書では「推し」の概要から「推しが結婚した際のオタクの反応」「推しがスキャンダルを起こした際の乗り切り...続きを読む方」まで、「推し」の深淵まで切り込んだ作品であり、横川さんの実体験を交えて語られていて非常に面白かった。劇団雌猫さんの本が好きな人にはオススメ。

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